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【‘‘対を成すもの’’】
ー回想ー
これまでnoteを書いていると、自分のことについては触れずに好きな本の話や映画のこと、書くことなどを中心に自分軸からかけ離れたものを題材にして書くことを心掛けてきましたが、私自身の人生観を振り返りながら20代も今年でラストを迎えることで色々と考えることがありました。
仕事や結婚、老後のことなど、自分の将来については深く考えたことはあまりなく、一瞬一瞬を精一杯生きればいいし、楽しく過ごせ
【‘‘趣味の変容’’】
多趣味について思うことがありました。
多趣味とは、言葉通りにたくさん趣味を持つことを意味しているものだと考えられますが、そうした趣味に関して‘‘好き’’だという熱量はあるけれど、熱量がどれほどの大きさで密度なのかということは個人レベルで違うものだと思われます。
好きなこと=趣味という結び付きには若干の違和感が私の中のにはあり、好きなことを一つに絞ってそれを全力でやることも趣味だと思うし、たくさんの
『時世の抄』VO.1
0.交点
誰の為でもなく、必要なことは時間の中で見つけたし、代わりに失うものもあったし、連続性こそが世界の成り立ちなんだなと思うこともありました。
書き物をしていると、色んな自分が内面的に浮き彫りになって、テーマを与える度に色んな解答を思い付くし、AIに質問を投げ掛けることとはまた違ってくる。
人だからこそ、出来ることがあるし、出来ないこともある。
自分は出来ないけど、他人には出来る。
また、
【‘‘創作の輪郭線’’】
-創作の自由さ、楽しさについて考える-
テーマとは、私にとっては‘‘輪郭線’’だと捉えています。
創作に必要なテーマは、何かと何かを組み合わせることによって、思いもよらない化学反応を起こすことがあったりします。
自然的な素材や自然的な形状を取り入れながら創作して、創作から自己へと探求する行為こそが創作の魅力だと思っています。
色彩から美学へと焦点を当て、様々な色の組み合わによって、どのような色に
【‘‘独創性からのAIと人類’’】
-生成AIと人における、出来ることと出来ないこと-
人とAIにおける出来ることと出来ないことの境界線は何かということについて考えることがありました。
近年は生成AIの進化に伴い、文章生成や画像生成、音楽生成など、創造力が求められるものも人間に代わりAIが行うことが出来る社会になったところが見受けられます。
ブルーカラー(肉体労働系)の仕事やホワイトカラー(頭脳労働系)の仕事の両立はAIにとって
【‘‘創から個へ’’】
-クリエイティブ脳とは何か、哲学的思考との関係性について-
クリエイティブとは、何かということについて改めて考えることがありました。
創造力というものは、書くことにおいても非常に大切な心構えであり、私たちにとってクリエイティブさがなければ物事を見極める力を発揮させることは不可能なことでありますし、クリエイティブな思考を持つことは、哲学的な思考との関わり合いもあることが理解出来ます。
そして、クリ
【‘‘現在と未来の感度’’】
久しぶりに宮崎駿さんの最新作『君たちはどう生きるか』について、改めて考えるきっかけがありました。
それは、映画の主題歌にもなった米津玄師さんの「地球儀」のMVを見て聴いたからでありました。
本編の部分的なシーンと音楽が重なり合うMVからは米津さんが映画に込めた歌詞のメッセージ性や宮崎監督の情感の全てが詰まった作品であることは間違いなく、『となりのトトロ』のような子供向きな映画から『風立ちぬ』ま