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#売らないkindle作家
深夜のファックス(三分で読める小説)#ボケ学会
深夜の闇を裂くファックス音。
やっと眠りに就いた私を目覚めさせる。
…こんな夜中に誰なんだ。無視しようか?…
と、思いつつも、緊急の事かも知れないと想い直し
ファックスの元に行く。
届けられたメッセージは、
私の全く知らない女性からだった。
…こんな夜中に間違いファックスか!…
と、怒りが込み上げてきたが、
書いてある内容に目が留まる。
それは、女が自殺を仄めかす内容だった。
…知らない女が、死の
ついてる男#ボケ学会(1分で読める小説) 650字
「いらっしゃいませ。今日はお二人ですか?」
と、いつものカロオケ店の店員に聞かれた。
…二人だと?揶揄っているのか?…
と、腹が立ったが、ここは大人の対応で冷静に答えた。
「いや、いつもの様に一人で来たよ。」
すると、店員は不思議そうな表情で
「その人はお連れ様では無いのですか?」
と、聞いてくる。
「何を言ってるんだ。何処にもう一人いるんだ!」
と、声を荒げて言ってしまう。
「貴方の後ろ
夜中の歌(夜明けの歌替え歌)#ボケ学会(1分で歌える替え歌)
🎵 夜中の歌よ 私は起きてる
眠れぬ思いを伝えておくね
夜中の歌よ 眠れぬ私の
熱い心を 解っておくれ
夜中の歌よ 私が書いてる
溢れる思いを解っておくれ
夜中の歌よ 私は小説
思いつくまま 書いているよ
夜中の歌よ 私の小説
全然売れないが許しておくれ
夜中の歌よ 私の小説
いつかは売れると信じているよ
「夜明けの歌」の替え歌作ってみた。
ストーカー(140字の小説)#ボケ学会➕追伸
私は、あの男にストーカーされている。
私の後にぴったりと貼り付く様に、
着いてくる。
私は恐怖をいつも感じているのだが、
誰にこの事を伝えれば良いのか解らない。
叫んでみても虚しいだけ。
警察にも届ける事は出来ない。
私の様な女のどこが良いの?
不思議だ!私の姿が見えるのか?
凄く霊感の強い男だ。
追伸
この男の人が霊感があるのかどうかは判りませんが、
もしかすると、私たちは知らないうちに
彦星誘拐(410字の小説)
ある命令が私に伝えられる
[彦星を誘拐し、織姫の元へ連れて行け]
彦星とは◯国の皇太子
織姫とは✖︎国の姫君
二国は対立する国である
疑問に思った私だが、命令を成功さすだけ。
だが皇太子の誘拐など簡単にはできないが、
彦星を私の車に乗せる事に成功した
彦星に
「絶世の美女に会わせる」と
云うと私の元に着いて来た
私の向かうところは✖︎国。
国境の警備員は打ち合わせ通り
私の車を通過させ
織姫妖怪(一分で読める小説)
◯国では騒然となっていた。
彦星皇太子が誘拐されたのだ。
だが、身代金の要求がされてこない。
不思議に思っている時に、ニュースが
ラジオから流れてくる。
「◯国の皇太子と✖︎国の織姫が結婚した」
と。
そして
「◯国と✖︎国はこれから対立を辞めて
親交国になっていく」
驚いたのは国王だったが、
◯国の国民は大喜びであった。
「これからは、いざこざも無く安心して暮らせる」
彦星は国民から大絶賛さ
月に帰るか!かぐや姫(400字の小説)
「お爺様お婆様。私は今夜、月に帰らないといけません
私を育てて頂き有難う御座います
この御恩は、一生を忘れる事は出来ません」
と、涙の表情が、かぐや姫の心痛を表している
「大丈夫だ、姫よ。そなたを誰にも渡さない!
強者の兵も多勢来ておる安心しておくれ」
と、爺さんは自信の面構えだ。
婆さんは、かぐや姫に寄り添い肩を抱きしめる
だが、かぐや姫の表情は暗く切ない
「お爺様、私は帰らなければならないの
あほやん (熱い水編)(140字の小説)
喫茶店に入ると、ウエートレスが氷の入った水を持って来る。「ご注問は、・」
…あほやん!今は寒い時期なのに…
と思い、強く言った。
「水のホット下さい。」
怪訝な表情のウエートレス
僕は更に力を込め
「熱い水下さい」
届いた熱い水に、備え付けの
砂糖を入れ飲み、僕は店を出る。
食い逃げでは無い筈だ。
スター🌟ボーンです。#ボケ学会➕追伸
スター🌟ボーンです。
私は、将棋四段です。
市の大会では何度も優勝した事もあります。
県の大会でもベスト4にも入りました。
将棋、結構強かったです。
でも、これは過去の栄光。
今では子供にも勝てません
スター🌟ボーンです。
私は、若い女の子に凄くモテます。
年齢は小学生以下ですが・・・・。
スター🌟ボーンです。
年上の女性にもかなりモテます。
老人ホームに居る女性です!・・・・。
不埒な昔話 猿蟹合戦(140字の小説)
蟹は柿の種と交換したが、蟹は海の底や川に住んでいる
どの様にして、柿の木を育てるのか?
また、蟹は手がハサミなのに、どの様にしておにぎりを
作ったのか?
この猿蟹合戦の話しには、全く整合性が無い
全く不埒な昔話である
仮に蟹が柿の木を育てても、柿の木に登って柿を取る事は出来ない
「あほやん!」