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本のこと

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#読書記録

2023年上半期、出会った29冊の本を紹介します

2023年上半期、出会った29冊の本を紹介します

今日は、2023年上半期に読んだ本を振り返っていこうと思います。

この半年で読んだ本は、29冊。もう少し読みたかったなあと思うのが本音だけれど、引っ越した先の京都では、幸運なことに近くに図書館があり、小説をたくさん読むことができました。

また、Kindle Unlimitedにも登録しているので、本を読む習慣がこれまで以上に根付いていたかな。読んだ本の中でとくに印象に残っている6冊の本の感想を

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【本】50歳からは、もっと自由でいいんじゃない?

【本】50歳からは、もっと自由でいいんじゃない?

アマゾンKindleでこんな本を読みました。

『50歳からは「これ」しかやらない』
一万人に聞いてわかった
「会社人生」の上手な終わらせ方
大塚寿

50代になり
身近な先輩方が定年を迎え、
笑顔で卒業していく姿を見ると
自分が会社を卒業する将来の姿を想像します。
また大好きな銭湯に行くと、
シルバー向けのサービスがあり
「早くその年齢になりたい!」なんて思ったりして。
会社を卒業する日は、

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【本】今日は『失敗図鑑』をご紹介。大人も楽しめます。スティーブ・ジョブズの「いばしょを失う」と野口英世の「調子にのる」が面白い。最後のお父さん・お母さん「愛しすぎる」の中にある『おたがいの失敗をゆるしながら、楽しい時間をすごし、おたがいに成長していく。それが家族です。』が名言。

【本】自己啓発本に色々物申す1冊。面白すぎるし、納得の嵐。

【本】君は「負け犬」だが、それは君自身のせいではない。。。これは数学の問題なのである。われわれは自らを比較するのに、わざわざ都合の悪い相手を選んでしまう傾向にあるものだ。

あらゆる自己啓発本より、面白い一冊。これまでの事項啓発本で幸せになれた人は読まないでくださいという帯。笑。

【本】『民主主義を「嗤う」事は、誰にでもできるが、実行する努力には、多くの人は怠惰だ。』感情化する社会 大塚英志
私たちはあらゆるものを「感情」として表出し、「感情」として消費して生きている。

【本】もしあの時、あの選択をしていたならば…『マチネの終わりに』平野啓一郎

【本】もしあの時、あの選択をしていたならば…『マチネの終わりに』平野啓一郎

ヒトは誰しもが、選択をして生きている。
住む場所、職業、パートナー…
50歳も過ぎれば、ヒトは誰しもが
「あのとき、あの選択をしていたなら、
あの行動をしていたら、
今の自分の人生は変わっていたかもしれない」
と思うこともあるだろう。

『マチネの終わりに』は、平野啓一郎氏作
自分の選択を信じ生きていく大人たちを描いた作品。
主人公の蒔野聡史と小峰洋子を中心に
混沌とした世界の中で、街や芸術を通じ

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『生きていれば、おかしなことも起こりうる、人生にはこのくらいの無駄はどうしても必要だ、人生は常に効率的なんてことはありえない、初めての人生だから自分にはちょっと難しかった、と思おう。』 #キムスヒョン

可愛いイラストと語りが、肩のチカラがフワッと抜けます。夏の1冊におすすめ。

【本】今から50年も前に、21世紀のマーケティングをリアルに実現し、ビートルズよりストーンズより儲けていた、伝説のバンド。

【本】読書感想文『幸せになる勇気』自己啓発の源流「アドラー」の教えII

【本】藤井風の『まつり』が『嫌われる勇気』アドラー的要素満載なことについて

【本】藤井風の『まつり』が『嫌われる勇気』アドラー的要素満載なことについて

藤井風さんの新曲『まつり』が発売されて、話題になっています。私も大好きなアーティストなので、早速聞いてみました。ピアノから始まり+笛のメロディ+POP+JAZZぽいリズム、和的な歌詞+岡山弁が、耳に心地く何度も聞いています。
そんな中、遅ればせながら『嫌われる勇気』‐ 自己啓発の源流「アドラー」の教え を読んだのですが、藤井風さんの『まつり』にシンクロする文章がたくさん。。。。本を読み終わ

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【本】みんなのおすすめの本 記事まとめにご紹介いただきました

【本】みんなのおすすめの本 記事まとめにご紹介いただきました

こんばんは。
先日投稿した記事が、「みんなのおすすめの本 記事まとめ」にご紹介いただきました!ありがとうございます。
読書は私の知的好奇心をグイグイ深めてくれるだけではなく、物語など読んでいると旅に出ているような気持ちにさせてくれます。
フランスの小説家 アンドレ・ジイドは『私にとって、ある作家の作品を読むことは、たんにその作家が書いていることを理解することではなく、一緒に旅に出るよう

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【本】年間700冊読んでレビューする書評家の教え 積ん読からの解放-『遅読家のための読書術』

【本】年間700冊読んでレビューする書評家の教え 積ん読からの解放-『遅読家のための読書術』

コロナ禍に読書欲が増し、読みたい本が次から次へ。最近は図書館にも足を踏み入れ始め(読書家には天国ですね!)予約図書が次々と届きます。買った本、借りた本、携帯の中にある読みたい本のリスト。。。と、積み読が増える日々にちょっと追われている感さえ、感じ始めました。
「もっと早く本を読めないかな」そんな時に出会った本が、年間700冊もの本を読んでライフハッカーでレビューを執筆されている、印南敦史さんの「

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