マガジンのカバー画像

オリジナル小説

16
私が思いつきで書いているオリジナル小説です。 基本短編です。
運営しているクリエイター

記事一覧

アイドルはパチンカー#2「私のルーティン」

アイドルはパチンカー#2「私のルーティン」

1話はこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

☆登場人物紹介

・有栖川 桃華(22)
→アイドルグループ「リアルマドンナ」のメンバー。
かつてはセンターを務めるほどの人気だったが
スキャンダル以降、人気が低迷し選抜に入ることがなく
アイドルとしての目標もない。
そんな時に出会った「パチンコ」にハマってしまい隠れて打ちにいっている。
YouTubeチャンネ

もっとみる
オリジナル連載小説「アイドルはパチンカー」#1

オリジナル連載小説「アイドルはパチンカー」#1

「みなさん、今日は来てくれて
ありがとうございました〜!!!」

熱気で包まれた小さな劇場は
この挨拶とともにペンライトの光が消え

会場が明るくなり、一気に現実へと戻っていく。

日本のアイドル産業は拡大を続け
様々なアイドルが日々こうして
日本の老若男女のストレス発散となっている。

ただ、その一方

アイドルという職業は「制限」が多く
寿命も短い非常に大変な職業である。

スマホの普及によっ

もっとみる
【オリジナル小説】タバコやめたら?

【オリジナル小説】タバコやめたら?

「タバコやめたら?」

私は友人、恋人、同僚からこの言葉を何回聞いただろう。

20歳になった時に、興味本位で始めたタバコ。

知らぬ間にタバコ無しでは生きていけない体になっていた。

現代は健康に気をつける人や、周りへの副流煙の問題
それから、オリンピックが開催されることから
喫煙者は肩身の狭い思いをしている。

いつからだろうか。
タバコミュニケーションと言って
喫煙所で話す同僚としか会話しな

もっとみる
【オリジナル小説】ウイルス目視録

【オリジナル小説】ウイルス目視録

「俺は死ぬのか・・・・」

頭の中でこれまでの走馬灯がよぎる。

そもそも、何で俺は今生死をさまよっている。

いつものように大学に向かうため
家を出たはずだ。

俺は当時の事を、思いだしていた。

細い道から猛スピードで向かってくる車。
俺が車に気づいた時は「時既に遅し」

そのまま激突した。

アニメのように空を舞いながら飛ばされる中で

最後に目に入ったのは、
運転席で意識を失っている男の姿

もっとみる
【オリジナル小説】俺の名は。6話

【オリジナル小説】俺の名は。6話

5話はこちら

現在3話まで無料更新中!!

最初から読みたい人はこちら

※現在こちらは有料となっております。
しかし、徐々に無料になっていきます。
今すぐ読みたい人だけ、購入してください

以下本編

もっとみる
【オリジナル小説】俺の名は。5話

【オリジナル小説】俺の名は。5話

4話はこちら(3話まで無料配信中!!)

※こちらは只今有料でのみ配信しております。
しかし、特定のタイミングで無料に切り替えます。
先読みしたい方のみ購入してください。

以下本編

もっとみる
【オリジナル小説】俺の名は。4話

【オリジナル小説】俺の名は。4話

3話はこちら

※2話が無料配信に切り替わりました!!

https://note.com/bamboochan/n/n515a2b7e020f

※こちらは只今有料でのみ配信しております。
しかし、特定のタイミングで無料に切り替えます。
先読みしたい方のみ購入してください。

以下本編

次の日、俺は思いついたある作戦を伝えようと家に里中を呼び出した。

里中がすぐにやってくる。
「昨日の報道の

もっとみる
【オリジナル小説】俺の名は。 3話

【オリジナル小説】俺の名は。 3話

2話はこちら

以下本編

「あれ、俺の家ってどこだっけ。。」

今日の朝は里中が迎えにきてマンションの地下駐車場から乗った。
車は当然窓に黒いシートが貼ってあって外が全然見えなかった。

当然、入れ替わった時もいきなりヨシタクの家にいたため
どこだか全然分からない。

ただ、わかるのは窓から見たあの東京を見下ろせる高さ。

里中に「俺の住所なんだっけ?」って聞こうとも思ったが、
自分の家の住所を

もっとみる
【オリジナル小説】俺の名は。 2話

【オリジナル小説】俺の名は。 2話

1話はこちら

以下本編

次の日、鳴り響くインターホンで俺は目を覚ました。

眠い体を叩き起こして玄関を開けるとそこにはスーツ姿の男性が立っていた。
「あの〜新聞なら間に合ってます」そう言ってドアを閉めようとした時

「拓郎さん、何寝ぼけてるんですか!!私ですよ!マネージャーの里中です。」
あっそうか。そういえば俺ヨシタクになったんだった。

やっぱ夢じゃなかった。

俺は「あ〜お前か〜!」と寝

もっとみる
【オリジナル小説】俺の名は。 1話

【オリジナル小説】俺の名は。 1話

俺は、早乙女 英治 (さおとめ えいじ)30歳。

今は普通にサラリーマンをしながら奥さんと1人息子と3人で暮らしている。
今日も汗だくになりながら営業活動を終え
奥さんに頼まれた買い物をして家に向かう。

家の側には大きなショッピングセンターがあり
夜でもライトアップされて光輝いている。

俺はそこにある大きな液晶に目をやった。

この春から始まるドラマの番宣広告がそこには流れていた。
主演は今

もっとみる
【オリジナル小説】お気持ち

【オリジナル小説】お気持ち

私は、東京で仕事をしている28歳のサラリーマンだ。

仕事は楽しいものではないが、28歳にもなって後輩もたくさん
増えてきたため、かっこ悪い所は見せたくないと
一生懸命仕事に取り組んでいる。

今日も満員電車に揺られ、会社までのいつもの道を歩いている。

いつもと変わらない町並み。

少し変わった所といえば、工事中だった商業用ビルがついに
オープンしたことぐらいだろうか。

会社が目の前に差し掛か

もっとみる
オリジナル小説「嘘は誠」

オリジナル小説「嘘は誠」

僕は海藤 義経
今日から、僕も高校生になる。

「生まれ変わるんだっ。」そう一人で強くつぶやいた。

中学生の頃は卓球部に入るも2ヶ月で辞めてほぼ部活もしていなく
休み時間も一人で読書をしているタイプだった。
そんな性格からか、正直いじめられたりもした。

クラスのみんなは3年間ほとんど変わり映えしなくて「ダメ人間」とレッテルを貼られた自分をいきなり変えるのは無理だった。

そんな自分を変えたくて

もっとみる
【オリジナル小説】希望のアイドル

【オリジナル小説】希望のアイドル

※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時は2030年

世界は自動運転が当たり前になり、さらに体に内蔵される
icチップにより、通話が可能になるなど飛躍的に進歩していた。

あれはもう10年も前の話だろうか。

2020年東京オリンピックの開会式は秋元康プロデュースにより

AKBグループのみなら

もっとみる