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よしなしごと

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心にうつりゆくこと
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2018年8月の記事一覧

【父親編】自分がこどもの頃うれしかったこと

【父親編】自分がこどもの頃うれしかったこと

この夏。僕は父になった。

自分の父親について考えてみた。

父はなかなかのモーレツサラリーマンだったが、休みの日は家族との時間もとても大切にしていた。
そんな父のすきだったところを書き残しておこう。

・毎週金曜日はプリンとかお菓子を買って帰ってきてくれた。・土日はいつもキャッチボールをしてくれた。・毎週バッティングセンターに通わせてくれた。・所属する野球チームでコーチをしてくれた。・母方のじい

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センター試験本番1週間前に世界史を勉強し始めて、100点を取った兄の話

センター試験本番1週間前に世界史を勉強し始めて、100点を取った兄の話

2歳年上の兄の話

身内の僕から言うのはとてもくやしいが、
彼は昔から勉強ができた。とても。
もっと言うと、勉強だけではなくとにかく物覚えが早かった。

たとえば彼はアニメ「デジモンアドベチャー」が大好きで
毎週かかさず録画していたのだが、
その全50話以上のタイトルすべてを一言一句暗記していた。とか。

そんな彼が高校3年のとき。
ついにセンター試験を迎えることになる。
1ヶ月を切っても焦るよう

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デザイナーさんのスゴいところ5選!

デザイナーさんのスゴいところ5選!

先日、デザイナーさんと仕事をする機会があった。

複数のデザイナーさんたちと一緒に、ひとつの作品をつくっていくんだけど
その仕事ぶりがとても勉強になったので、特にスゴいと思ったこと5つをここに書き残しておこう。

<1>コミュ力が高い
特に「聞く」力が非常に高いと感じた。日々クライアント等から「こんな感じで」というイメージをヒアリングしつつ、それを「デザイン」というカタチあるものに変換していること

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パンとパックごはんと惣菜を物々交換して生きていたときの話

パンとパックごはんと惣菜を物々交換して生きていたときの話

大学4年間、僕はパン屋ではたらいていた。
そのパン屋のよかったところは、何と言っても廃棄のパンをもらえるところ。

「パン屋のパンをお腹いっぱい食べる」
って何か夢がありませんか?笑

ただ、どんなに美味しいパンでも
食べきれないものは腐ってしまう。
廃棄のパンもとても悲しいけれど、食べきれなくて腐らせてしまうことほど悲しいことはない。

そんなとき。

ちょうど
・パックごはん工場
・デパートの

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地域を知るには盆踊りに参加するのが一番! 「盆踊りのよいところ」5選

地域を知るには盆踊りに参加するのが一番! 「盆踊りのよいところ」5選

今日の夜。
どこからともなく祭り囃子が聞こえてきた。

行ってみると近くの商店街で盆踊りをやっていた。
人数は100人くらいかな。近所の人たちが集まって踊っていた。
まちの規模を考えると、思ったより入っている印象。

東京に住んでいたときも、駅前の道路を封鎖してにぎやかに盆踊りをしていたっけ。
その後も日比谷公園の盆踊り大会に出たりして
「都会でも盆踊りってあちこちでやってるんだな」って思ったりし

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出産立ち会い時にあってよかったアイテム5選

出産立ち会い時にあってよかったアイテム5選

僕の妻は入院→陣痛→出産→出産直後の様子見まで、実に
計45時間ほど分娩室(分娩台の上)にいた。

とにかく、ずーっと分娩台の上だった。

分娩台に上がるのは陣痛がきてしばらく経ってからだと妻も僕も思っていた。
なので固い分娩台の上で長期間過ごさなければならなかった妻は、とにかく大変な思いをしたと思う。

※産む病院によっては陣痛室がなかったりするので要注意です!

