マガジンのカバー画像

クリエーターさんたちのnote紹介

51
クリエーターさんたちの読み返したいnoteや、noteを紹介したnoteを集めています
運営しているクリエイター

#コラム

自分の天職について

自分の天職について

「自分のしたいことが見つからない」

という問いはどの人も抱いたことがあると思いますし、「好きなことを見つけるのにどうした良いのだろう?」とか、そういうのも真面目に考えるとけっこう難しかったりします。

今回、「仕事」というものに限定して「自分にとって天職となり得る仕事に就くためには、どういう感覚が必要なのか」についてお話していきたいと思います。

「許せない」という大事な感覚
突然なのですが、僕

もっとみる
孤独はどこまで必要なのか

孤独はどこまで必要なのか

最近テレビでマツコ・デラックスさんと星野源さんが孤独について話し合っていて、すごく興味深かったのです。

たとえば、星野源さんがライブを終えて、それこそ何万人もの人々の歓声を浴びた後に家に帰ってひとりで洗濯機を回して、その回っている洗濯機を見ているとすごい孤独を感じる。そういう時に電話でもできる友達がいればまた違うんですかね、みたいなことをマツコさんに投げかけていて、それに対して「星野さんはそうい

もっとみる
ポジティブ信仰にうんざりしてしまう

ポジティブ信仰にうんざりしてしまう

今回、今の世の中の「ポジティブであれ」というメッセージにうんざりしてしまっている方からお手紙を頂きました。

相談者の方は「世の中では暗いものよりも明るいものが好まれる」ことについては理解されているそうなのですが、ただ、あまりにもポジティブであれ、前向きであれという言葉が多くて疲れてしまう。僕も感じます。笑 それで、相談としては「ポジティブであれ」という要求を気にしない、スルーするための考え方のコ

もっとみる
実力で勝ち取った権利をとやかく言われる

実力で勝ち取った権利をとやかく言われる

今回お手紙を下さった相談者の方は、とある会社の新規プロジェクトに応募し、他の社員より2倍近く高い給与を交渉し、見事内定を貰ったそうです。

しかし、働いているうちに会社の人たちから「赤字なのに」「長く働いている社員でも年収はかなり低い」「社員に還元できていないから、利益を出さないと」などと繰り返し言われ、私の給料が高すぎると言いたいのか?と感じてきているそうなのです。

自分で交渉した給料だけど、

もっとみる
占いでご飯を食べて行こうと決めた日

占いでご飯を食べて行こうと決めた日

ちょっと今回は趣向を変えて思い出話をさせて下さい。

結構自分は楽観的な性格で、人生の中で「うわぁ、これは本当につらい」とあんまり感じたことがなかったのです。ただ、その中でも「キツかった」と思うピンポイントの体験があって、それはバイトの休憩時間だったのです。

僕は24歳の時にある縁があって占いに出合い、その占いがなんとなく自分にとって一生の仕事になるんじゃないかと感じたことがありました。

もち

もっとみる
【ココロコラム】不安の正体とは何か

【ココロコラム】不安の正体とは何か

今回は、不安についてのお話です。なぜ、不安は必要以上に私たちの心を苦しめるのでしょうか? それは、不安の正体がいま一つわかっていない、漠然としたものであるからです。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがあります。幽霊は怖いですが、ただの枯れた花だとわかってしまえば、別段怖いものでもない。何の不安でも同じことが言えます。しっかり考えてみれば、そこまで恐れるものでもないものに、なぜか不安を感じて

もっとみる

【ココロコラム】「代案がないなら反対するな」は正しいのか?

今回はココロコラム『「代案がないなら反対するな」は正しいのか?』全4回のシリーズをお届けします。

以前からの本物の心理テストの読者の方から、サポートと一緒にリクエストいただきました。

「代案がないなら反対するな」は正しいのか?(1)~代案が必要な4つの条件とは?~相手に言い負かされて、でもなんとなく納得できない。もやもやしてしまう。そんなことはありませんか?
そういうときはたいてい、相手の理屈

もっとみる
父の鶏がゆと、スクラップブック

父の鶏がゆと、スクラップブック

父が亡くなった後で、一冊のスクラップブックが出てきた。

几帳面な父は雑誌や新聞から料理の記事を切り抜いて貼り付けていた。そこには料理も多少やる父が作っていた料理がいくつもあった。雑煮、豆のスープ、味噌汁の基本。やはり汁物が多い。

そう、父はスープをこよなく愛していた。「好きだった」ではなく「愛していた」のほうに近い気がする。私のスープ好きは完全に父譲りなのだ。

料理人でもないのに築地まで足を

もっとみる