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私信エッセイ

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今のわたしは「投げられる」? #師のはなし

高校生のとき、ひょんなことから部活に入って柔道をはじめました。

たしか、隣のクラスの子にかっこいいと思われたかったとか、確かそんな理由で。
柔道をしていて、力が強くて、その子にかっこいいと思われる。そんなふうになりたかっただけだったように思います。

それでもいつからか、しっかり柔道にのめり込んでいました。
それは、外部コーチの先生がいいひとだったからだと思います。

外部コーチは当時、かなりベ

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大好きだから、 行ってきます

大好きだから、 行ってきます

わたしにとって「カメラを勉強する」という世界に出会ったことは今年起こった大きなことの一つです。
これまでただただ自分が好きなように撮っていた写真。それを体系だって学びはじめることになるなんて、春先までは全く考えていませんでした。

カメラを通じて、就職を機に引っ越してきた東京に大切な友人がたくさんできたこともすごく嬉しく感じています。

その中でも、尊敬してやまないカメラマンの先生と出会えたこと、

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「来週は何をしよう」 わたしの一週間を灯してくれる人たちへ

「来週は何をしよう」 わたしの一週間を灯してくれる人たちへ

大学院を中退して、東京に出てきて約半年。
毎日お仕事や、お仕事関係の勉強に明け暮れています。 「お仕事を頑張るんだ!」と東京にきたものの、日々の中でどうしてもしんどい日だってあります。

「東京に来なければよかった」と思った日も正直結構あって。
もともと息抜きが下手くそなわたしは、しばしば家でお仕事と向き合いながら苦しくなってしまうのでした。

しんどいことは都度起こるし、毎日お仕事と向き合ってい

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大好きなチームと、いつかみんなでお団子を

大好きなチームと、いつかみんなでお団子を

昨年の秋口に加入が決まって、今年の初めから3月まで参加させていただいているチームがあります。

ううん、「一緒に走った」チームで、これからもご一緒したいチームです。サロンのご縁でご一緒させてもらえることになって 初めは「参加させていただいてる」と思ってたけど、いつのまにか「一緒に走れた」チームでもあります。

すごくすごく勉強になることばかりだったとともに、いっぱいの愛をいただきました。わたしを大

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一緒に卒業もできて、よかったよ

一緒に卒業もできて、よかったよ

大学を卒業したら、友だちが思った以上に「会えない」のではないか ふとそんな不安がよぎります。

緊急事態宣言が全国的に一応は解除されてもなお、人に会いづらい空気や「第4波」への懸念がなくならないまま、もうすぐ新年度を迎えます。

最後の一年、十分に会えないまま わたしはだいすきな同期と海を隔てることになりました。「卒業したら、地元に帰るよ」と聞いていたから覚悟はできていたはずなのに、距離の遠さに眩

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改めまして、「はじめまして」#呑みながら書きました

改めまして、「はじめまして」#呑みながら書きました

コロナによるオンライン授業がはじまってすぐ位に出会っただいすきなコミュニティの運営会社で、いろんなお仕事をさせていただきながら日々勉強しています。

だいすきな場所で何かができること、話してみたかったかたに名前を呼んでもらえること、いろんなお話をきく中で、すきな方や憧れのかた 初めましてでお仕事するかたのことをもっともっとすきになれること、全部全部うれしくて、自分なんぞか出しゃばるなど…と時に葛藤

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会えているようで会えていないあなたへ

会えているようで会えていないあなたへ

昨年度から、誕生日や折にふれて 大事な人たちに何冊も本を贈ってきました。
「おすすめの本はなに?」という問いがなによりも苦手で、絶対に続けられないだろうと思っていたのに、いつの間にか、本を選んだり探したりするのが楽しくなっていきました。

