はっとりめぐみ

心の苦しさをどうにかできないものかと探求した末たどり着いたのがヨガ。毎日ヨガのあれこれ…

はっとりめぐみ

心の苦しさをどうにかできないものかと探求した末たどり着いたのがヨガ。毎日ヨガのあれこれを掘り漁っているわけですが、その中で「これは!!」と思ったあれこれをこちらにまとめています。

記事一覧

「あなたのままでいい」の意味

東京はしっとりと梅雨の気配が感じられる月曜日です。 みなさんお元気ですか? 私は若い頃、 この自分は本当の自分じゃない。と思って生きていました。 いろんなコンプレッ…

瞑想ができない理由

ヨガのクラスの最後に「シャバーサナ」をします。ヨガの目的はこのシャバーサナと言ってもいい。 シャバーサナの質を高めるために、体をしっかり動かしているんです。体が…

第四チャクラの話(心の開き方がよくわからなくなっている方へ)

第四チャクラはサンスクリット語でアナハタチャクラといい、英語ではハートチャクラと呼ばれる。色は緑。 胸の真ん中、心臓のあたりに位置し、「思いやり」「許し」「寛容…

第三チャクラの話(他人のエネルギーを強く受けてしまう人へ)

相手から自分がどうみられているか?がすごく気になったり、自己否定していたり。心当たりがある方は第三チャクラをケアしましょう。 自分の進む方向性、個人の意思、肉体…

第二チャクラの話(楽しみよりも実用性ばかり重視してしまう人へ)

昨日の第一チャクラに続き今日は第二チャクラについて。 第二チャクラは下腹部に位置し、情緒・欲求・性的関心・官能性・感情・喜びを経験するところ。色はオレンジ。 第…

第一チャクラの話(心配や不安に襲われる)

心配や不安に襲われることがよくある →第一チャクラに関係がある 【ゴーラクシャ・シャタカン11節】 蓮華の真ん中はアーダラーと呼ばれる。 それは人間の体では骨盤底筋…

⑩呼吸法を効率的にするバンダ(締め付け)【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

呼吸法をより効率的にする方法、バンダ(締め付け)というテクニックを紹介します。 バンダという言葉の意味は「ロック」「鍵」「締め付け」「コントロールする」といったも…

⑨チャクラを感じながら体を動かし、瞑想をしてみよう【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

・チャクラとは背骨の一番下から頭頂部に点在する7つのエネルギーセンターのこと。 ・体にはエネルギー(プラーナと呼ぶ)が集まるポイントが7つあって、このポイントをチャ…

⑧逆転の練習 【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

第59節 おへそに位置する太陽のエネルギーは上に向かい、咽頭鼻腔部にある月離エネルギーは下に向かう。この方法はヴィパリータカラニという。 体のポジションを通常と反…

⑦呼吸法で悲しみを乗り越える 【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

第50節では 極端に苦いもの、酸っぱいもの、塩辛いものは体の中の激質(ラジャス)を上げてしまい、心身ともに落ち着きが失われてしまうと書かれている。 薄味で、味を感じ…

⑥12秒吸い、12秒止めて、12秒かけて吐く【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

タイトルの通りに呼吸してみたところすげー苦しいです。 ヨガの呼吸法を構成する3つの動作 吸う(プーラカ) 吐く(レーチャカ) 止める(クンバカ) この三つをそれぞれ12秒…

⑤太陽の呼吸&月の呼吸【ゴーラクシャシャタカンの教えを実践】

ヨガの古典書、ゴーラクシャ・シャタカンの教えをオンラインヨガで実践しています。さて、読み進めていきますよ。第41節からは呼吸に触れています。 41節 月のエッセンス…

④気の流れとクンダリーニのはなし【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

前回とりあげた18節の後は気の流れについて触れる部分が続く、ヨガ古典書ゴーラクシャ・シャタカン。 みなさん、「気」って感じますか? 「気のせい」「気を張る」とか「気…

③第二チャクラと「モテ」の関係【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

ヨガの古典書、ゴーラクシャ・シャタカンを読み進め、そして「夜のヨガ屋」で実践しています。 第14節では、スワディシュターナチャクラについて。 「ソヴァディシュター…

②ヨガのアーサナ(ポーズ)で最も重要とされるポーズ【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

うー、「古典書 ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践しよう」シリーズ、初回の昨日は何だかうまくできなかった。もう少し簡潔に、そして楽しく、無駄なくすすめられたら…

①ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践しよう

月額会員さんに向けて、来月のスケジュール等をお送り際にニュースレターを添付しています。ちょっとこちらにも貼り付けさせてもらお。 毎月、今月はこんなことに取り組ん…

「あなたのままでいい」の意味

「あなたのままでいい」の意味

東京はしっとりと梅雨の気配が感じられる月曜日です。
みなさんお元気ですか?

