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たべもの・たべかた・つくりかた

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塾長とみその先生の食べたものやそれぞれの作り方、お勧め品の使い方などなど
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目次 たべもの・たべかた・つくりかた

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おもうところ■ゆっくり食べる為にできること
■「すがかて」もぐもぐワーク
■すがかて at オーベルジュ玄珠さん
■「やわるしすのおかゆ」について
■夏のおかゆ「清」と「陰」夏ver.のこと

【おかゆ・ごはん・麺】■白滝製麺さんの半田そうめん①/②細麺とふしめん(レシピではなく写真集)
■黒豆と長芋のおかゆ
■小豆と長芋のおかゆ
■蓮根のおかゆ①
■蓮根のおかゆ②
■蕪のおかゆ
■鶏ささみと大根

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夏に飲みたいチャイ 作りました

夏に飲みたいチャイ 作りました

昨年冬、初めて、亘lab.オリジナルのチャイ ティーバッグを作成、販売しました。
チャイ好きな方多いですね。今までのどの薬膳茶よりもご好評いただきました。ありがとうございました。

その際に、数件いただいたお問い合わせ。

「夏用のチャイは作りませんか?」

ここで、「夏用のチャイ」と言ってくださるのがもう嬉しい。
何故ならば、冬に販売したチャイは、とにかく温まることを目的にした配合。これを夏にも

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亘lab.の薬膳チャイについて

亘lab.の薬膳チャイについて

今年は暖冬だと分かっていたけど作った薬膳チャイのティーバッグ。
チャイというのはかなり人気があるようで、今までの商品の中で2番目に売れています。(1番は生産をお休みしているお粥キット【陽】)
亘lab.の薬膳チャイのどこが「薬膳」なのかというと、

棗と陳皮が入っていること。

ではありません。
そもそも「薬膳」というのは、薬膳ぽい食材や生薬が入っている食べ物のことではないんです。
中医学の理論や

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基本の薬膳パウンドケーキ

基本の薬膳パウンドケーキ

今回は先にレシピを。

レシピ

①型にバターを塗り粉をはたく。もしくはベーキングシートを敷く。(底の部分だけでもOK)
②ボウルに入れ柔らかくしておいたバター110gに、砂糖110g、塩ひとつまみを入れ、泡立て器ですり混ぜる。白っぽくてフワッとするまで、なのでハンドミキサーを使っても。
③全卵2個をとき、1に数回にわけて入れつつ、泡立て器ですり混ぜる。数回=6〜7回が目安です。卵が冷たいと分離し

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基本の薬膳クッキー

①ボウルにバター90gを入れ柔らかくしておき、塩ひとつまみ(無塩バターの場合)と砂糖60gを加えてヘラで混ぜ合わせる。
②1に溶き卵1個分を2〜3回に分けて、毎回均一にヘラで混ぜ合わせる。
③2に薄力粉150gを入れ、均一にヘラで混ぜ合わせる。この時、完全に混ざり切る前に、具材を混ぜます。(※)
④3を手で軽く混ぜてまとめて、2つに分ける。打粉をした台に取り出して転がし、棒状にする。
④オーブンシ

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薬膳茶の飲み方など

薬膳茶の飲み方など

亘lab.でも薬膳茶ティーバッグを作って販売しようかとなりまして。
そうなると、飲み方を詳しく書いたページがあったら便利かな、と思いまして、このページを書いております。

薬膳をやるとなると、料理をするというハードルがある。
料理自体がハードルになる人もいれば、家族と同じごはんを食べるのに自分のための薬膳を作ると家族が嫌がるというハードルになる人もいる。
他にもパターンはあるかもしれませんが、料理

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ブロッコリーの小さいおかず

ブロッコリーの小さいおかず

ブロッコリー。
茹でて付け合わせにするイメージ強いですが、付け合わせの量だから付け合わせなだけで、ちゃんと小さいおかず「副菜」になるんですよね。
頭の少し黒っぽいのは、アントシアニンの色だそうで。腎に帰経するのもうなづける。

