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子どもの睡眠

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#こども睡眠ジュニアマスターカウンセラー

あれをしていれば寝かしつけもスムーズだったのに、と思うこと

娘たちが幼い頃は、睡眠の知識は何も持っていませんでした。
ただ規則正しい生活を守ることは徹底していたように思います。
とにかく毎日がいっぱいいっぱいだったため、記憶は曖昧ですが、決まった時間に寝かせることに躍起になっていました。

いま振り返ってみて、こうしておけばよかったと思うことはあります。
そうすれば、あんなに寝かしつけに必死にならずに済んだかもしれません。

夕方からは、照明を暗くしていけ

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まず睡眠の勉強をしよう!

まず睡眠の勉強をしよう!

こども睡眠カウンセラー協会 代表 秋山信子さんの出版記念セミナーに参加しました。

全国各地から参加されていて、お子さんの年齢もさまざま。
睡眠が注目されていますね。
嬉しくなりました。

本当に、時代は変わってきました。
普通に暮らしているだけで、睡眠は悪くなる時代です。
起きて活動して寝るという当たり前のことが当たり前ではないのですよね。

いかに起きる力、眠れる身体をつくるかで、こどもの健康

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【ダルい・疲れた・起きられないから子どもを救う!20日間快眠プログラム】

【ダルい・疲れた・起きられないから子どもを救う!20日間快眠プログラム】

【ダルい・疲れた・起きられないから子どもを救う!20日間快眠プログラム】発売します!

朝起きられないお子さんが、本当に増えています。
学校に行きたいのに、起きられなくて行けないお子さんも多いです。

気合いが足りないとか怠けているとか、親が甘いとか、周りからは言われると悲しくなりますね。
決して、お子さんが悪いわけでも、保護者の方のせいでもありません。
原因は、副腎という臓器が疲れてしまっている

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子どもを起こすときの声かけ

子どもを起こすときの声かけ

朝、子どもを起こすときに伝えて欲しいことがあります。
それは、今の時間です。
「△△ちゃん、おはよう! 今、○時○分だよ」 などです。

たとえ寝ぼけていても、聴覚は働いています。
聴くことで、脳は時間を認識します。
それが、寝る前に決めた時間であれば、目覚めの後押しになります。

脳と身体には、それぞれ体内時計があります。
時計とは時間を表しますね。
時間をしっかり認識することも、体内時計を働か

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本当です「寝る子は育つ」

本当です「寝る子は育つ」

子どもの人格ではなく、行動を正してあげましょう。

朝なかなか起きない子どもは、根性がないわけでも甘えているわけでも、ヤル気がないわけでもないのです。
子どもの人格の問題ではなく、睡眠が上手にとれていないだけです。

何でいつもダラダラしているの。
甘えているんじゃない。
ヤル気がないわね。
と人格を否定するのではなくて、良く眠れるための行動へと導いてあげてください。

しかしながら、お母さんお父

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子ども自身が眠るちからを自分で高める〈睡眠プログラム〉

子ども自身が眠るちからを自分で高める〈睡眠プログラム〉

子ども主体の睡眠プログラム
【生活リズムをととのえる子ども睡眠ルーティーンプログラム】

夏休みが明けました。
子どもの睡眠リズムは、学校生活に沿ったリズムに戻っていますか。

睡眠は、生活習慣がベースです。
生活習慣がととのいリズムができることで、睡眠が変わり、ぐっすり眠れてスッキリ起きられるようになります。

お母さんお父さんは、朝から「起きなさい」「いつまで寝てるの」と怒ることも、夜には「寝

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子どもが睡眠を習得できるのは家庭だけ

子どもが睡眠を習得できるのは家庭だけ

子どもがぐっすり眠ると、5つのよいことがあります。
①朝から元気に過ごせる
②身長が伸びて骨が丈夫になる
③人に優しくなれる
④成績が上がる
⑤スポーツが上達する

肉体面、メンタル面、人間関係、学習面、運動面とメリットはとても大きいです。

睡眠中に分泌される成長ホルモン、浅い眠りの時の記憶の整理と定着、深い眠りの時の脳のゴミ掃除など、睡眠中に大切な活動がおこなわれています。
ただ寝ているだけで

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親子でも睡眠は一緒に体験できないからこそ、子どもの睡眠を大切にする

