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種麹屋の日常思考記

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発酵に関係ない日常思考はこちらに入れていきます。
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#東京一極集中

統計で見る豊橋市と都心の『仕事』の違い

統計で見る豊橋市と都心の『仕事』の違い

さて、詳細は下記の記事の通り、今までも書いておりますが、東三河は毎年400人、若い女性が出て行っており、その多くは『希望する仕事がない』という状況です。

というわけで、これを、また、別の指標で見てみたいと思います。

データ出所は相変わらずRESASです

産業特化係数さて、地域ごと産業構造を見るのに当たって、『産業特化係数』という指標が一般に用いられます。

産業特化係数とは

という、指標で

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KOJI THE KITCHEN Academyで、地域に対して実現したかったこと

KOJI THE KITCHEN Academyで、地域に対して実現したかったこと

4/16・17日に開催いたしました。KOJI THE KITCHEN Academy、無事盛況に終わりました。内容については、有料の講座ということもあり、報告記事などをお待ちいただければと思います。

受講後のアンケートで、満足度が10段階評価で平均9点以上、半数以上の方に10点満点を付けていただきました。大変嬉しく思っております。また、この点数は、運営側だけでなく、受講いただいた方同士の協力もな

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What型とWho型:都市型人材と地方社会がコミュニケーションで気を付けること

What型とWho型:都市型人材と地方社会がコミュニケーションで気を付けること

前回、こちらの記事でWhat型とWho型について書きました。

今回は、より細かく、それぞれが留意したいコミュニケーションについて書いていきます。

(※この記事は早い人で10分、平均15分、読了にかかります。)

What型はIメッセージを心掛けるI(アイ)メッセージとはなんでしょうか。それは、主語が「私」という形で発せられるメッセージです。「私は楽しい」「私は怒っている」「私は悲しい」「私はや

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『よいものをより安く』からの解放が、地方活性の第一歩

『よいものをより安く』からの解放が、地方活性の第一歩

『よいものをより安く』。一見、素晴らしい言葉に聞こえますが、これが、地方が発展しない最大要因でもあります。

その理屈は、下記の記事や

その中で触れられているこの記事にくわしいですが

結局のところ、1番目の木下さんの記事にあるとおり

都市部に向けて出していく商品サービスを安くうってしまう→地元の所得は低くなるという構造になる
さらに地元客を相手にする地元サービス産業もその低い所得に沿ったもの

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都会のインテリが、地方の現場のプロトタイプ・スモールスタートを笑う国

都会のインテリが、地方の現場のプロトタイプ・スモールスタートを笑う国

ちょっと、挑発的なタイトルだったかと思いますが、気にしないでください。

いよいよ、緊急事態宣言も解除になり、『新しい生活様式』なるものでの、宣言後の世界が始まります。アフターコロナの第一歩ではないでしょうか。

個別具体的な『新しい生活様式』の内容そのものには様々賛否がありますが、少なくとも『感染拡大を防止しつつ、なるべく「普通」の生活をして経済活動を回していく』という工夫が必要になることは論を

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キャリア女性にとって魅力ある雇用を用意することが最大の地方活性化施策

キャリア女性にとって魅力ある雇用を用意することが最大の地方活性化施策

今日は、豊橋市を始め、一次産業、二次産業中心の地方をどうするか、そのための方策まで含めて考えてみます。カギは女性雇用創出にあります。

20歳-24歳女性が毎年200人消える東三河木下さんのこちらの記事に詳しいですが

東京一極集中は、ズバリ、20歳-24歳女性の一極集中といって過言ではありません。愛知県、そして、私の住む東三河も例外ではないです。この問題は数年前から指摘されています。

愛知県全

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