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雑記集

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雑草という名前の草はない。 雑記という名前の記事もない。
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2019年12月の記事一覧

コレも、あるね。

コレも、あるね。

冷蔵庫に昨日のおかず
何作ってあったか、すぐ忘れます。冷蔵庫に昨日つくって、食べて、残った汁物だとかお惣菜だとかを入れておくのですが、そのことを忘れて、また新しく汁ものやお惣菜をつくってしまうことがあります。で、あとで冷蔵庫を開けて思い出すのです。

「うわっ。コレあったよ」

「つくる」ときに多く開けるのは、野菜室と冷凍庫です。冷蔵庫はスルーしがちなのです。だから、冷蔵庫を見る前に調理に

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サイコパスチェックに思う(オレ、高層マンション住まんし)

サイコパスチェックに思う(オレ、高層マンション住まんし)

『サイコパス』というアニメ作品があったので、それを見て私は「サイコパス」という単語を知りました。それ以後、「サイコパス」という言葉が日常会話の中でも使われたり、メディアの中でも頻繁に登場するようになったように思います。それまで知らない言葉だったものが「自分の知っている単語」になったことで、その存在に気付き、認知する回数が増えたせいもあるでしょうし、実際に、色々なところでいろいろな人がその言葉を使う

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挑戦者vsチャンピオン

挑戦者vsチャンピオン

言うだけって、ほんとかんたんです。電子のネットワーク上にこうして書くのは、もっと簡単かもしれません。なんの責任もないところでの発言って、鼻水みたいなもんです。乾いたら、もうどこかへ行って、何もなかったかのようになってしまいます。あんまり不純すぎる発言は、むしろこびりついて汚れが頑固に残るかもしれません。

私はコーヒーが好きです。で、みんなもコーヒー好きだよなぁと思います。あちこちにコーヒー屋

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東千京葉

東千京葉

千葉って遠いですよね。いえ、そんなこと言ったら怒られるか。というか、嫌な気持ちになる人もいるでしょうか。でもむしろ「ああ、はいはい。そうだよねぇ」と一緒に笑ってくれるかもしれないとも思います。千葉にだっていろいろあります。東京との境目付近ならば、東京の人から見てもそう遠くないかもしれません。もちろんほかの県境もあります。私が東京出身だから東京を基準にしてしまっていますが。広いからいろんなところがあ

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離れるほどに、関係は安定する。

離れるほどに、関係は安定する。

私は、すぐ夢中になってしまいます。顔を近づけて、一生懸命対象を見ようとします。鼻を突っ込むようにして、においを嗅ごうとします。耳の後ろに手をあてて「パラボラ」をつくり、音源に片方の耳を向けて聴覚に集中します。なんなら、目を閉じて。

対象から離れたら、詳しい外見はわかりにくくなってしまうかもしれません。名画と言われる絵を、100メートル離れたところから見るんじゃ、なんだか見た気がしないかもしれ

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Contents...

Contents...

本の導入部にならぶ文字
本が好きで、ちまちま読んでいます。その本の、タイトルなんかが入った扉ページの次くらいにだいたい書いてあるのが「Contents」、「目次」といった単語です。その本に含まれている内容を一定範囲ごとに括り、把握することができます。

番組がコンテンツにあたる
新聞のテレビ欄というのがあって、何時からどの局でどんな番組をやっているというのが一面におさまっています。ずらずらっと

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与え合いのプラットフォーム

与え合いのプラットフォーム

反響をもらえることがある
ここにあるような文章を、自分のサイトやらSNSやらで公開するという活動をやり始めて2年半以上が経過しました。こんな私の文でも、読んで、ネット上でリアクションを示してくれたり、直接会ったときに「読んだよ(どうだったよ)」といった反響をいただけることがあります。

読まれなくても書いてしまっている 筋トレとしての反復
読まれなくても、書いてしまっている自分がいます。いえ、

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百面相の素性

百面相の素性

ある人に、ほかの人と似たところを見出すとする。「この部分は私の知っている誰かに似ているな」というのを「つぎはぎ」していく。すると、「どこかで見たことあるような人の集合」のできあがりだ。唯一無二なんかじゃない、どこかで見たことのあるような、ありふれた人。そうやって人を見る。そんな見方がある。そうやって、私はほかの人を見る。ほかの人も、私のことをそうやって見ているかもしれない。

でも、そのつぎは

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しゃべるアメーバ

しゃべるアメーバ

「お前、たいしたことねぇなぁ」を言ってくれる人は少ない。

私はよく、自分を小さき者のように言いがちだ。驕っているとか、自信過剰で周りが見えていないとか思われるのは恥だと思っているからだろう。で、実際に私が小さき者かどうか知らないが、たぶん小さき者と思って間違いないだろう。「たぶん」なんて言ってしまうあたりが、まだまだ恥ずかしい奴である。

自分で自分のことを小さく言うのは、保身とか予防線

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2020年にスルーパス

2020年にスルーパス

人口が減る減ると言われている。なぜそう感じるかというと、そういうことを言う人やそういうことが書かれた資料を私が気にしているからである。労働力も減る減ると言われている。人が減るのであれば、「人」の中でその一部が「労働する人」なのだから、それは自然にそうなるものと理解できる。「人」の総数は減るけれど「労働する人」の数が保たれるという可能性は、正直ありえないと思って間違いない。私ごときが言う「間違いない

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Sugoroku

Sugoroku

そしてふりだしにもどる

どこかを目指して行くのです。あるいは、どこかを目指すなんてしないでも出かけるのです。で、ここがゴールかななんて思う場所に着くのです。あるいは、そこがゴールだなんて気はしないけれど、ふうっとひと息ついてしまう瞬間が訪れるのです。そこに至ったかと思ったら、そこがまたスタート地点だということに気付くのです。句読点。息継ぎ。中継基地。そんなようなものかもしれません。

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感動アンプリファー

感動アンプリファー

私の日々は、あんまり変わり映えしない。派手でもないし、そんなに見習うべきところがあるたいそうなものでもない。地味でチョボチョボで目立たず、似たようなことばかり繰り返している。

そんな日々を「いいんだよ、これでいいんだ」と支持すること、誉め称え賛辞することは、自己弁護のような気がしてしまう。他の人がそうやって讃えてくれるぶんにはいい。でも、自分で言ってたんじゃぁ、ときにその弁護が惨めな気持ちを

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ラグタイム

ラグタイム

ちっちゃく変わるとする。で、その変わった方向にまたちっちゃく変わるとする。それをどんどん続けていけば、大きな変化になる。

一回で、極端に大きく変化するのはむずかしい場合がある。どこかに大きな負担を強いるかもしれないし、その無理がたたって、壊れる、消失するといった結果を迎えるかもしれない。そうならないために、変化を小分けにするという手法は有効そうだ。より遠くから俯瞰しても認められるような、大き

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独楽まわし

独楽まわし

コマを回す。回っている状態は、止まっているよりはよっぽど変化し続けている。でも、次第に回転が遅くなり、不安定になり、軸がブレて、重い部分が低く下がりだし、やがては何かにはじき出されたみたいに転がって横になって止まってしまう。そういう顛末を一度や二度や三度以上見たことがある人にとっては、回っているコマがこのあとどうなるかは予想しやすい。

コマが回って転げて止まるなんてことは、短い時間に起こる些

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