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お酒とともに

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ゆっくりお酒とともに、読みたいnoteをまとめます
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頭のいい人は、いかにして認知バイアスの歪みに気付くのか?

頭のいい人は、いかにして認知バイアスの歪みに気付くのか?

人の認知には「歪み(バイアス)」がある。

目の錯覚など、比較的間違いがわかりやすいものの場合、「歪んでいる」ことがわかりやすいけれど、「思考の歪み」というのは自分ではなかなか自覚することができない。「絶対に正しい思考」というのが存在しないので、わかりづらいのだ。

人によっては、自分の思考が歪んでいることを認識できないまま、一生を終えてしまう人もいるかもしれない。
 
学歴コンプレックスについて

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「まだ若いんだから」と言われていた時に うっすらと感じていた危機感の素顔

「まだ若いんだから」と言われていた時に うっすらと感じていた危機感の素顔

無駄にしてきた、時間を。

終わりがない気がしてきた、人生がだ。
大人になると時間の流れが早く感じると聞くが、わたしからしたらこの退屈なほどの毎日は、ただゆっくりと流れている気がした。

「前にも見たな、この景色」

そう呟くわたしは、現実とネットの世界の違いが段々とわからなくなってきていた。毎日の行動がネットの海の中だ。いつしかわたしの現実は、小さなスマホの画面の中から出られなくなっていた。

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いつも揺れる

いつも揺れる

オススメされた消滅世界を読み終えて、さらにオススメされた同じ作家さんの小説を読んで、なるほどなあ、と思った。ペラペラな感想、笑。

当たり前のことだけど、人にはそれぞれ個性というか、個体差があって、それぞれ微妙に違うから、全く同じ価値観を持つことができない。それと同じくして毎秒、常識が変わっていくという真理を知ってしまい、過去の自分の馬鹿げた行動や最低なことも、その時は自分は正しいと思っていたみた

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日常のふとした瞬間に溢れ出る虚無感は どうしたら埋められるのだろう

日常のふとした瞬間に溢れ出る虚無感は どうしたら埋められるのだろう

小さな幸せに気づけない。

誰とも約束が出来ないというのは人生を放棄しているようだ。
わたしは刺し殺したいほど好きな相手もいないし、刺し殺されるほど人と関わりを持っていない。電話をするほどの相手もいないし、煙草を一緒に吸ってくれる相手もいない。ほとんどの時間わたしはひとりで過ごしている。仕事をしている時は引っ切り無しに人と会話をしているが、どこか壁に向かって話をしているみたいだ。別になんの感情の跳

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「大丈夫?」と聞かれたときに 大丈夫じゃない場合は何と答えるのが正解なのだろう

「大丈夫?」と聞かれたときに 大丈夫じゃない場合は何と答えるのが正解なのだろう

優しい人間でいたい、せめて。

強い言葉を使っている時、自分は弱っていると感じる。

「別に否定しているわけではないけど…」から始まる否定を何度自分の耳に流しただろう。

手の届かないところで相手の批判をして、それで勝った気になってわたしは勝手に負けにされて。それがここでの面白さでもあるし、批判している側は大してわたしのことなんて深く考えていないのだろう。ちょっと頑張ったら見えるところで人のことを

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ショーウィンドウのウェディングドレス

ショーウィンドウのウェディングドレス

親戚の結婚式に呼ばれて、久しぶりに会うと「早く嬉しい報告してね」と言われて、それはまあ「いつ結婚するの?」と同義なのかな?と、鈍感な私は思った。別に嫌な印象を一つも受けなかったのだが、こういうのを嫌だなあと思う人もいるのだろうか、などとウェルカムドリンクを飲みながら考えていた。

小学生の頃、みんな「20代でお嫁さんになりたい」と言ってた横で「30歳くらいで一回くらいは結婚したいかも」と言った途端

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明確な未来と違和感、不明確な未来と納得感

明確な未来と違和感、不明確な未来と納得感

自分の納得感が大事。何度も何度も自分に言い聞かすように書いてきた。

世界はすべて自分でできているし、自分の機嫌は自分でとった方が穏やかに過ごせる。

世の中で淡々と起こっている事象を、各個人のフォルターを通して処理し、脳内で「世界」と認識している。
そういう意味では、自分が認識する「世界」は、自分次第でいかようにもなると思っている。

自分の機嫌は自分でとるっていうのは、他人に依存しないでやるこ

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自分のために、滅私が必要なときもある

自分のために、滅私が必要なときもある

元気がなくなる、嫌気がさす、自信がなくなる、失敗する。自分を貶めていくものは世の中にたくさん転がっている。

正常なときはそれらを物ともせず、小石を蹴るようにポーンと遠くに飛ばすことができる。でも何かにつまずいたときは、今だと言わんばかりに一気に押し寄せてくる。

そういうとき、人は自分ばっかりに目がいってしまう。自分が不幸な人であるように思い込んでしまう。そして、その思いはやがて態度にも現れ

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文章に宿る、人の気持ちに触れたい

文章に宿る、人の気持ちに触れたい

人が自分のために書いた文章を読む。
僕はそれがけっこう好きだ。

なぜかというと、それが自分の知り合いだろうが、知り合いじゃなかろうが、僕自身が自分の体を一時的に抜け出して、彼もしくは彼女を追体験するような気分になるからだ。

それはなんというか、暑い夏の日にプールに飛び込んだ瞬間、今までずっとまとわりついた熱気や汗を一瞬で置いてけぼりにするような感覚だ。すっと別世界に入る。そして、文が進めば進む

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自分の時間のつくりかた

自分の時間をつくる。
僕はこれまでこの簡単そうなことがなかなかできなかった。

仕事だったり、友達と会うだったり、家族と過ごしたり、刺激的で楽しい時間はたくさん転がっているから、ついついそちらに引っ張られてしまう。睡眠時間を削ろうにも僕はのび太級にすぐに寝てしまうので、寝転がりながら本を読んだりしたら即アウト。気づけば10ページも進まずに朝である。

じゃ、どうやって作るか。
昨日まで夏休みだった

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美しいものと生きる道を選ぶ人たち

あの人、センスあるよね〜

とてもよく聞く会話だ。

どうしても「センス」という言葉は、天性のものと一言で済ませてしまうところがある。もちろんその側面もあるかもしれないが、周りのセンスあふれる友人を見ていてると、後天的な要素もとても大きいという実感がある。

では、後天的な要素とは何か?

彼らを観察してみると、自分が美しいものと思えるものを知っていて、それと出会う頻度と密度を高く高くキープし続け

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「そういう日」

「そういう日」

誰とも約束をしていない休日というのは、自由気ままな一日が約束されている。今日は朝早くから海へ行こうと思ったけれど、起きた時間は昼近くになっていた。海は諦めた。

人というのはあまり変わらない。学生時代から休みの日は時間が許す限り寝ていて、「ああ今日もまた一日ゴロゴロしてしまった」とボソボソ話すと、「まあ、そういう日もある。」と母は言った。そうか、別にいいんだ、そう思ってから休日はゴロゴロしっぱなし

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今この瞬間の感情をメモするようにしています。

生活していて心が動くことがあります。感動とか共感とか、悔しさとかなんでも。

僕は6月くらいから意識していることがあって、言おうと思ったこと友人の記事やツイート、仕事でのことetc。をいったん飲み込んで、考え直してから言うようにしています。

反射的に口にする(もしくは書く)ことをなるべくさけるようにしています。これは僕の未熟な部分を直したいからやっていることです。以前よりは人と良いコミュニケーシ

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