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【海外就職】試用期間中に契約終了された元同僚たちの共通点

ドイツに移住し、現地企業で働いて早4年近く。ドイツで働き始めて驚いたのが、意外と解雇されることが多いこと。バンバン解雇するというアメリカの企業ほどではないけれど。

日本で働いていた4年のうち、解雇される人を見たことはなかったけれど、ドイツで働いている4年で何人もの人が解雇されていくのを見送ってきました。

ここで言う解雇は会社のリストラによる解雇ではなく、試用期間中に契約終了と言われた人のこと。ドイツ企業の一般的な試用期間は6ヶ月だが、試用期間を終え正規雇用に切り替わると、企業側はよほどのことがない限り解雇はできないのです。

そのため、この6ヶ月の試用期間は雇用する側にとっても雇用される側にとってもとても重要。

この4年で試用期間で契約終了される同僚たちを見てきて、新入社員の中でも「この人は試用期間で契約終了になりそう」な人がわかるようになってきてしまいました。

その共通点を挙げると、

1)明らかに仕事をしない
2)病気休暇が多い
3)会社・所属チームとの相性が悪い

である。それは契約終了になるよね・・という点ばかりですね。。何個か驚きのエピソードを紹介してみます。

フィードバックのコメントが多すぎると逆ギレ

私たちの仕事では、コードをお互いにレビューし合います。入社したばっかりのAさんは、初めてのコードのレビューをチームにリクエストした際に、30件近いコメントがついてしまいました。

入社仕立てなのだから、変更を要請するコメントがたくさんつくのは当たり前なのですが、Aさんは気分を害されたらしく、一番たくさんのコメントを残した同僚を呼び出し説教したのです。

その後は、就業中に、業務をするのではなく、自分のプロジェクトばかり取り組んでいるのが目につき始め、最終的には解雇になりました。


就業時間中に休暇先から悠々と帰ってくる

試用期間中は、一番解雇になる確率が高い期間なので長い休暇を取るのを避ける人が多いです。一方、気にせずにバンバン休暇に行く人もいます。

仕事のパフォーマンスが高ければ問題なしなのですが、あまり仕事のパフォーマンスが高くない人にそういう人が多い気がします。(当方調べ。)

一番驚いたのが、試用休暇中に1週間くらいの休暇に行った元同僚B。月曜日の午前中に「これから飛行機に乗るから、朝のミーティングには出れない。」と連絡がありました。

その後、1日中Bからは音沙汰なし。翌日の朝のミーティングでは、仕事の進捗を報告し合うのですが、Bは休暇がいかに素晴らしかったかを語りました。月曜日は就業していたはずなのに・・?

試用期間が終わる6ヶ月目に、正規雇用に切り替えてもらえなかったBは会社を去って行きました。

日本でも、仕事をサボる人はいるでしょうが、ここまであからさまに仕事をサボる人がいることを、ドイツで働き始めて知りました(笑)

もちろん、真面目に働いて仕事にしっかり取り組んでいれば、試用期間で契約終了になることはないので、心配しすぎないでくださいね!



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