薬膳的効能は
補腎強壮・健胃利五臓

となっています。
カリフラワーは帰経がわかってないみたいで、全く別扱いです。
「強壮」というほどの力が在るように思えないですが、これも

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すがかて at ヴィネリア カッシーニ

すがかて at ヴィネリア カッシーニ

新しい食育法でもあると自負している「すがかて」
美味しいものをより美味しくいただいて、健康になれちゃう。しかも痩せやすくなる。素晴らしい。
命への感謝を具体的な形にする食べ方。

今回はいつも薬膳イベントでお世話になっているVineria Cassiniさんにて開催しました。

平日のランチは、前菜とパスタと自家製パン、ドリンクで1000円未満(ボッタルガやペコリーノロマーノなどトッピングあり)と

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チキンのマスタードクリームソース

チキンのマスタードクリームソース

秋は肺が影響を受けやすいので、カラシをお勧めすることが出てきます。
化痰のちからもあるので、夏から溜め込んだ痰を排出しやすくして秋を楽にすごすために、少しずつ使うのもおすすめです。
和芥子のレシピはあまり持ってませんが、洋風のおかずで、簡単で美味しいこれをご紹介しときます。

①鶏肉(胸でもモモでも)200〜300gを二口サイズくらいに切る。皮面に塩を少しして、焼き付ける。
②好きなきのこをカット

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すがかて at オーベルジュ玄珠

すがかて at オーベルジュ玄珠

美味しい物をより美味しく食べる。
結果的にゆっくり食べることになる。
その成果として、体とこころが清々しくなる。
そんな食べ方が「すがかて」
普段のごはんでもやりますし、レストランに行ってもします。
そして今回、オーベルジュ玄珠さんでもしてきました。

 すがかてのデメリットは、食べてる途中で全く食べることをさぼらないのに、時間がめちゃくちゃかかること。前回カッシーニさんでの時も、周りの1.5倍く

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小豆と長芋のおかゆ

小豆と長芋のおかゆ

 夏の湿邪対策に小豆がいいですよ。

と言われると、どうしても餡子を食べたくなってしまいますよね、分かります。
 しかし!
 餡子は小豆の排水作用の最強部分である「一番だし」を捨てている上に、湿邪の素になる砂糖を大量にこれでもかとぶち込んでありますので、全く逆効果になるんです。

 だからと言って、自分で一番だしを残しつつ砂糖を控えめにして餡子を炊いてまで食べたくない。分かります。
 そこでいつも

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陰陽胡瓜

陰陽胡瓜

と、名付けました。食べた瞬間、「悪魔的だ〜〜〜(カイジ見てた)」と言ってしまった、悪魔的なうまさの、キュウリを使った一品です。作り方はとても簡単

①キュウリ1本を乱切りにし、餃子のタレ(醤油、砂糖、お酢、胡麻辣油。既製品可)で和えて、しばらく冷蔵庫で寝かせます。この間に他のメニューを作っていく。
②すりごま黒を大さじ1、刻み粉唐辛子を耳かき一杯分程度混ぜあわせ、①を和えます。
出来上がりです。

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きくらげと卵の炒めもの で、補気滋陰

きくらげと卵の炒めもの で、補気滋陰

中華の定番!と思うけど、意外に出してる店は少ない?
きくらげと卵で体の潤いの素を補給する一品です。2人前。

①黒きくらげ10枚程度水に漬けて戻す。とは言え、きくらげによって1枚のサイズが全然違うので、1人で食べたい枚数を適当に。
②卵2個を解きほぐし、塩を指先でちっとつまんだくらいの量と鶏ガラスープの顆粒を小さじ1/2弱入れて溶かします。
③トマト中ぐらいのを1個、8等分の櫛切りにします。12等

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ねぎまみれの砂肝で食欲増進

ねぎまみれの砂肝で食欲増進

砂肝って自分で調理すること少ないですよね。スライスで使えば、銀葉を取らなくても気になりにくいので、意外に気軽に使えます。

①砂肝120gをスライスし塩をふっておきます。ネギ1本も縦長になるように斜めにスライス。

②ニンニク1かけをみじん切りにして、油で低温で加熱する。香りが出てきたら砂肝を炒める。
③火が通って来たら、ネギを入れて軽く炒め、胡椒で味を調える。
④レモン1/2個を絞り入れる。量は

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