- 運営しているクリエイター
記事一覧
[エッセイ]【‘‘SNSの現在地’’】
SNSの使い方として、私はこれまでに他者とのコミュニケーションツールとしてや情報収集の為として活用してきましたが、SNSを初めに使い始めた頃と比べると使用回数や密度はかなり落ちてしまったなと感じることがありました。
何故、使用度合いや密度が落ちてしまったのかと言えば、使えば使うほど自分自身が疲労感を覚えることに気付いたことがあったからだと思いました。
コミュニケーションとして気疲れによるSNS疲れ
[エッセイ]【‘‘真意’’】
*
思索を巡らすことで、感覚と情念が浮遊する。
着想を得ることに書くことを目的にしなくても、自ずと心象から表現へと転化するものだと感じる。
*
小さなピースを集めたものは、どれも細かくて繊細なものばかりである。
考えることから、離れることで人はもう一度生まれ変われるもの、そう思った。
*
泡のような感情は、文体へと変えていく。
変えられた文体はどれも泡であると感じた。
触れると、すぐに水に戻っ
[エッセイ]【‘‘書くもの、書かれたもの’’】
自分の書こうと思っているものと、実際に書いたものというのが違う場合がある。
それは、頭の中のイメージと書いたものでズレが生じるからだと考えられます。
ぶれないように気をつけても、これをいざ書こうと思って判断しても思考がそれを頭の中で整理してから書くからだと私なりに思うところがあります。
整理して書いた上で推敲することによって、最初からあった原形は崩されて、まるっきり別のものになってしまいます。
そ
[エッセイ]【‘‘Style and Substance’’】
語るべきことがある限り、ひたすら語るべきだと考えています。
何故、人は自らのことを隠さずに語ろうとするのかということをしばらく思い続けていました。
言葉の先が続かなくても、次の作品で次に繋げることを書けばそれでいいと思っています。
長い文章を書くと、圧倒的に疲労感を覚えるのですが、後から爽快感もあったりします。
短い文章は、私の中では書き慣れていてとても書きやすいがその分物足りなさを覚えることもあ
[エッセイ]【‘‘葵’’】
*
過ぎ去る日々に、何かを求めても、淀みなく流れる時は‘‘いつかのこと’’へと変わってゆくものだと感じた。
時間を経てからようやく気付くこともあるし、脳裏を掠めるだけもある。
移ろいでゆく、季節と人。
記憶の中へと流れ込むのは、不確かなものだけが残ってしまう。
文を綴ることで形象し離れることで、思いが芽生える。
なんで?と、輪郭から外れたものは問いになり、そうした問いを求めたり、知ることに努めよう
[エッセイ]【‘‘ゲノム編集からクリスパー・キャス9’’】
ゲノム編集とは何か。とある科学系の本を読んでいると色々と考えさせられることがありました。
ゲノムとは、生物が生まれながら持つ特徴や機能などのあらゆる情報が集まっているものをゲノムと呼び、ゲノム編集というのは、ゲノムを構成するDNAを切断して、遺伝子を書き換える技術のことを指しています。
ゲノム編集というのは、遺伝子組換えとはまた違うものであり、安全性はもちろんのこと、ピンポイントに狙った遺伝子を編
[エッセイ]【‘‘観察と考察’’】
観察と考察については、それぞれの相互作用があるものだと最近思うことがありました。
観察を行い、考察するまでのプロセスはインプットからアウトプットへと置き換えることが可能であります。
ふとした、日常には常に新しい発見があるものだと思ったりします。
観察と考察の視点から、身の回りの出来事から学ぶことは、観察においては非常に大切なことだと考えられます。
観察力という言葉があるように、観察をする上ではただ