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2020年4月の記事一覧
「やりたいこと」と「出来ること」のアンバランスが攻撃性を生む
昨今、社会全体にストレスがかかる中、世の中に色んな言説が出てきています。
それぞれの立場で、見えている範囲が違っていたり、受ける影響の大小があったり、それまでの社会に対する関わり方やスタンスがあったりで、正義と寄って立つものが違っている。
私は、人ってそこまで悪人に出来てなくて、責任感とか優しさってのがあって、みんな『世の中に何かしたい』という気持ちがあると信じています。
これまでの世の中は
コロナが露わにした、『テレワーク出来る村の住人』と『出来ない村の住人』の分断
先日のLINEと厚労省が実施した調査で、テレワーク実施率5%と言う数字が出ました。LINEという手軽な媒体を使ったことで、『この手の調査に参加する人はそもそもIT親和性が高い』という偏りは、スマホ回答ではあるものの、比較的弱いですし、おそらく、これに回答していない人(LINEをやっていない人)を加えると、実態のテレワーク率はもっと低く出ると予想されます。
5%は正規分布だと偏差値66ぐらいに相当
『実際に会わなくても友達になれる力』を-ノンバーバルと空気の力に頼らない
テレワークやWeb飲み会など、『実際に会わないコミュニケーション』がにわかに浸透してきました。実際に直接会うコミュニケーションとの違和感も感じながら、世の中が試行錯誤しているように思います。
ただ、私が元々出不精というのもあるのですが、自分を振り返ると、SNSの繋がりなどで、もう10年以上会っていない友人もざらです。留学時代の友人は世界に散っているので、直接会うことはなかなか難しい。正直なところ
冷静とポジティブとネガティブと
日本のコロナ対策をどう評価するか。多分に政治スタンスをはらむ問題でもあり、非常に炎上しやすいテーマでもあります。
では、なぜ炎上するのか。それは、これを、プロジェクトと置き換えたとき、3つの心理的態度が混在してしまっているからだと思います。
プロジェクトの評価は、『今起きていることの分析』を『冷静』に評価し、『これから起きる未来の予測』はネガティブに考え、『実際に行動に移したら』ポジティブとい