記事一覧
「あおり運転」はモラルではなく、科学の問題:『アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング/安藤俊介』
怒りは「人生を壊す唯一の感情」「アンガーマネジメント」という言葉が注目されるようになったのは、いつ頃からだろうか。
個人的な記憶では、東名高速でのあおり運転事故以降、よく聞くようになった言葉だという印象がある。
本文にも、
「そもそも、アンガーマネジメントがアメリカで広がったのは、運転時のトラブルによる射殺事件が頻発したからという背景があります」
という記述が出てくる。
「ハンドルを握ると人格が
最強の「習慣」とは :『ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪(吉川充秀)』
胡散臭さにスルーしかけた「なんか胡散臭いなあ・・」。
書店で本書を見つけた時の、正直な第一印象だ。
なぜなら、書籍のタイトルでは滅多に見ない「♪」マークに、「魔法」という言葉。
さらに、そのテーマが「ゴミ拾い」だという。
これは何かスピリチュアル系の、雲をつかむような話なのだろうか。
そう思ってスルーしそうになったが、何か気になって、パラパラとページをめくってみた。
その1分後には購入を決めてい
『一生お金に困らない家投資の始め方(永野彰一)』を読んで、「家」の概念が180度変わった。
「家」の概念が崩壊した「賃貸か持ち家か」というのは、あまりにメジャーな議論だ。
個人的には、一生賃貸で良いと思っている。
だが、そもそもなぜこの議論がここまでメジャーなのかと考えてみると、「家は買うとしても一生に1軒」という前提がどこかにあるからではないだろうか。
そりゃあ、一般的なサラリーマンからしたら、数千万円の家は「一生に一度の買い物」となるだろう。
この本を読んで、その概念が180度変