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#テレビドラマ感想文

周明はモブだったのかしら? #光る君へ第24話

周明はモブだったのかしら? #光る君へ第24話

んーーー

宣孝とまひろの心の動きは繊細に描かれてるのに
周明は雑だったなぁ、と。
あくまで、二人が結婚まで進むためのトリガーに過ぎなかったのに
国交だの、日本・宋どちらにも居場所がないだの、左大臣に手紙を、だの
大きく出過ぎてて。
 前回の最後に、女を利用して日宋国交を結べたら、宋のなんかに推薦をって言ってたけど・・。
その前に、宋人からハブられてる感じはなかったのに、なんか無理に闇抱えキャラに

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【乗るかそるかとは】 大河ドラマ 「光る君へ」 第19回

【乗るかそるかとは】 大河ドラマ 「光る君へ」 第19回

帝を介して、道長とまひろの思いが通じ合った回でした。

コツコツと自分の信じている道を進むことは、時に孤独です。虚しくなることもあるでしょう。それでも、己の中の真実を見出し、その道を進む姿は、きっと誰かが見てくれています。まひろのことも、その父のことも。

誰よりも物知りで、学者として聡明であるにも関わらず、鳴かず飛ばずであった父の背中を、まひろはちゃんと見ているし、そこにリスペクトもある。

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【光る君へ】第18回「岐路」

【光る君へ】第18回「岐路」

今回も簡単に済ませたい。

大石先生や制作統括さんは、道隆一家(中関白家)に何か個人的な恨みでもあるのだろうか?道長を少しでも良く描くために負のバイアスをかけなければならないという固定観念にとらわれすぎていないだろうか?道隆も道長も、当時の貴族の常識に則って政を進めていたはずである。

今回描くべきだったできごと伊周の「皇子を産め」暴言ハラスメントは正視に耐えなかった。前回の道隆は病身で余命いくば

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【光る君へ】第17回「うつろい」

【光る君へ】第17回「うつろい」

長文を書いて、消した。
思うところはいろいろとあるのだが。

かなふみをひとつ作った。
まずは楽しもう。

「ステラnet」のサイトで定子さまが、「もし(井浦)新さんがあんなふうに責めてきたら、自分の記憶を改ざんしそうですね。」と仰せになられていた。

せっかく素敵な役者さんを呼んでいるのに、演じていてそのような思いを強いる脚本って…どうなのよ。

井浦さんにプライベートで「ヴィラン(悪役)の関白

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劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

今回こそ感想を早めに書こうと思っていたのに、『アンメット ある脳外科医の日記』第2話のラストに「予想はしていたけど、えっ、そこまで!?」という展開が待っていたため、2度目の第2話視聴。ああ、デスクでのミヤビと三瓶の一瞬の沈黙には、大きな大きな意味があったのだと気づく。さらに再度第1話を観なおして、「三瓶先生……」と泣く。そうこうしているうちに、ヒモ男に転生した直秀のドラマ(チ〇ピラ風情の装いなのに

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オススメしたいドラマ #1ヶ月書くチャレンジ  15

オススメしたいドラマ #1ヶ月書くチャレンジ 15

大河ドラマを見たことない人にもオススメしたい『光る君へ』

私自身が今まで大河ドラマをまったく見てこなかった&歴史に疎いのに、ハマっているのが『光る君へ』です。

平安時代が舞台。源氏物語の作者である紫式部をモデルにしたまひろ(吉高由里子さん)が主人公。

もともとは源氏物語が好きなので、紫式部を取り上げるならおもしろそう、と思って見始めました。
私がこのドラマ好きだなぁと思うポイントを挙げてみま

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【光る君へ】第14回「星落ちてなお」

【光る君へ】第14回「星落ちてなお」


赤い月、赤い橋2024年4月7日放送「光る君へ」第14回を見た。
前半は藤原兼家の死を描く。
時に狡猾で憎まれ役でもあった兼家だが、強いリーダーシップと政治力で物語の序盤を牽引した。

兼家は息子たちを呼び、道隆を後継者にすると告げ、「今より父はないものと思って生きよ」と命じる。
座る時は何とか自力で動けたが、話し終えて立ち上がろうとするとよろけ、従者の肩を借りて、歌いながら去る。現代ならば車い

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決別しても、再び出会ってしまう運命/大河ドラマ『光る君へ』第12回・第13回

