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#翻訳
エッセイ337.翻訳の沼(20) アデル の"Hello"その3.= "California dreamin'"がわからないと訳せない
このテーマ、こだわりすぎてめちゃくちゃなことになっています。
ほんと、すみません。
行きます。
アデルの名曲、"Hello"を、拙いながらも翻訳しようと思うと、
一番つまづくのが、以下の部分です。
Hello, can you hear me?
I'm in California dreaming
about who we used to be
When we were younger and
エッセイ328. 翻訳の沼(17) "When I was your man" by Bruno Mars
いつも考えるのですが、日本語は、話している人によって、
口調ってとても違ってきますよね。
英語のネイティブじゃないから断定してはいけないのですが、
例えば、
Did you eat my sandwitch?
を日本語で言うとすると、
「あなたは私のサンドイッチを食べましたか?」
では全然足りず、いろんな言い方があります。
4歳児⇨ママへ
マ〜マ〜、純くんのサンドイッチ食べた?
8歳児→4
エッセイ322.翻訳の沼(15)アデル"Million Years ago"(1)
難しい、本当に難しい翻訳。
他人様の翻訳の中に、誤訳ではないかと思われるものを見つけては悩み、
(どうすればよかったのかと)、しかし自分だって必ず、気付かずに誤訳をやっているわけで・・。
自分のHPも、夫と、プロの翻訳家にと2回チェックしてもらいましたが、それぞれ国の違う人たち(アメリカとNZ)から、いくらでもダメ出しがきました。
だから、ずぶずぶと今日もはまる翻訳の沼。
訳していて、自分が
エッセイ229.おうちでロスト・イン・トランスレーション(14)評価って
昨日の続きです。
今日は、 evaluation と 評価 のずれについてです。
英語人の夫の中には、会社用語の「評価=evaluation」には、
年に一度、上司と面談して、自分のこの年に成し遂げられたことを披瀝し、評価されるっていうあれ、会社の文脈だと、それしかないのですって。
なので、
「頑張った社員は評価されるが、そうでない社員は評価されない」
という一文を、米国の本社向けに
エッセイ147.翻訳の沼(13) それが日本にないので ②ブッククラブ
「デスパレートな妻たち」のような、アメリカのホームドラマを見ていると、
よく、
「ブッククラブに行く日だわ」とか、
「今日はブッククラブがあるの」
というような台詞が出てきます。
見ていると、誰かの家に近所の友達同士が集まり
(私がドラマで見たことがあるのは女性だけですが)、
お菓子や飲み物が そこに用意されていたりするようです。
そのときには、一緒に黙って本を読むのではなく、
かといって
エッセイその89.翻訳の沼(5) 私もしょっちゅう誤訳例大祭
先日、米国人で 日本語⇨英語 の翻訳を仕事にしているAさんに、
私の拙訳を直していただく機会がありました。
Aさんは、言いにくそうに教えてくれました。
「tamadocaさん、翻訳、よかったのですが、
一つだけちょっと気になることがありまして・・」
(ちなみに、会話は全てこの通り、日本語のみです)
この翻訳は、去年翻訳コンクールに応募して、
かすりもしなかったものです。
以下に
原文 ⇨