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ドイツ暮らし

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2022年9月の記事一覧

専業主婦を持つ子持ちの同僚にモヤモヤしてしまった話

専業主婦を持つ子持ちの同僚にモヤモヤしてしまった話

我が家の息子と同じ2歳の子持ちの同僚がいます。同僚はフルタイム勤務、妻は専業主婦。そのため、子供は2歳になっても保育園に入れず自宅保育をしていました。

共働きが多めなドイツではどちらかというと少数派に入る家庭環境かと思われます。

ちなみに、我が家の夫はフルタイム勤務、私はパートタイム勤務です。息子は1歳半の時から保育園に通っています。

同僚は、今まで彼のタスクとか関係ない余計なことにまで口を

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公園のおもちゃはみんなもの!

公園のおもちゃはみんなもの!

2歳の息子と保育園後によく公園に行きます。ベルリンの公園は、どこもサラサラ砂が敷き詰められているところが多いです。

そのため、砂遊び用具は欠かせません。シャベルに、バケツに、ザルに、アイスクリームカップに・・。子供たちは砂遊び用具を持って公園に来ます。

さて、公園には暗黙の了解があります。

「公園に持ってきたおもちゃはみんなのもの」

自分の子供が他の子供の砂遊び用具を使い始めても、焦らなく

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ドイツではなかなか手に入らないある家電を買ってみたら食生活が豊かになった話

ドイツではなかなか手に入らないある家電を買ってみたら食生活が豊かになった話

日本で日常でよく使われている家電が、海外で手に入りにくいことは少なくありません。

代表格は、炊飯器でしょう。ご飯が主食ではない国では、炊飯器は必需品ではないので、日本ほど多種多様で痒いところに手が届く品揃えは望めません。

海外に日本式オーブントースターがほとんどない件そして地味に手に入らないのが、オーブントースターです。ドイツはパン食の国ですから、もちろんトースターはたくさんの種類が売っている

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道路が子供の遊び場に!ベルリンカーフリーデー

道路が子供の遊び場に!ベルリンカーフリーデー

9月22日は車なしの日(Autofreier Tag)でした。車よりも公共交通機関を使おう、ということで電車とバスの利用が1日無料に。道路にはいつも通り車が走っていましたが・・。

一部の道路は歩行者天国になり、子供の遊び場になりました。息子を連れて、歩行者天国になった遊び場に行ってみました。そこでは、石畳の道路にチョークでお絵描きしたり、おもちゃの車やバイクに乗ることができました。

こんな感じ

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ドイツ生まれ日本人の息子が初めて受けた差別

ドイツ生まれ日本人の息子が初めて受けた差別

ドイツに住み初めて早6年。引き摺るほどではないが、小さな偏見や差別は何回か受けてきた。

つい先日、公園ではじめて2歳の息子と一緒に差別にあった。(と少なくとも私はそう思っている。)

当日の状況公園で2歳息子とかけっこをして遊んでいた。5歳くらいの男の子たちのグループ(全員金髪で、移民ではないドイツ人の子供達だと思われる)が近寄ってきた。

5歳の男の子の一人「この子(息子のこと)、どこから来た

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【海外就職】試用期間中に契約終了された元同僚たちの共通点

【海外就職】試用期間中に契約終了された元同僚たちの共通点

ドイツに移住し、現地企業で働いて早4年近く。ドイツで働き始めて驚いたのが、意外と解雇されることが多いこと。バンバン解雇するというアメリカの企業ほどではないけれど。

日本で働いていた4年のうち、解雇される人を見たことはなかったけれど、ドイツで働いている4年で何人もの人が解雇されていくのを見送ってきました。

ここで言う解雇は会社のリストラによる解雇ではなく、試用期間中に契約終了と言われた人のこと。

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公園で小学生の女の子に勧誘されて感激したハナシ

公園で小学生の女の子に勧誘されて感激したハナシ

保育園の近くにある公園で、可愛らしい女の子から急にチラシを渡された。チラシにはこう書いてあった。

「ベビーシッタークラブ、始めました👋」

詳しく読んでいくと、9歳と11歳の女の子で結成されたベビーシッタークラブでは、その名の通り週末や平日の午後にベビーシッターをしてくれるとのこと。

気になるベビーシッター料金は、なんと1時間9ユーロ。ベルリンの最低賃金が10.45ユーロなので、最低賃金以下

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多国籍ファミリーが考える海外移住戦略

多国籍ファミリーが考える海外移住戦略

我が家はドイツに今のところ住む、スペイン人と日本人という多国籍ファミリーである。たまたまドイツに住んでいる時に息子という新しい家族の一員を迎えたわけだけれど、このままずっとドイツに住み続けるかははっきり言って定かではない。

むしろ、色々な要因から他の国に移住する可能性を今探っているところ。

勤務先の同僚には同じような境遇の多国籍家族な人が多い。その中の一人と今後の海外移住戦略について語り始めた

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【ドイツ生活】無駄遣いが減った理由

【ドイツ生活】無駄遣いが減った理由

日本に一時帰国した時、ついつい必要もないものを買って後悔することがあります。日本にいると、いつも購買意欲をそそられてばかりでお財布の紐がついつい緩んでしまいがち。

普段海外に住んでいるから、日本のものが恋しいのもありますが、日本は売り方が上手。そして消費者にとっても買い物天国だと思います。

なぜそう思うかって?それは、私が住んでいるドイツが全く逆の状況だから。ドイツに住んで、無駄に買い物するこ

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カルチャーショック?ドイツにおける子供のおやつ事情

カルチャーショック?ドイツにおける子供のおやつ事情

日本滞在中目移りしてしまったのが、子供のお菓子。スーパーやドラックストアに行くと、キャラクターものの美味しそうなお菓子がズラーっと並んでいます。

ドイツでは、あまり市販のお菓子を与えていなかったのですが、目新しさから日本滞在中は市販のお菓子を購入して息子に食べさせていました。日本滞在中見た限り、市販のお菓子を食べている子供たちが多かったような気がします。

ドイツに帰り、子供たちが食べているおや

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退職時、飛び立つ鳥跡を濁さず以上にできること。

同じチームの同僚ふたり、立て続けに退職することになった。

勤務先では通常、退職日の3ヶ月前に辞職の意を表さなければならない。つまり、辞職したいと言ってから、退職できるまで3ヶ月かかる。ドイツ企業は、このように3ヶ月ルールを課しているところが多い。日本では1ヶ月くらいではないだろうか。

3ヶ月は、みなさん想像の通り結構長い。最近、3ヶ月後の退職を発表した同僚のAの方は、発表した日から明らかに仕事

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