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胸を張って生きる

他人から見た自分の姿

自分の姿を客観的に見る機会というのは少ない。たまに集合写真やLINEで共有された写真の中に自分が写っているのを見ると、自分って周りの人からこんな風に見られてるんだなーと気づかされる。

特に、気を抜いているときに撮られた自分は、表情が死んでたり顔が事故ってたり、正直見れたものではない。

中学生の頃、生徒会に所属していた私は、開式の言葉とか代表挨拶やら、大勢の前で話をすることが何度かあった。そういうイベントでは、カメラマンが広報用の写真を撮りに来ることもあり、そのときの自分の姿を後から写真で見るような機会もあった。

そんな写真のある1枚が、私を変えるきっかけになった。

その時も大勢の前でステージに立つ系のイベントで、自分としては自然に振舞っていたつもりだった。しかしその姿は撮られており、後になって写真を見たときに思ったのは、

うわぁ、めっちゃ猫背だ…

自分が姿勢が悪いことは薄々気づいていた。しかしここまでとは思っていなかったし、雰囲気ある感じのそれではなく、本当に覇気の無い、情けない姿だった。当該の写真が無く、お見せできないのだが(あったとしても見せたくないけど)、例えるならバクフーン(ヒスイのすがた)だ。こんな感じの姿勢だった。

猫背でおまけに首が前に出ている

人のルックスにおいて、顔はもう生まれ持ったもので勝負するしかない。努力できる部分があるとすれば姿勢だ!猫背はモテない!

それから私は姿勢を意識して生活するようになった。トイレで鏡を前にしたとき、あるいはあの私(バクフーンのすがた)の写真をふと思い出したとき、ピンと背筋を伸ばすようになった。中2の秋のことだった。

それからというもの、高校の頃は常にザックを背負っていたし、自転車に乗るときだけ姿勢が良くなるという謎の人体構造だったので、徐々に私の猫背は改善されていった。若干名残はあるが、高校以降に撮られた写真にバクフーンはいなくなった。

そして現在、日常生活の中で姿勢を意識する瞬間も増え、かなり良くなったと思う。しかし、だからといってモテることはなく、それはまた別の原因があることも分かった。

猫背で悩むそこのあなた、猫背は意識でわりと直ります。胸を張って生きましょう!

(追記)
バクフーン、別に原種で良かった。ヒスイの猫背のイメージが強くて...。

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