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本の導入部にならぶ文字
本が好きで、ちまちま読んでいます。その本の、タイトルなんかが入った扉ページの次くらいにだいたい書いてあるのが「Contents」、「目次」といった単語です。その本に含まれている内容を一定範囲ごとに括り、把握することができます。

番組がコンテンツにあたる
新聞のテレビ欄というのがあって、何時からどの局でどんな番組をやっているというのが一面におさまっています。ずらずらっとその面を見るだけでも、なんとなく番組を見たような気になります。実際に番組を見て、それなりにおもしろく時間が過ぎていくがそれだけで済んでしまうこともあれば、思いのほか感激したり影響を受けたりして、人生が少し変わって行くきっかけになることもあるでしょう。

文化祭
高校生の頃、「文化祭」がありました。芝居、ライブ、漫才、カフェ、お化け屋敷、展示、体験…基本的には何をやってもいいわけで、自分たちがやりたいこと、それをやることで、他の人にも見てもらえたり参加してもらえたりすることを考えて、実現に向けて動き、本番を迎えて、撤収や後片付けをして、振り返ってああだこうだ言い合うわけです。

講座の企画 教育の仕事
私は、市民対象の講座の企画や運営を日々の仕事のひとつとしています。みんなで集まって話し合うとか、講義を聞くとか、映像や出版物をいっしょに鑑賞するとか、実習するとか、外に出て行って歩いてみるとか、その形式は様々です。学びの設定を何にするかを考えて決める必要があって、趣味的なものごとが当てはまる場合もあれば、身の安全や人々の権利を揺るがしかねない深刻な社会問題を真っ向からとらえるという設定もありえます。誰が何を学び、何を達成するのか。それ次第で、ふさわしい設定は変わってくるでしょう。私は地方自治体、その地域の教育委員会が設置する公共施設でおこなわれる事業を企画する役割を担っていますから、基本的にその対象は、その地域の市民ということになります。

学校の先生も、生徒を対象にして、「学び」にどういう方法で取り組むべきか、日々考えていることと思います。学校で学ぶことというのは、その要点が定められていると思いますが、細かい学習方法などは先生たちに委ねられる部分が大きいでしょう。

問題を「課す」「課される」意識が強勢にならぬようにやるにはどうしたらよいのか。工夫を問われるのが、楽しみややりがいでもあるし、苦しみや悩みになることもあるでしょう。逃げてばかりでもいけないでしょうし、追いつめてばかりでも壊れてしまいます。面白くなって、夢中になって、自分で手を伸ばしてやることは実になるのでは。

それが仕事 コンテンツ制作 コンテンツ流通
やりたいことをやること。それを歓迎する人がいること。快く思ったり、「それが欲しかったんだよ!」と言ってくれる人がいること。それって理想だなぁと思います。なんて素敵な仕事なんだろうと思います。やっていたら、それが仕事になっていた。 仕事って、いやなことをやって対価を得ること。そういう側面もあることと思います。対価を得たいから、やっている。それって、やりたいことのうちに含まれるのではないかとも思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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