私は若い頃、
この自分は本当の自分じゃない。と思って生きていました。
いろんなコンプレックスが受け入れられずに、自己否定しながら生きていて、肯定してくれた誰かの言葉に依存していた。そんな気がします。

ヨガをして、今の自分は本当の自分だと思えるようになり、生きるのがすごくラクになりました。

今日は過去にヨガで学んだこと

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瞑想ができない理由

瞑想ができない理由

ヨガのクラスの最後に「シャバーサナ」をします。ヨガの目的はこのシャバーサナと言ってもいい。

シャバーサナの質を高めるために、体をしっかり動かしているんです。体がカチカチだと、静かに横たわれないからね。

静かに横たわると瞑想が深まる。だからあっちに引っ張って、こっちに捻って、倒して、反って..とヨガでは色々な動きをするんです。

体を動かすことを目的としている人には、シャバーサナは早く終わらせち

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第四チャクラの話(心の開き方がよくわからなくなっている方へ)

第四チャクラの話(心の開き方がよくわからなくなっている方へ)

第四チャクラはサンスクリット語でアナハタチャクラといい、英語ではハートチャクラと呼ばれる。色は緑。

胸の真ん中、心臓のあたりに位置し、「思いやり」「許し」「寛容さ」「共感」「気遣い」「理解」「愛」などの気持ちを司るところ。

心臓が体で最も大事な器官であるように、第四チャクラは一番大事なパワー、愛を作り出すところ。

ハートは魂の所在地。スピリチュアルの本質があるところ。心を開き、仲間とつながる

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第三チャクラの話(他人のエネルギーを強く受けてしまう人へ)

第三チャクラの話(他人のエネルギーを強く受けてしまう人へ)

相手から自分がどうみられているか?がすごく気になったり、自己否定していたり。心当たりがある方は第三チャクラをケアしましょう。

自分の進む方向性、個人の意思、肉体的なエネルギー、自制心を支配するのが第三チャクラ。自尊心、自分自身をどう思うかということに影響を与えます。

個人のパワーを表現するところ。色は真昼の太陽のような黄色。
肉体でいうと、背中下部、胃、膵臓、副腎、腸上部、胆嚢、肝臓を支配しま

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第二チャクラの話(楽しみよりも実用性ばかり重視してしまう人へ)

第二チャクラの話(楽しみよりも実用性ばかり重視してしまう人へ)

昨日の第一チャクラに続き今日は第二チャクラについて。
第二チャクラは下腹部に位置し、情緒・欲求・性的関心・官能性・感情・喜びを経験するところ。色はオレンジ。

第二チャクラのバランスが崩れると、生殖器、膀胱、腸に障害が出ることもある。

この第二チャクラが生きる喜びを経験するように促す。肉体的な喜びも、情緒的な達成感も、人生の欲求が目覚めるところ。生きることへの強い関心を作りあげるところ。

この

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第一チャクラの話(心配や不安に襲われる)

第一チャクラの話(心配や不安に襲われる)

心配や不安に襲われることがよくある
→第一チャクラに関係がある

【ゴーラクシャ・シャタカン11節】
蓮華の真ん中はアーダラーと呼ばれる。
それは人間の体では骨盤底筋に位置する。

この部分が第一チャクラ(ムーラダーラチャクラ)。色は赤。

この第一チャクラのバランスが取れると、人生で成長に必要なものは全て宇宙が供給してくれると信じられるようになる。

土にしっかりと根を張り、母なる大地にがっしり

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⑩呼吸法を効率的にするバンダ(締め付け)【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

⑩呼吸法を効率的にするバンダ(締め付け)【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

呼吸法をより効率的にする方法、バンダ(締め付け)というテクニックを紹介します。

バンダという言葉の意味は「ロック」「鍵」「締め付け」「コントロールする」といったものがあり、呼吸法をしている時にプラーナ(生命エネルギー)が集まる大事なポイントをコントロールすることでエネルギーがより高まると言われる技法。

呼吸法で使うバンダは主に3つ。

ジャーランダラ・バンダ(喉の締め付け)

ウッディヤーナ・

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⑨チャクラを感じながら体を動かし、瞑想をしてみよう【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

⑨チャクラを感じながら体を動かし、瞑想をしてみよう【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

・チャクラとは背骨の一番下から頭頂部に点在する7つのエネルギーセンターのこと。

・体にはエネルギー(プラーナと呼ぶ)が集まるポイントが7つあって、このポイントをチャクラと呼ぶ。

・それぞれのチャクラは違う特性を持ち、思考や行いに影響を与えている。チャクラを整える方法はいろいろある。

はて? と思った方、大丈夫。
私もそんな感じでした。

このチャクラの整え方ですが、

「ヨガのこの動きはここ

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⑧逆転の練習 【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

