彦星誘拐(410字の小説)
ある命令が私に伝えられる
[彦星を誘拐し、織姫の元へ連れて行け]
彦星とは◯国の皇太子
織姫とは✖︎国の姫君
二国は対立する国である
疑問に思った私だが、命令を成功さすだけ。
だが皇太子の誘拐など簡単にはできないが、
彦星を私の車に乗せる事に成功した
彦星に
「絶世の美女に会わせる」と
云うと私の元に着いて来た
私の向かうところは✖︎国。
国境の警備員は打ち合わせ通り
私の車を通過させてくれる。
彦星は驚いたが
車を止める事は出来ない。
✖︎国の王の元に彦星を連れて行く。
王は彦星を丁重にお迎えし、彦星に王様の真意を伝えた。
「彦星と織姫と婚姻関係を結び
これからは、✖︎国と◯国は親交国となる」
彦星は強制的に織姫と婚姻関係を結ばされるのだ。
だが、織姫は絶世の美女と聞いている。
彦星は誘拐されても愉快であった。
そして登場した織姫は、絶世の美女
彦星は天にも昇る心持ちであった。
「私は織姫様と結婚できて最高に幸せです」
彦星が、織姫が妖怪だと気付くのは
まだ先のお話。
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