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【1分で読める】権威への服従:医者の意見は間違いない?自分で決める力を養う方法

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以下のような経験はないでしょうか?

  • 著名な著者の書いた本や有名人の発言が、他のものよりも正しいと感じたこと。

  • 会社の上司が「このプロジェクトは絶対に成功させるべきだ」と強く言ったとき、特に疑問を持たずにその指示に従った。

  • 学校の先生が「この方法が一番効果的だ」と言ったとき、他の方法を試すことなくその方法に従った。

  • 医者が「この薬を飲めば治る」と言ったとき、他の治療法を調べることなくその薬を飲んだ。

  • 有名な専門家が「この製品は最高だ」と推薦したとき、他の製品と比較せずにその製品を購入した。

これらは「権威への服従」という心理が働いている可能性が高いです。

この記事を読むことで、権威性が与える影響について理解し、生活で注意しましょう!



権威への服従とは

権威への服従とは、権威ある人物や機関からの指示や命令に対して、特に疑問を持たずに従う心理的傾向を指します。

この心理的傾向は、社会の秩序を維持し、効率的な意思決定を可能にするために重要です。

例えば、医者の指示に従うことで適切な治療を受けることができたり、上司の指示に従うことで職場の業務が円滑に進行したりします。

一方で、権威への服従に過度に陥ると、個人の判断力が低下し、誤った指示や不正な命令に従ってしまうリスクがあります。

例えば、医師の誤診や上司の不適切な指示に対しても、疑問を持たずに従ってしまうことがあり、これが重大な結果を招くことがあります。

このように、権威への服従は私たちの日常生活や意思決定に大きな影響を与えます。

実生活での例

  • 病院で医師が提案する治療法を、他の選択肢を検討することなく受け入れる。

  • 有名なブランドや企業の製品を、その品質や価値を疑わずに購入する。

  • 学校の先生が「この方法が一番効果的だ」と言ったとき、他の方法を試すことなくその方法に従う。

ビジネスでの例

  • 上司が推薦する案件や方針に、部下が疑問を呈することなく同意する。

  • 会議で権威あるポジションの人が発言した内容が、他の提案よりも優先される。

  • 著名な経済学者や市場分析者が予測する市場の動向に基づいて、企業が大規模な投資決定をする。

これらの例は、権威が個人の日常生活やビジネス環境でどのように影響を与えるかを示しています。

「権威への服従」対策

「権威への服従」に対策するためには、まず自分がどのように、権威に影響されているかを認識することが重要です。

以下に、「権威への服従」を軽減するための対策をいくつか紹介します。

  1. 批判的思考の促進
    情報の源を問う:
    情報が提供された文脈やその情報源の動機を考慮することが重要です。
    情報源が信頼できる専門家であっても、その情報が偏っている可能性や誤りを含んでいる可能性を排除できません。

    証拠を求める:
    提示された情報や主張がどのような証拠に基づいているかを検討し、その証拠の質や信頼性を評価します。

  2. 知識の拡張
    幅広い情報源から学ぶ:
    様々な視点や情報源から情報を得ることで、特定の権威に依存することなく、よりバランスの取れた理解を目指します。

    自己教育:
    特定のトピックについて自分で学び、理解を深めることで、専門家の意見を盲目的に受け入れることなく、自分自身で情報を評価する能力を高めます。

  3. 意識的なバイアスの認識
    自己反省:
    自分自身の判断が権威バイアスに影響されていないか定期的に問い直し、自分の思考プロセスを振り返ることが重要です。

    バイアスに対する教育:
    権威バイアスを含む様々な認知バイアスについて学び、それらがどのように自分の判断を歪める可能性があるかを理解します。

  4. 多様な意見の尊重
    異なる意見の検討:
    権威ある人物の意見だけでなく、異なる背景を持つ人々の意見も積極的に聞き、多角的な視点から情報を評価します。

    意見の多様性を促進:
    意思決定プロセスにおいて、様々な専門知識や視点を持つ人々を巻き込むことで、権威バイアスによる影響を軽減します。

これらの対策を通じて、「権威への服従」による影響を最小限に抑え、より合理的でバランスの取れた判断を下すことが可能になります。

まとめ

■「権威への服従」とは
医者、弁護士、社長、上司、専門家など、肩書きを盲信し、反対意見を言わない(言えない、考えない)で指示に従ってしまう心理的傾向。

■対策
・医者も人間なので、間違うこともあります。心配であればセカンドオピニオンなどする。
・年商(年収)や、実績を強調したマーケティングに注意。
・医師が教える~というタイトルなども注意。医師も色々。科学的根拠に基づいているとは限らない。
・肩書きではなく、行動や言動に注目し、信頼できるか判断する。
・他社の意見や反対意見も参考にする。


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