睡眠は人と一緒に体験できません。
たとえ同じ布団で寝ていても、血が繋がっていても、共有できないものです。
深く眠れたり、中途覚醒があったり、夢をみたり、それぞれ違う体験をしています。

だからこそ、とくに子どもの睡眠は大切にして欲しいです。
注意を傾けてみてください。
睡眠中の口の開閉を見てみるでもいいですよ。
口が開いていると口呼吸になっているため、睡眠の質は落ちます。

睡眠の質は、寝起きや翌

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呼吸から、子どもの快眠度を上げる

呼吸から、子どもの快眠度を上げる

子どもの口呼吸は、睡眠の質を下げます。

人は鼻呼吸が基本です。
鼻で呼吸をすることで、脳から全身への酸素の巡りもよくなります。
自律神経も血圧も安定します。

口呼吸が睡眠の質に関わるのは、睡眠中に限ったことではありません。
昼間の口呼吸のくせは、睡眠中にも出やすいからです。

スマホやタブレットを観ているとき、人の話を聞いているとき、集中しているときに、口がぽかんと開いているのも要注意です。

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すきま時間に見て聞いて、親子でできる動画版【子ども快眠プログラム〜ベーシック〜】発売中

すきま時間に見て聞いて、親子でできる動画版【子ども快眠プログラム〜ベーシック〜】発売中

生活リズムを整えて、子どもの睡眠力をぐんぐん高める30日間の動画版プログラムです。

30日間すべて動画でお届けします。
平均で5分ほどです。
倍速でも聞けますので、半分の時間で済みます。
動画の方が分かりやすいというお子さんと一緒に、食事をしながらでも、送迎中の車内でも、ご覧いただけます。

睡眠に関係する悩みは、なかなか起きない」など朝から始まります。
朝グズグズなのに、夜は寝ないなど夜

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子ども快眠プログラム~スタンダード~発売中!

子ども快眠プログラム~スタンダード~発売中!

子どもの睡眠の質を上げるプログラムの中級編である30日間プログラムです。

夜は眠くなり、朝になれば目が覚める。
この当たり前のこと、当たり前だとも思わないような自然にできるはずのことが、困難になっている子どもがとてもとても多いです。

中学生の10人に1人は、朝起きることができずに学校に行きたいのに行けない状況にあります。
毎日元気に学校に行き帰ってくる、ごく普通だと思えることが、逆に今は特別な

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子どもの元気な姿は、大人を元気にする

よく寝る子は元気に育ちます。

朝からよく食べます。
元気に挨拶をします。
姿勢がいいです。
人の話もよく聞けます。
快便です。

睡眠さえ良ければいいわけではありませんが、睡眠が乱れると、体調も気分も成績も乱れやすいのは事実です。

子どもの元気な姿は、大人を元気にします。
子どもの睡眠をととのえる大切を知っておいてください。

しあわせ快眠デザイン
親と子どものための睡眠専門家
椎葉ゆう子

子どもの睡眠不足

子どもの睡眠不足

子どもの睡眠不足は、心にも影響します。

学校に行きたくない。
イライラする。
攻撃的になる。
集中して勉強ができない。
気持ちが落ち込む。
などです。

子どもと接していて気づきませんか。
睡眠不足のときは、言葉や動作が雑で荒々しく、扱いにくさを感じたりです。
翌日しっかり眠ると、昨日の様子は幻だったように穏やかで素直に感じられる。

睡眠が関係している証拠です。

子どもも、睡眠が変わり毎日よ

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日本の子どもは世界一夜更かし好き

日本の子どもは世界一夜更かし好き

子どもの脳と心身の健やかな成長には、良い睡眠は絶対です!!
しかし、日本の子どもは世界一夜更かし好きです。

中学生で、夜0時以降に寝ている子が34%
高校生で、夜1時以降に寝ている子が21.5%

そもそもこの年代は、体内時計が後ろにズレやすいことが分かっています。
遅寝になってしまうのは仕方がないとも言えます。

でも、学校があるため、朝は決まった時間に起きなきゃいけません。
睡眠不足になるの

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