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#THE_NEW_COOL_NOTER賞
キャロットケーキを作るの巻
わたしはお菓子作りが大の苦手である。
しかし数か月前。ドラマ「きのう何食べた?」でシロさんが作るバナナケーキを見ていたら、「これならわたしにもできるのでは」と思い立って、何年かぶりにお菓子作りをした。
材料はバナナ、ホットケーキミックス、バター、砂糖、卵のみ。手順も混ぜて型に入れて焼くだけの簡単レシピ。
“何食べ”に出てくる料理はどれも簡単でわかりやすい。
材料を混ぜて型に入れ、オーブンで焼
お願い...もっと・・
私は、
もっと・・
という言葉が好きだ。
私が
「もっと・・」
...という言葉を
思わず発してしまう時って、
いったいどんな時だろうか・・
たとえば、、
2年生の長女が
肩を叩いてくれる時。
彼女の叩き加減は
実に絶妙で・・
あまりにも気持ちが良くって
「はい、ママっ、これでもう.. おしまいねっ!」
...って、
言われてみても・・
「お願い...もっと・・
ショートカットキーと中華鍋
仕事が遅いと職場の何人かに指摘された。だいたいの人がショートカットキーを覚えるように勧めてくれた。仕事の遅い者に対する定番のアドバイスなのだろう。
以前からショートカットキーの存在は知っていた。知っていただけで覚えようとは思わなかった。
覚えるのが大変そうだからだ。タネの分からない手品が魔法に見えるように、無知な私にはショートカットキーが魔法に見えた。
魔法を簡単に習得できるわけがない。半端
ジュンくんの性善説(物語)
サトルには、ジュンくんという小学からの幼馴染がいた。
優等生だったサトルと違い、ジュンくんは町外れのスラム出身で、あちこちに傷を作って回るやんちゃな少年だった。控えめに言って札付きの不良だ。
「ジュンくん、またケンカしたんか?なんでいつもそんなにケガばっかしよん?暴力はダメで?」
サトルはいつもそう彼を諭した。面と向かって言ってあげれるのは自分しかいないという責任感もあった。
商店街を歩い
境界線を指でなぞって
グラデーションワールド
たとえば体調が悪いとき
隙なくメイクして、しゃんとして隠す
どうして?
わたしたちは野生の動物じゃない
つらさをみせたって、
ライオンに食べられちゃうわけじゃない
でも
それってほんとかな?
あしもとには落ちこぼれたら食べてやろうと
口を開けてるワニがいる。
彼らは顎をかちかち、いつもパトロール中。
こわいな、とおもうとき
分厚い殻のなかでひとりきり熟す
旅するヤシの