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ボケ学会マガジン

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ボケ学会の精神は、人を楽しませて、自分も楽しむ。 ただし、他人(実在の人物)を貶めす事なく笑いを誘う。 小説に出てくる登場人物は現実の人では無いので、笑いに使ってください。 「笑…
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記事一覧

SS お化け屋敷ボケ 【#ボケ学会のお題】(700文字くらい)

SS お化け屋敷ボケ 【#ボケ学会のお題】(700文字くらい)

 少女がお化け屋敷にお使い行くことになったのデス!(無理矢理か!)その屋敷は日本家屋で、今にも出そうな雰囲気。恐る恐る玄関に入って挨拶します。

「こんにちは」
「どうも、いらっしゃいませ」
「キャー! お化け」
「キャー! 人間!」

 お化けは顔だけ浮いてます。少女はすかさず突っ込む。

「お化けが驚いてどうするの!」
「わざわざお化け屋敷にくる神経が怖い」
「私が無神経な人みたいに言わないで

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SS 肝試しの洞窟【#ボケ学会のお題】(450文字くらい)

SS 肝試しの洞窟【#ボケ学会のお題】(450文字くらい)

「そろそろ引退しよう、子供達を集めてくれ」

 昔あるところに年老いた王様がおりました。3人の王子を呼ぶと洞窟の肝試しで次の王を決める事にします。

「洞窟の奥の宝玉をもってきてくれ」
「わかりました、私が行きます」

 第一王子は家来を連れて暗い洞窟に入ります。しかし家来は洞窟のオバケたちに追い散らされてたった一人になった第一王子は、逃げ帰ります。

「私は部下を統率する力はありません」
「なら

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原稿用紙ボケ【#ボケ学会のお題】お化け屋敷

原稿用紙ボケ【#ボケ学会のお題】お化け屋敷

「オバケ怖いよね」
「……そうだな」

 アベックが廃墟のお化け屋敷を歩く。しかし何も出てこない。物音ひとつしない、廃墟を歩くだけだ。出口からでると不満そうな顔で彼女が怒る。

「オバケでないじゃん」
「そうだな……」
「サギだよね、お金を返してもらおうよ」
「雰囲気を味わうだけのアトラクションさ」

 納得いかない彼女は、不満そうだけど納得する。

「次どこいこうか?」
「そうだな……」

 か

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肝試し #ボケ学会(ニ分ぐらいで読める小説)➕追伸

肝試し #ボケ学会(ニ分ぐらいで読める小説)➕追伸

僕は憧れの彼女にプロポーズをした。
それほどの付き合いはないのだが、ダメ元でプロポーズしたのだ。
彼女は日本人離れした美人。
誰もが認める美女。
その様な美女なのだが、僕はなり振り構わず、プロポーズした。

彼女は笑みを浮かべながら、
「私、強い男が好きなの。いわゆる肝の座った人に憧れるの。
もし、貴方が私と結婚したいのなら、この場所で一晩過ごして!
それが出来たら、私は貴方のプロポーズを受けても

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福袋🎁📢✨

僕たちはお化け屋敷の前にある福袋セールを見に行った。

1袋3000円。

じゃんけんで負けた奴が買って山分けだ。

買ってすぐ、隣の屋敷で怪談を聞いた。

にながわじゅんじ、が言った。

「福袋には、何もない💡・・・」

空袋だった!

ギャー‼️

54文字ボケ お化け屋敷&肝試し

54文字ボケ お化け屋敷&肝試し

お化け屋敷に彼と入るとまったく怖がらない。不思議で出口でなんで怖くないのと聞くと「ここでバイトしてたんだよ」

暗い森を歩く肝だめしは足がふるえて動けない。手をひかれて恋人が助けてくれた。俺は彼女に一生ついていくと決める

オバケが出るとキャーキャー騒ぐ怖いけど超たのしい。出口で従業員が待っていた。声が大きすぎて出禁ですと言われる
#お笑い #ボケ学会 #おばけ屋敷 #肝試し #54文字 #54

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たわけもの ボケ学会 お題「雨」

たわけもの ボケ学会 お題「雨」

ボケ学会誌(6月号)掲載作品
たわけもの

「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
「ぼくは賢治じゃありましぇん。でも取ってくるさぁ」
トシが相好を崩してくれたから、ぼくはトシにあめを渡してやった
「こんじゃなか。これ、サクマのドロップやなかね」
「トシ、いつから博多のひとになったたい」
「博多には空がなか。会津に帰りたか」
「トシ、おまんどこん人じゃ」
「うち、大阪やで。おまんは?」
「あてはしがないド