「本を贈る」ということには、相手の趣味や興味、「こんなのがすきそうだ」といういろんな思いを馳せながら、本屋さんをくるくると回ることから、楽しみがあるんだと思いま

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見えなくていいよ、手のつなげる「推し」たちへ

見えなくていいよ、手のつなげる「推し」たちへ

大学生になって、自分の周りでとてつもない存在感をもつようになった人たちがいます。 それは、大学で出会ったたくさんの後輩ズです。

自分は少人数の中学校から県内の高校に進学し、人数のあまり多くない部活をして高校時代を過ごしました。大学生になって「たくさん先輩がいる」うれしさをいっぱい享受していたのですが、2年生に進級してから今に至るまで、「後輩」という存在がどんなにも愛おしいか ということを感じ続け

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ひとりも楽しむから、君といきたいんだ

ひとりも楽しむから、君といきたいんだ

バイト先が徐々に賑わいを取り戻してきました。
「緊急事態宣言」の解除を待たずして、ゆるやかに「自粛ムード」は終わりを迎えようとしているように感じます。

かくいう自分も、今日の朝にアルバイトを終えて、午前中はずっと「旅行に行きたい」ということばかりを考えていました。ずっと前から行きたかった北海道と、大学に入ってがぜん行ってみたさが増した九州と、ついこないだnoteで見かけたすてきなホテルのあるとこ

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「会いたい」から、その数百メートルが遠い

「会いたい」から、その数百メートルが遠い

大学の入構禁止が解除されるまであと2週間弱(いまのところ)。
見事なまでに会いたい人たちに会うことができないまま時間が過ぎていきます。スマホに浮かぶラインやSNSを開いたって、zoomを開いたって、なんとなく「これじゃない」感じが拭い去れないまま、でもゼロよりはずっといい、と 家にいる時間中なんとなく通知を期待している自分がいます。

自分の住んでいるところは学生がおおいアパートでっし、近くに友達

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いとしい思い出だけじゃなく、ただ隣にいたいんだよ

いとしい思い出だけじゃなく、ただ隣にいたいんだよ

*今日のnoteはわりとただののろけです。
バイト帰りにしかを見かけるたびに、思い出していることがあります。

「な、しかの鳴き声ってなんて書きたい?」

今年の1月中旬、いとしい人と初詣に行きました。お互い時間が合わなかったり、漸くあった時間にはお社が閉まっていたり 『ようやく』いけた初詣でした。

近くの駐輪場に自転車をとめてお参りをし、おみくじを引いて 近くにあるお店でソフトクリームを食べて

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わたしの背中を支え押してくれる、大切にしたい言葉たち(同級生・後輩篇)

わたしの背中を支え押してくれる、大切にしたい言葉たち(同級生・後輩篇)

今日は昨日だしたこのnoteの後編です。
わたしが思い浮かべた「わたしの背中をを支え押してくれる(くれた)大切な言葉」のあと半分を紹介しようと思います。

しんどいときはしんどいって言ってよおととし(?)の春に同級生のこからもらった言葉です。それから、今年にはいってから後輩からももらいました。

精神的に苦しいことがあって、それを忘れるように 部活の行事や先輩がたへのプレゼントやバイトにのめりこん

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わたしを動かしてくれる、大切にしたい言葉たち(先生・先輩篇)

わたしを動かしてくれる、大切にしたい言葉たち(先生・先輩篇)

思っていることや考えていることを、スムーズに言葉にできるようになりたい。
言語化への苦手意識を減らしたい。

そう思ってnoteをかくようになって もうしばらくたっています。うまくなっているかは分からないけれど、こうしてパソコンに向かっている時間や noteを読む時間・書く時間は わたしにとって大切なものです。

先日、なかむらさんというかたのこのnoteを読みました。

大事にしている言葉にはき

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「いつも通り」に、なるように

「いつも通り」に、なるように

1ヶ月半くらい前から、変えたいと思って意識的に言葉づかいを変えようとしています。
LINEやnoteなどでは あまり意識しなくても「変えたい」と思った言葉づかいに近づくことができているように思います。 人とお話しするときやツイッターなどでは、ふとした瞬間に変える前の言葉づかいがポロっと出てくるときもあります。

変えたい、のきっかけはっきりと変えたいと思うまでに、いろんなことがわたしの周りで起こり

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