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2021年の「自分理念」を創る ぶれない自分でいるための工夫とは

「企業理念があるように個人にも理念があってもよいのでは?」

緊急事態宣言のエリアが拡大し、先行き不透明な状況が続いております。この状況まだまだ続きそうで、未来を見ると不安ばかりふくらみそうな状況ですが、そんな中でも2021年を前向きに生きていきたいものです。

このような不透明な状況だからこそ、自分というものをしっかり持って些細なことでは揺るがない自分でいたいと思います。

企業にとって揺るがない組織でいるために、戦略や社員の行動の旗印となるもの、それは「企業理念」です。創業から脈々と受け継がれ、時には時代の変化に合わせて更新されながら、企業と社員の未来を照らす指針です。この指針を大切に、愚直に行動する組織は、変化の中でも強く生き抜けるのだと思います。

この企業理念を参考に、自分という個人にも「理念」というものを持ちたいと思いました。

「自分理念」を創る

企業理念とは会社が最も大切にする基本的な考え方のこと。「なぜその企業が存在するのか」「何のために経営をするのか」。その根本となる考え方ですね。企業が向かう方向を示し、社員の行動規範や社風を形成します。

これになぞらえて「自分理念」というものを創りたいと思いました。自分という個人を一つの企業のように捉え、自分自身の行動規範を形作る言葉です。「自分理念」とは言い換えれば「自分の価値観の基準」となるものです。 日々の生活において、常に意識したいこと。守りたいものです。

対象は自分なので、自分で自分のために創るため、かなり自由です。自由とは「自ら」に「由る」と書くので、正に自分が自分らしくいるために、太くどしっと構えるための錨(アンカー)のようなものかと思います。

私は勝手に「今年の自分理念」という風に1年という区切りで考えてみることにしました。企業理念は毎年コロコロ変わるモノではありません。しかし、自分という個人は今年と来年は価値観含めて大きく変わっている可能性があります。むしろ変わっていたいと思っています。その変化は成長だと思います。今年一年というスパンで描いてみます。

2021年の自分理念

この自分理念を創る上で大切なポイントは「自分で日々自覚できる内容」になっているかどうか。創ったは良いものの、創ったことさえ忘れる、何を書いたか覚えていない、では行動の指針になりません。冗長な文章で創ってもダメだと思い、自分でも自覚しやすいように「あいうえお」作文で、文章ではなくキーワードで創ることにしました。

2021年私の自分理念「AIUEO(アイウエオ)」

ア:【Action】 動く、楽しむ、やってみる
イ:【Input】 気づく、学ぶ、感動する
ウ:【Up date & up grade】 更新、進化、成長する
エ:【Engagement】 約束、愛着、感謝する
オ:【Output】 発信、影響、貢献する

この自分理念を創るのに、実は結構時間がかかりました。年始から考え始めて、他の枠組みで考えたりもしながら、自分でしっくり来るまで煮詰めたので、個人的には腹落ちするものとなりました。

1年間大切にしていくものですので、それなりに自分で納得するまで考えることが重要です。そして、創って分かったのは、その創る過程にも価値があることに気付きました。

自分が何を大切にしているのか、どんな行動をしている時が自分らしいのかを客観的に整理していくことになります。そのプロセスで自分というものをより深く知れたように思います。

まとめ

コロナ禍の今、誰もが不安定で不透明な環境を生きていると思います。そんな中で毎日を力強く生きていくためには、自信を持つことが大切です。「自信」とは「自分」を「信じる」ということ。その根拠を持つことが揺るがない自分につながります。

わたしはその「自信」の根拠の拠り所を「自分理念」に見出しました。これは誰かのためのものではなく自分だけの為に創ったものですので、自分にしか当てはまらない内容だと思います。

1年後この自分理念が全うできたのかを振り返りたいです。そして、この言葉を毎日目に見える場所に書き留めて、都度自分の行動を振り返りたいと思います。

ぜひご自身にとって大切な価値観や行動は何なのか、自問自答し、「自分理念」を創ってみてはいかがでしょうか?ぶれない指針を持ちながら、自分らしく毎日を過ごせたら良いですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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