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あの空へ✴︎❇︎✳︎【エクササイズでメンタルヘルスな子育て➕ホームスクールの記録・指南書】

2020年11月14日(土) 32304歩
翌日 29662歩・73階
二日間合計歩数 61966歩

不登校中の中学3年生のスマホに刻まれた
ヘルスケアの記録

クラスメイトが受験勉強に明け暮れる時期
私の姉に頼まれ 姉と中学3年生は
インコ捜索へと出掛けた
逃げてしまったセキセイインコを探しに‥

ただ探したわけでなく
「インコ探してます🦜」のチラシの
住宅・マンション等へのポスティング
近隣の店・施設・図書館・掲示板等への
掲示の依頼を手当たり次第 この二日間で

捜索自体は日を置きながらその後2ヶ月ほど続いた
外界にいれば生きのびることが困難な寒い時期
カラスなど外敵に食べられてしまうことも
でもどこかで保護されている可能性がないわけではない
警察署・動物保護施設‥ネット情報はすべて追ったが

たぶん もう あの空のかなた

彼が通学をやめたのが2019年・中2の秋
詳しい話は‥もしかしたら誰かの役に立つかもしれないから
また別の機会に

通学をやめてから 約一年 経過した
突然の依頼 インコ捜索
体力と外に向かう気持ちがなければできない

姉とは別行動で分散してチラシをまいたとのこと
マンションには許可を取らなければいけない
掲示の交渉も場所によっては断られることも多く
姉と連絡をとりながら情報を交換し合い
お昼だけ合流し 朝から晩まで歩いたようだ

それをこなせるだけの体力は
学校に行かなくなったこの一年の間で蓄えてきた
何のために蓄えるか

・自らの健康と将来の生きていく質を高める為
・いざという時に何かの役に立てる人間でいる為

学校に行かない ということは
劇的に運動量が減る
不登校でも 外でやんちゃに動いてくれる子は かえって安心

そうでない「ひきこもり」は
肉体の成長期である この時期に
五体満足なのに 動かないということは

人間 = 動物 = 動く生き物 として
致命的なのだ

死なないまでも
寿命や生活の質に 人生を通して影響する

人を〝生かす〟為に「動かす」為のプログラムを組む
不登校になった場合の重要課題のひとつ
動くと体力がつき いい循環がうまれる
血液の循環と一緒で
学習・生活・気持ち
善循環がうまれる

動かす為には まず動く「気持ち」も大事であるが
あれこれ思案するより動いてしまう
= 行動してしまう
よくある成功者の実行法だが、まさにそれで
動いてると 気持ちも あとからついてくる

ではその「動く」ことを こどもにどう促すか
親が一緒にやればいい
仲間がいれば 運動は続けやすい

だから 学校はありがたい
本当に ありがたい
でも それが苦しい子
死にたくなるほど 辛い子
無理に通う必要はない

通わないとなったら 学校の代替になることを
家庭で用意する必要がある

この その子〝個〟に合った
プログラムを考えるのが
最高に楽しい ワクワクする
人生誰しも味わえることではない
貴重な経験

こどもと真剣に向き合える いい機会
不登校だからと
親は悲観する必要はない

こどもと一緒に
あの空の下で
生きる 楽しむ 感謝

【 子育てのアレコレ 】
昨今コロナ禍を経て不登校が容認される背景を逆手に子どもが親を騙し「学校に行きたくない」とサボる事例が増えているそうです。見極めは簡単で、家を楽園にしない事。学校の時間帯はスマホなど与えず勉強できる環境を整え見守ってあげてください。サボりの子は学校の方がマシで楽しいとすぐ登校します。それでも行きたくない子に関しては何かしらの問題を抱えています。問題が解決すれば自ら登校を望む子は多くいます。問題が複雑で登校が無理な場合は、できる限り大人の見守りのある環境を整えるよう学校や行政に助けを求めてください。公的支援の場を嫌がる子もいるので、ご家庭でのケアも大変かと思いますがネットにもいい情報はあります。頑張ってください。必要であれば私のTwitterにもDMください。
他事例として「母親が病気がちな為、父親が不登校の我が子を自分の職場に連れ無給で仕事を与えた」という やむを得ないながらの英断も耳にした事があります。社会勉強になり 体も動かせ 子どもを直接見守れます。
全てのご家庭がそうできる環境ではないかもしれませんが、
義務教育中は特に、大人の誰かが子どものそばにいる必要があります。
共働きで仕事を休めない、又は金銭的に託せる場があったとしても
一旦は子どもと真剣に向き合って、どんなことがあっても親は子の味方であり、我が子を信頼し、親の無償の愛情を伝えて、安心させてあげてください。
今の子どもに何が必要かを考え、本音を引き出してあげて欲しいです。
不登校の子に限らず、定期的にお子さんに、何か困っていること 要望がないか等のヒアリングを行うことは大変有効です。
お子さんの好物のおかずを作って、生きる幸せを育んであげてください。
良好な親子関係であれば、こどもは親に気持ちを伝えやすいです。
こどもをよく観察していると、つい注意したくなる事柄も多々見えてしまうかと思いますが、良い行いにフォーカスし些細なことでも具体的に褒めることを多めにして、悪いことに対する注意は、冷静に真剣に向き合ってお子さんにお伝えください。
子育てにおいて、怒る・叱る・躾ける という必要はありません。
「教える」だけです。
他者や自らの命に関わる事、人として生きていく上でどうしても許してはならない事に関しては、真剣に諭してあげてください。
答えの見えない難しい時代でもあるので、親が答えを決めつけず、一緒に考え話し合うことはとても大切です。
親子共に学びや気付きの機会となり、楽しく意義のあるひとときになります。

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