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ふと、思ったこと。心の整理箱。
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#備忘録

居場所に名前があることは悪ではないけれど

居場所に名前があることは悪ではないけれど

みんなと一緒でいなくてはいけない。

どこかでそう思っていた私にとって、最近のマイノリティへの理解が深まってる流れによって少し心が軽くなっている。

それらが注目されているのは、個性を大事にする世の中になっていることだったり、声をあげる人がいることがあるのかなと思うけれど、私的にそのものの呼び方があるのが大きいと思っている。

例えば、気にしすぎな気質は「繊細さん」「HSP」、恋愛に興味が持てない

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おとなの得意の見つけ方

おとなの得意の見つけ方

あなたの得意なことはなんですか?

今、そう聞かれたらあなたはなんと答えますか。

小学校の頃、4月になると教室の後ろの掲示板にずらりと並ぶクラスメイトのプロフィールたち。その質問の中に「特技」の項目がよくあった。

幼少期は習い事をしていて、そのことが得意なことになっていた。それが「他の人よりもちょっとできて、自分でも自信のあること」だったから。

だから、特に悩むこともなく、なんなら私にはこん

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叱ると怒るを考える

叱ると怒るを考える

テレビ番組は全く見なくなった最近、セブンルールはTVerでも見たくなってしまう番組だ。
先日、自分のマイルールは「叱るときは驚かせるくらいのエネルギーで」と言っていた人がいた。

いつもは特別気にも止めないだろうけど、なんとなくその言葉が残っている。

その場をきゅっと引き締め、空気を変えるくらいのエネルギーを送ってその場をひっくり返す。
そんな風に言葉を続けていたと思う。

怒ると叱るはどう違う

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居心地のよいSNSの使い方

居心地のよいSNSの使い方

SNSをやっていると「いいね」「フォローワー」「再生数」などの数字の呪縛がつきまとう。それらから逃れるためにはそれなりの気持ちの持ち様が必要だと思う。

紛れもない事実が表れるので、時には数字はとっても残酷。

他人が「よい」と思ったら「いいね」になるし、「よいな」というものを載せ続ける人はフォローされるだろうし、好みと離れてしまったらフォローを外されてしまうかもしれない。

「いいね」が多いとい

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安全地帯という心休まる場所が多数あれば

安全地帯という心休まる場所が多数あれば

地元の街を離れて、数か月。
この見知らぬ土地で頼れるのは、彼だけだった。

というのは、半分本当で半分冗談。
正しくは、彼だけではなく知り合いも近くにいるし、実家には1か月に1回は帰っている。最悪「別れても大丈夫だろう」とは思ったうえでこの土地に住むことを決めたはず。
だけど、世間の変わらない情勢により「落ち着いたら会おう」と言っている友人とはほとんど会えていない。結局1番会っているのは彼。

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受け手を大切に想う言葉選び

受け手を大切に想う言葉選び

「言葉選びが素敵な人になりたい。」

そう思い始めたのはいつだろうか。

高校時代は気にせず周りの友人と同じ言葉を使っていたので、記憶を辿って思い出せるのは大学生になったときくらいから。
趣味でSNSをやり始めたときに素敵な言葉を発する人に出会って「こんな言葉を発することができるようになりたい」と感じたのがきっかけ。

明確に、これ!といった決定的な出来事はないけれど、なんとなくいろんな人に出会う

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画面上の世界で感じる、ちいさな劣等感

画面上の世界で感じる、ちいさな劣等感

誰かの嬉しい話がSNSで流れてると嬉しいすごいと思う反面、私にはそんな魅力がないことに心がくすぶる。

例えば、誰かの成功談や友人の結婚報告とかは典型的だなと思う。

100%おめでとう!っていう気持ちでいっぱいになる人がいたら、その人は本当に他人の幸せも自分のことのように喜べる素敵な人だなと感心する。

少なくとも私はそうではない。
「私は私」と思っていても、「羨ましい」と思うし「なんであの子は

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聞き上手と話し上手、どっちでもなくていい

聞き上手と話し上手、どっちでもなくていい

あ、改めて私って話し下手だし、聞き下手だな。

先日そう思った。

もともと人見知りのコミュ障だけども、人と毎日関わる仕事をしているだけにそれなりにコミュニケーションをとれるようになってきたと思っていた。

だけど、プライベートではそうでもないなということを先日思い知った。

コミュ障だけれども、聞かれたことには割と素直に答えられます。聞かれたことから、ちょっと広げて答えることができるようになった

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