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SS あんパン大好き娘は私を拉致してどうするつもり? 【#ボケ学会のお題】

SS あんパン大好き娘は私を拉致してどうするつもり? 【#ボケ学会のお題】

 長いスカートのクラスメイトは、右手のこぶしにスカーフを巻き付けて、左手のアンパンを食いちぎる。

「甜芽、あんたは黙ってそこに座ってな」
「律、もうやめて」

 ゆっくりとリョウスケが歩いてくる、決闘の時間だ!

xxx

 律は、パン屋さんの長女でアンパンが好きな女の子、店で売れないふぞろいのパンをくれた。

「アンパンは最高よ」
「おいしいよね」

 アンパンの生地がふんわりしながらも、しっ

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あんぱんマンは子供の味方です#ボケ学会(一分で読める小説)

あんぱんマンは子供の味方です#ボケ学会(一分で読める小説)

ある兄弟がいた。
その兄弟の家は貧しく、
1日の食事に事を欠く生活であった。
給食のある日は、出来るだけ給食を多くもらい、
一日の食事としていた。
今は給食の無い夏休み。
兄弟は飢えていた。

ある日、
「バイキンマンが兄弟の住む村に現れ、村人を虐めている」
との情報が入る。
あんぱんマンはすぐさま、
その村に出向きバイキンマンを駆除した。

大いに喜ぶ村人達。
だが、その中に喜んでいない兄弟を、

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笑いの壺#ボケ学会(一分で読める小説)➕追伸

笑いの壺#ボケ学会(一分で読める小説)➕追伸

久しぶりにユニシロに行く。
この店は雑貨屋で、この前は「復習のTシャツ」なる物を買わされ
もっと前は「放課後のランプ」を買わされた。

最初に買わされしまったのは、「宇宙人の入った缶詰」だった。
その時は「烏賊の缶詰」と思って買ったのだが
烏賊では無く、宇宙人だった。
その事については、私の小説「謎の生き物」にも書いてある。
そんな事はさて置き、
また来てしまったユニシロ。

店内を見渡すと可笑し

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SS カレーパンが大好きな幼なじみはライバル【#ボケ学会のお題】(1300文字くらい)

SS カレーパンが大好きな幼なじみはライバル【#ボケ学会のお題】(1300文字くらい)

 夏休みの登校日に、校舎裏でクラスメイトの男子が座っている。すらりと伸びた手足は少女のようにほっそりとしてカレーパンを食べていた。

「陸人、ここでお昼なんだ」
「甜芽、もぐもぐ、頼みがあるんだ、もぐもぐ」
「食べてからでいいよ」
「うんうん」

 すらっとした容姿は、スレンダーな女性にも感じる。

「最近、リョウスケと仲いいよね」
「ああ、そうね、映画とか見てる」
「ふーん」

 ちらりちらりと

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彦星誘拐(410字の小説)

彦星誘拐(410字の小説)

ある命令が私に伝えられる

[彦星を誘拐し、織姫の元へ連れて行け]

彦星とは◯国の皇太子
織姫とは✖︎国の姫君
二国は対立する国である

疑問に思った私だが、命令を成功さすだけ。

だが皇太子の誘拐など簡単にはできないが、
彦星を私の車に乗せる事に成功した

彦星に
「絶世の美女に会わせる」と
云うと私の元に着いて来た

私の向かうところは✖︎国。
国境の警備員は打ち合わせ通り
私の車を通過させ

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織姫妖怪(一分で読める小説)

織姫妖怪(一分で読める小説)

◯国では騒然となっていた。
彦星皇太子が誘拐されたのだ。
だが、身代金の要求がされてこない。
不思議に思っている時に、ニュースが
ラジオから流れてくる。
「◯国の皇太子と✖︎国の織姫が結婚した」
と。
そして
「◯国と✖︎国はこれから対立を辞めて
親交国になっていく」

驚いたのは国王だったが、
◯国の国民は大喜びであった。
「これからは、いざこざも無く安心して暮らせる」

彦星は国民から大絶賛さ

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