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夏に飲みたいチャイ 作りました

昨年冬、初めて、亘lab.オリジナルのチャイ ティーバッグを作成、販売しました。
チャイ好きな方多いですね。今までのどの薬膳茶よりもご好評いただきました。ありがとうございました。

その際に、数件いただいたお問い合わせ。

「夏用のチャイは作りませんか?」

ここで、「夏用のチャイ」と言ってくださるのがもう嬉しい。
何故ならば、冬に販売したチャイは、とにかく温まることを目的にした配合。これを夏にも飲んだ日にゃあ、暑くて仕方ないよということです。アイスにしても、です。

薬膳では、食材の持つチカラのパラメーターの一つとして「四性」というのがあります。
食べるとカラダを 温めるor冷やす というものです。
これは、そのものの物理的温度とは一致しないものです。
だから、たとえば、体を冷やすチカラを持つ冬瓜という瓜を煮込んで食べても、やはり体は冷えるんですね。
逆に、体を温めるチカラ、それも割と強めのチカラを持つスパイスを組み合わせたチャイは、アイスにしてもアイスクリームにしても、最終的には体を温めます。

なので、夏のチャイは諦めてたんです。
でも。なんとなく、安西監督の顔が浮かんでくるんです。

あきらめたら、そこで試合終了ですよ

というわけで、夏に温めた方がいい人ってどんな人かを考えました。
そして、生まれました。
夏のチャイ。

前々から言ってたんです。夏にこれやると冷えるからダメよって。

そう。
冷たいものを飲み食いすること
です。

夏は、多くの人が、お腹が冷えているんです。

ならば、お腹を温めて、それ以外のところの熱を冷ますような配合にしたらええやんか❗️
という、ね。
こうなったら簡単です。

スパイスは主に、脾胃を温めるものと、腎を温めるものに分かれます。
なので、これらのバランスだけ調整してあげたらいい。
そして、夏なので、夏の影響が一番出やすい心の臓のケアはしたい。そこに火が点かないようにするためのものを合わせる。
そんな感じで作りました。

心の臓に火がつかないように:蓮心
お腹あたため:カルダモン
腎陽で水分排出促進:クローブ
スパイスで失う陰気の補填:枸杞の実
こころを落ち着ける:紅茶

こんな内容になっております。
バランスは企業秘密です。

アイスで飲んでもらっても、これならプラマイ0に…
他の冷たいドリンク飲むよりは絶対お腹冷やしません。

お腹が冷えると、脾胃が働きにくくなって、消化しにくくなってバテやすくなるだけでなく、水のポンプ機能も弱りますし、血を作り出したり巡らせたりする機能も落ちます。
なので、できるだけ夏でも、お腹を冷やさないようにすごしましょう。
それでも35度超えてくると、冷たい飲み物ほしくなります。その時は、これ。ぜひ。

上記を参考に自作するもよし、ですが。
通販ページできたらこちらにもアップ(追記の形で)しますね。

追記!
販売ページできました。
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