⑧逆転の練習 【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

第59節
おへそに位置する太陽のエネルギーは上に向かい、咽頭鼻腔部にある月離エネルギーは下に向かう。この方法はヴィパリータカラニという。

体のポジションを通常と反対にすることによって、下向きの月と亜上向きの太陽のエネルギーを融合させる。この方法を「ヴィパリータカラニムッドラー」という一つの形として教えます。

体を上下逆にするポーズ、肩で立つポーズ、頭で立つポーズ、お尻を床に壁に足をあげてお休み

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⑦呼吸法で悲しみを乗り越える 【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

⑦呼吸法で悲しみを乗り越える 【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

第50節では 極端に苦いもの、酸っぱいもの、塩辛いものは体の中の激質(ラジャス)を上げてしまい、心身ともに落ち着きが失われてしまうと書かれている。

薄味で、味を感じながらゆっくり食べることの大切さを再確認。さっき島唐辛子をつけた泡盛の調味料「こーれーぐーす」をかけて短時間でちゃちゃっと済ませちゃった。全然味わえてないな。

第53節 呼吸法で悲しみの海を越える

吸う息、吐く息を無理なくゆっくり

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⑥12秒吸い、12秒止めて、12秒かけて吐く【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

⑥12秒吸い、12秒止めて、12秒かけて吐く【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

タイトルの通りに呼吸してみたところすげー苦しいです。
ヨガの呼吸法を構成する3つの動作

吸う(プーラカ)

吐く(レーチャカ)

止める(クンバカ)

この三つをそれぞれ12秒ずつ行うことがベーシックな方法(第47節)
試しに12秒ずつやってみたところ、止めるのは無理なくできるのですが、12秒も吸えない。5秒ぐらいでもうアップアップし始めます。吐くのも5秒ぐらいで、うっとなります。自分の浅い呼吸

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⑤太陽の呼吸&月の呼吸【ゴーラクシャシャタカンの教えを実践】

⑤太陽の呼吸&月の呼吸【ゴーラクシャシャタカンの教えを実践】

ヨガの古典書、ゴーラクシャ・シャタカンの教えをオンラインヨガで実践しています。さて、読み進めていきますよ。第41節からは呼吸に触れています。

41節 月のエッセンスを想い左から吸息
月の呼吸(チャンドラベーダナ)のやり方

左から吸って しばしクンバカ(止める)

右から吐く

月をイメージしながらしばらく続けると練習者はとても幸せな想いに満たされる。とあります。夜眠れない時、心が忙しくトゲトゲ

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④気の流れとクンダリーニのはなし【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

④気の流れとクンダリーニのはなし【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

前回とりあげた18節の後は気の流れについて触れる部分が続く、ヨガ古典書ゴーラクシャ・シャタカン。

みなさん、「気」って感じますか?
「気のせい」「気を張る」とか「気をつけて」「気を遣う」等々・・日常的に「気」という言葉を何度も口に出しているはず。

この「気」、ヨガでは「プラーナ」と呼ぶ。プラーナは生命エネルギーのことで、気の通り道のことは「ナーディー」と呼ぶ。

ナーディーは現代科学で言えば、

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③第二チャクラと「モテ」の関係【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

③第二チャクラと「モテ」の関係【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

ヨガの古典書、ゴーラクシャ・シャタカンを読み進め、そして「夜のヨガ屋」で実践しています。

第14節では、スワディシュターナチャクラについて。
「ソヴァディシュターナ」と書かれていたり、「スヴァディシュターナ」と書かれていたり。耳から入る言葉をカタカナにするのは難しいもんね。

スワディシュターナチャクラは第二チャクラと呼ばれ、おへその下のあたりに位置する。第二チャクラと検索すると「モテる」という

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②ヨガのアーサナ(ポーズ)で最も重要とされるポーズ【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

②ヨガのアーサナ(ポーズ)で最も重要とされるポーズ【ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践】

うー、「古典書 ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践しよう」シリーズ、初回の昨日は何だかうまくできなかった。もう少し簡潔に、そして楽しく、無駄なくすすめられたらいいな・・と思っています。

はい、4/3(月)21:30-22:15もゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践していきますよ!

第3節 ヨーガの木志を高く持つものはヨーガと呼ばれる高くそびえる木を拠り所とする。ヨーガは聖典の教えを太い幹とし

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①ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践しよう

①ゴーラクシャ・シャタカンの教えを実践しよう

月額会員さんに向けて、来月のスケジュール等をお送り際にニュースレターを添付しています。ちょっとこちらにも貼り付けさせてもらお。

毎月、今月はこんなことに取り組んでいきましょう。とテーマを掲げているわけですが、4月はヨガの古典書、ゴーラクシャ・シャタカンの内容を実践してみようと思います。

ハタヨガ独特の世界観、人体観を理解することができる101の教えが詰まっている11世紀頃(10-13世紀と書か

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