いつ始まっていつ終わるかわから

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97歳のハローワーク

97歳のハローワーク

97歳のじいちゃん。
最近もの忘れが激しくなってきてはいるが
今日も親子丼をモリモリ食べたし、まだまだ元気いっぱいの自慢の祖父だ。

そんなじいちゃんの最近の口癖は

「どこか良い就職先ないか?」‥これって実はとてもすごいことだと思う。

少なくとも僕の就活時よりも5,000倍は「はたらきたい」という純粋な意欲がガツンと伝わったからだ。

じいちゃんは戦争も体験して、その後故郷に帰り
それこそ死に

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【0815】うまれた

【0815】うまれた

8月15日。
男の子が生まれた。
がんばった。お母さんも、息子も。助産師さんも。
本当にがんばった。
‥ほんっっとーにがんばった。
生まれてきてくれて、ありがとう。

息子が生まれた瞬間。
お父さん、お母さんが生まれた。
おじいちゃん、おばあちゃんが生まれた。
おじさん、おばさんが生まれた。
ひいじいちゃんが生まれた。
いとこが生まれた。
家族が生まれた。

至極当然のことなのだけれど

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がんばれ、妻

がんばれ、妻

妻。

出産入院から30時間以上が経過。

昨日からずっと
分娩室で様子をみている。

錠剤を飲んだり、「バルーン」を入れたりして
今日の昼くらいから陣痛らしきらものがはじまった。
いまはちょうど助産師さんに腰に熱いタオルをあててもらっているところ。

痛みに向き合っている妻のおしりをマッサージしながら
僕が妻の応援をしようとすると
「私はいいから赤ちゃんの応援をして」
と厳しく言われた。

それ

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うまれる

うまれる

8月13日。月曜日。

予定日より5日遅れということもあり
朝の検診後そのまま入院することに。

1時間おきに促進剤?を飲んで様子をみている。
分娩室の中でごはんを食べたり携帯をいじったり。
なによりもふだん話せない2人の思い出やこれからやりたいことをじっくり話し合えているのは
本当にうれしい。

ふだんの生活の中では
ここまで深い話は、照れや忙しさのせいにしてなかなかできないから。

とりあえず

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地元の市場を歩いてみて思ったこと

地元の市場を歩いてみて思ったこと

今日は8月12日。
僕の地元では市がある日だ。

特に商店街という訳でもない普通の道路が、
市がある日は通行止めになる。

調べてみたら140年以上続いているらしい(!)

せっかくなので、ちょっと遊びに行ってみた。

朝9時頃。
規模が大きくないこともあり、なかなかの賑わい。にみえる。

ざっくり数えてみたところ
露店は全部で46店、お客さんは108人くらいだった。

売っていたものは、
野菜

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やりたいことリスト100

やりたいことリスト100

本当にこのままで良いのかな、
ある程度想像できる分、
なんとなく不安になる。
そんな人は自分一人だけではないはず。
恥ずかしさは一旦置いておいて
とりあえず書けるだけ、書けるうちに書いておこう。

1:出産に立ち会う
2:家族が楽しく安心して暮らせるようにする
3:じいちゃんの昔話を聞く
4:新居を建てる
5:資産を増やす
6:市場に出てみる
7:自分一人でも稼げるようになる
8:家族で旅行に行く

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やりたいことやったもん勝ち 青春なら

やりたいことやったもん勝ち 青春なら

「がっかりして めそめそして どうしたんだい」
「ミレレミソ ララドドシソ ラララミラソ」

20年以上前。
音楽の発表会で演奏した「勇気100%」。
演奏中に、聴いてた子どもたち(どこかのホール?で演奏をした)が一緒に歌ってくれたのはうれしかったなあ。

「青春」を捧げて努力している人。
そんな人をみると、
どうしたって応援してしまう。

甲子園がはじまった。
モノと情報が溢れるこの時代に、暑く

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お腹の中に3500gの生命がいるという事実

お腹の中に3500gの生命がいるという事実

妻はいつも通り笑っている。

予定日は昨日(8月8日)だった。
赤ちゃんはもう少しお腹の中にいたいようだ。

もういつ陣痛がきてもおかしくない。
ぼくは正直気が気でない。
昨日は会社を休んだ。
妻は実家に帰っている。
妻に会いに行った。
妻はいつも通りだった。
どきどきしているぼくを見て笑っていた。
「何かしてほしいことある?」

とぼくが聞くと
「お腹を撫でてほしい」

と妻は言った。
ぼくはひ

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