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ボケ学会の精神は、人を楽しませて、自分も楽しむ。
ただし、他人(実在の人物)を貶めす事なく笑いを誘う。
小説に出てくる登場人物は現実の人では無いので、笑いに使ってください。
「笑…
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たわけもの ボケ学会 お題「雨」
ボケ学会誌(6月号)掲載作品
たわけもの
「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
「ぼくは賢治じゃありましぇん。でも取ってくるさぁ」
トシが相好を崩してくれたから、ぼくはトシにあめを渡してやった
「こんじゃなか。これ、サクマのドロップやなかね」
「トシ、いつから博多のひとになったたい」
「博多には空がなか。会津に帰りたか」
「トシ、おまんどこん人じゃ」
「うち、大阪やで。おまんは?」
「あてはしがないド
彦星誘拐(410字の小説)
ある命令が私に伝えられる
[彦星を誘拐し、織姫の元へ連れて行け]
彦星とは◯国の皇太子
織姫とは✖︎国の姫君
二国は対立する国である
疑問に思った私だが、命令を成功さすだけ。
だが皇太子の誘拐など簡単にはできないが、
彦星を私の車に乗せる事に成功した
彦星に
「絶世の美女に会わせる」と
云うと私の元に着いて来た
私の向かうところは✖︎国。
国境の警備員は打ち合わせ通り
私の車を通過させ
織姫妖怪(一分で読める小説)
◯国では騒然となっていた。
彦星皇太子が誘拐されたのだ。
だが、身代金の要求がされてこない。
不思議に思っている時に、ニュースが
ラジオから流れてくる。
「◯国の皇太子と✖︎国の織姫が結婚した」
と。
そして
「◯国と✖︎国はこれから対立を辞めて
親交国になっていく」
驚いたのは国王だったが、
◯国の国民は大喜びであった。
「これからは、いざこざも無く安心して暮らせる」
彦星は国民から大絶賛さ