記事一覧
アブストラクト・マイパーソナリティ
私がnoteを書こうと思ったきっかけのひとつは、「自分の内面を言語化する」ことだ。
この作業は内面的な恥部みたいなところを削り取って、人に見せられるかたちにするというカロリーの高いもので、なかなか着手できずにいた。その結果、いくつかのお茶濁し記事を世に放ってきたのだが、最近になってようやく気力が湧いてきたので、その灯が絶える前に書いておこうと思う。
(ところどころ出てくる写真に意味はありません
2023プレイリスト全曲感想
毎年、Spotifyで年間のプレイリストを作っている。あくまで個人で楽しむためだけのものなのだが、せっかくなので全曲の一言感想を書いておきたいとふと思った。備忘録としてもいいと思うし。
【このプレイリストに関して】
・曲順=登録順ではないです。ランキングでもないです。通して聴くときに良い感じになるように、主観で曲順を決定しています。
・1アーティストにつき1曲としています。
・個人的によく聴いた
What a Wonderful Birthday!
誕生日の思い出
学生時代、8月生まれの人は誕生日が夏休みなのでスルーされがち、というのはあるあるだと思う。8月25日が誕生日の私も例外なくそうだった。
そもそも聞かれなければ誕生日がいつか公言はしてこなかったし、友達がたくさんいる方ではないので、私にとって誕生日はそれほど大きなイベントではなかった。
去年の誕生日はひとり映画、一昨年の誕生日は自動車学校と、ここ数年もやはりパッとしない誕生日を
欲をいうなら、山が見える所で。
山が好きだ。登ってよし。眺めてよし。今回は山を語ろう。
しかし、山岳部時代のことを綴るとなると、書きたいことや書かねばならぬことが山ほどあるので(山だけに)キリがない。ビッグトピックを扱うと却って筆が進まないのだ。実際、そんな書きかけの大型noteがたくさんある。
なので今回は山に対する上っ面の愛だけ。短編で。
山のある風景
東京に移り住んで3年経つ。生活上不便なことはなくそれなりに楽しく
えんぴつはあまりいいデバイスではないわ
マヌケな事故
特段大きな怪我もなく、大きな事故にも遭わず、それなりに健康に生活してきた。
ただ、小さい頃の私は今より衝動的な人間で、突飛な行動をしてはその度に痛い目を見てきた。
例:
①幼稚園の頃、私はあやとりが好きだった。ある日、何を思ったか私はあやとりの紐の両端を持ってピンと張り、自分の背中や首の後ろを乾布摩擦の要領で擦っていた。あやとりの紐は細いので、そんな風に擦りでもしたら当然摩擦が
大物noteを書いております。バードビュー・シリーズもいずれ続編書きます。
バードビュー・シリーズ③「鍵の学校」
2015年5月
夜の22時になると彼は決まってラジオをつける。すると、エレキギターの音で学校のチャイムが流れる。
そのラジオの名前は「SCHOOL OF LOCK!」。TOKYO FMをキー局に全国で放送されている、中高生向け番組だ。"校長"と"教頭"が軽快なトークで進行し、お便りを読んだり、時にはリスナーと電話をつないでトークしたりもする。
そして何より、SOLは、中高生のための音楽番組だ
バードビュー・シリーズ②「遥か彼方」
2015年3月
冬が終わり、穏やかな春が来た。
ロックバンド・カルチャーと出会った彼はというと、いよいよ色々なバンドのCDを集めなくてはという気持ちで春休みを過ごしていた。
だが、明確にこのバンドが好きだとかこんなジャンルが好みだとか、そういう指標を彼はまだ持ち合わせていなかった。
「好きなバンドのCDをコレクションする」という行為を自分もしてみたいという、それだけだった。他の人と違うなに