記事一覧
My note以外に掲載されている参加記事などのまとめ
・ハキム・ベイ『T.A.Z』読書会全4回
・来ア会第3回『国家と革命』読書会議事録
・Fab Cafe Nagoya【オンライントークイベント】準備運動としての雑談ー《つくるもの、つくるあたま》へ向けてー
の寄稿文
・文芸思潮81号『螺旋状の瞳』寄稿
・REBOX鑑賞会2『映画大好きポンポさん』
・勁草書房編集部ウェブサイト
サンスティーン『入門・行動科学と公共政策』訳者と読者の対話(前
ディズニー+に入ったので②:歌わずとも踊らずとも──『ラーヤと龍の王国』
『ラーヤと龍の王国』(2021)を観た。本作は東南アジアの伝統文化にインスパイアを受けたものらしい。
あらすじとしては以下の通り。
昔、龍と人間が暮らす大陸クマンドラがあった。しかし、ある時クマンドラに魔物ドルーンが現れ、人々を石に変えていった。龍たちはドルーンを封印するため、自らの力を「龍の石」に封印した。そして、龍シスーが「龍の石」を用いて、ドルーンを封印し、石になった人々を助けた。しかし
ディズニー+に入ったのでとにかく毎日映画を見て雑文を書く①:面を超えていく水平移動と立体的なもの──『モアナと伝説の海』
サブスクディズニー+に加入したので、できれば毎日二本以上映画を見て、雑な評論文を乗せていけたらと思っています。以降はまとめて公開になるかもですが。
『モアナと伝説の海』(2016)を観た。
選んだ理由は特にないが、この前金曜ロードショーで『プリンセスと魔法のキス』(2009)を見たばっかりだったので、「ディズニープリンセス」ものでまだ観てないやつを観ようと思った。
あらすじは以下の通り。
抹消されたつまらなさ【第一部】なぜ赤影は参上するのか?、つまらなさを賭けること
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本論考のまず第一部では相席食堂2019年6月4日放送のかつみ♥さゆりのかつみによる一人ロケにおいてかつみが約二十分観のロケ映像の中で、なぜ「おもしろい」「おもろいな」「おもしろいな」を繰り返し(十七回)たのかについて分析することによって、かつみのお笑い論を再検討し、それによって第二部でテレビにおける笑いの演出性
やなせたかし『アンパンマン』におけるめいけんチーズの謎について
✳︎ 以前課題で提出した文章です。覚書。
アンパンマンを見ていていつも思うのはパン工場にてバタコさんやジャムおじさんと住むめいけんチーズという犬を模したキャラクターの存在の不可解さである。アンパンマンには様々な料理や食材、または動物や列車などが「擬人化」された状態で登場しているのであるが、このチーズだけは犬のままである。街の子供達であるカバおくんやウサこちゃんやちびぞうくんなどは皆動物の擬人化
恥ずかしながら今更らき☆すたを見たのだが、これ永遠に「オタクの眼差し」を問い続けるアニメじゃんという話。
僕は『きんいろモザイク』『ゆゆ式』『ゆるゆり』がとても好きなので、そのノリで恥ずかしながら今更『らき☆すた』を見たのだが、予想と全然違ってびっくりした。斬新なEDなどはもちろんそうだが、一番驚いたのがこのアニメが永遠と『オタクの眼差し』について問い続けていることだ。登場人物の少女たちの何気ない会話の中では、「女児誘拐事件」や諸々の小児性愛者的な犯罪の話題が挙げられる。僕の記憶する限り4回は話題に出
もっとみるジョルジュ・ディディ=ユベルマンを読む前に 『ニンファ・モデルナ』レジュメ#0
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『ニンファ・モデルナ 包まれて落ちたものについて』
レジュメ0 「ニンファについて、その落下について」「聖女について、その遺物について」前半部分
2/19 19:00―(作成・キュアロランバルト)
⑴ 著者についてジョルジュ・ディディ=ユベルマン(Georges DIDI-HUBERMAN, 1953- フランス)
主な著作
『ヒステリーの発明』Inventio
『ゼノ・フェミニスト マニフェスト Alienation(疎外とエーリアン化)のための政治』/Laboria Cuboniks著 0X01 自由は与えられるものではない
底本:THE XENOFEMINIST MANIFESTO/Laboria Cuboniks
Verso; Illustrated版 (2018/10/2)
0X01 Freedom is not a given
XF(ゼノフェミニズム)は新しい世界を生み出すための推進力として疎外(エイリアネーション)を掴み取る。私達は皆疎外されているーしかし、今までにそうでなかったことがあっただろうか?にも