決別しても、再び出会ってしまう運命/大河ドラマ『光る君へ』第12回・第13回



ふたりの青春が終わった道長がどんどん嫌な男に思えてきた第12回。道長の若さゆえ、なのだよね、おそらく。「なぜ自分の話からする! 先にまひろの話を聞きなさい!」と腹立たしさを覚えたら、その足で倫子の元へ行ってしまって、ぬわぁーーーーーと変な声が出た(笑)。

「その足で行くのかよ」
直秀にも突っ込んでもらいたかった。

それだけ、道長にとって決別は辛かったと考えるべきか。身を翻したまひろを追えば

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恋も友も失うのか/大河ドラマ『光る君へ』第8回

恋も友も失うのか/大河ドラマ『光る君へ』第8回

遅ればせながら絶賛確定申告の準備中なのだが(裏金問題を見ていたら税金を納める気が完全に失せるけど、政治家と違って小国民は申告しないと後で大変なのでね)、大河ドラマ『光る君へ』第8話ラストから予想される次回の展開がおそろしくて集中できず、noteを書いている。

(以下、ドラマの内容を含みます)

この数日は夜なかなか眠れず、目を瞑ると直秀と道長の顔ばかり浮かぶ。赤染衛門さまをも魅了した直秀。道長が

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2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回

2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回

ついにまひろは、三郎(道長)が道兼の弟であることを知った。

(以下、ドラマの内容を含みます)

だが三郎は、6年前のことを知らない。まひろに会いたいと文をよこしたのは、ただ素性を明かさずにいたことを謝るためだった。

屋敷ではなく、どこか二人きりで会いたい。まひろは、あの日のことを家の誰にも知られずに、道長に話したかったのだろう。彼女が頼ったのは直秀。散楽の一員で盗人までやってしまう彼が、まひろ

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NHK大河「光る君へ」のテーマ曲『Amethyst』

NHK大河「光る君へ」のテーマ曲『Amethyst』

こんにちは。
ミュルアです。

東京は、晴れていますが、とても寒いです。

家に閉じこもって、大河ドラマ(第二回)の録画を見ました。

吉高由里子さん演じるまひろの裳着のお式の様子が描かれていて、十二単が美しいなと思いました。

また、道長のお姉さん(藤原詮子)が円融天皇に冷たくされ『源氏物語』の弘徽殿の女御みたいな展開になっていましたね。

所々、『源氏物語』に登場するエピソードがあって細かく観

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ドラマ「光る君へ」感想〜「昔の日本人像」=「武士」という先入観が自分にあったと気づかされた〜

ドラマ「光る君へ」感想〜「昔の日本人像」=「武士」という先入観が自分にあったと気づかされた〜

大河ドラマ「光る君へ」を観ての感想です。

※ネタバレあり。

大河ドラマ「光る君へ」がスタートして現時点で3話まで放送されました。ドラマ感想、というより、このドラマを観て私自身気付かされたことを述べていきます。

なぜこんなにも「平安時代」が新鮮に映る?一番初めに頭に浮かんだのは平安時代って義務教育で習ってるはずなのに全然見慣れない、知らないことばかりで、違和感がある、ということ。

例えば…

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平安をなめていたかもしれない/NHK大河ドラマ『光る君へ』

平安をなめていたかもしれない/NHK大河ドラマ『光る君へ』

今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の放送が始まった。視聴を終えて最初に浮かんだことばは、上記のタイトルである。

(以下、ドラマの内容と史実に触れる部分があります)

まだ幼い主人公・まひろ(紫式部)が三郎(藤原道長)に出会うシーンを微笑ましく見ていた時間が、一気に吹っ飛んだ。あのラストは、間違いなく2人の関係に影を落とす。特にまひろの心には、大きな闇が生まれたのではないだろうか。

藤原一族の歴

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#0079 『光る君へ』第一話みましたよ

#0079 『光る君へ』第一話みましたよ

予備知識ほぼゼロで見ました。

感想&雑感を残します。(1669文字)

○藤原為時よ。もっと営業せよ。岸谷吾郎さん演じる紫式部の父・藤原為時さんですが、漢文の先生で博識の高い人と思われ、使用人を雇っていて、それなりに広い敷地の家に住んでいます。

家に書物がたくさんあって、漢文を家で読んで仕事している風なのですが、実はフリーターらしく、国仲涼子さん演じる妻が、旦那が仕事に就けますようにと祠にお百

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