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うたがわきしみ
2023年4月14日 12:43
絶対に想像しないで聴いてください時間は正午くらいだったと思います雨は降っていませんでしたが薄曇りで風がやけに肌に纏わりつき生ぬるい水槽に浸かっているような気味の悪い天気でしたあなたが散歩に出ると近くの国道を大型トラックが頻繁に相変わらずの猛スピードでビュンビュン飛ばしていますゴツくて大きいタイヤを見つめているとなんだか吸い込まれそうです実際体
2023年1月14日 03:33
目次だけ楽しい目次小説、始めました「ボインなポインセチア」「新妻クラスター」「エリンギ注意報」「下書きの魔女」「背中のお裾分け」「思い出まくら」「僕たち男の娘」「恥じらいをつかまえて」「帝国のドレミファ」「僕のストーカーになってよ」「心の通り雨」
2022年12月7日 16:17
【一行小説】それ魂と引き換えでも同じこと言えんの?
2022年12月7日 13:38
【世界一短いミステリー小説?】母さん大変! ぼ、 僕、息してる!?
2022年11月25日 00:16
2022年4月29日 20:12
2022年4月17日 18:03
馬鹿めカツラではないわこれが余の本体よ言ってみれば人類こそが余のカツラに値するそこに直れどれを付けるか吟味してつかわす #超短編 #ショートショート #ほくそ笑みホラー #ナンセンス #シュール #詩人
2020年5月8日 06:50
いい加減に気持ちもおさまり寄り道をやめまっすぐ家に帰ってみると玄関が丸ごとすっぽり無くなっていた私は心底驚いたいや正確に言うなら”驚いたふり“をしたなぜなら私こそが他ならぬその“玄関”だったからである #玄関の家出
2020年5月8日 06:06
そうだよ僕がかの有名な“黄昏コレクター”さ黄昏とあればもうなんでもかんでも見境なく集めちゃうんだだけどそれも今日で店じまいさだって見てごらんよこの僕をこんなにも”たそがれて“いるんだぜ?”この僕が放っておくはずがない“
2019年6月17日 04:46
確かに僕なら月曜日を簡単に殺すことができる。二度と来ないように息の根を止められるよ。 でも正直お薦めはしないかな。だって結局火曜が月曜の代わりに押し出されて来るようになるだけなんだもん。で、土曜の次の日が天曜日になる感じ? つまりさ、曜日の世界も代わりはいくらだっているってこと。
2019年5月21日 10:54
令和元年。脳に特殊なチップを埋め込むだけで、人は挫折した際に感じる感慨に味と匂いを持てるようになった。挫折の度合いやシチュエーションによって送られる電機信号が違うため、味わいは都度変化する。世にいう挫折革命である。「ダメじゃないか片山、誤字脱字が多すぎる!」「わ、ミント味!」
2019年6月4日 22:21
同居人は安長則夫48歳。元々寡黙な男だが今日は一層静かな気がする。晩飯はカップ麺。麺を啜る音だけが部屋に響く。ふと食べ終えたカップ麺の蓋の上に安長が爪先立ちになった。「え」驚く俺の前で安長は浮かび上がり、そのまま空飛ぶ絨毯の如くベランダから飛び出していった。それきり彼を見てない…
2017年6月13日 10:08
「おい! 駆けっこで競争しようぜ!」「……え? ……なんで?」「なんでって、俺がしたいからに決まってんだろ!ほら早くしろ!」「……ん? なんで早くするの?」「競争だからだよ! バータレ!」「……うーんと、走ればいいの?」「ああもう! そうだよ! ほら行くぞ!」「あ、じゃあさ」「あん? なんだよ!?」「……ボクが、『よーい!』っていうの言ってもいいかなあ?」
2016年6月14日 18:07
つぶ餡「なんでもっとありのままの自分を大事にしない?だいたい裏ごししすぎなんだよ、お前は。みんなが右向きゃ右向いて、皮までむくのか?どこから食べようがどこまで食べようが同じ舌触りで同じ味。そんな均一化されたおまえを見てアイツが喜ぶとでも本気で思ってるのかよ?」こし餡「っせーなあ。いつまでも皮をかぶっていい子ちゃん気取りで本心をさらけだせないのはアンタの方だろうが」つぶ餡「な、なん