年間100冊以上読書する僕が、今週読んだ2冊(4/6〜4/12)
前回書いたnoteが割と評判だったので、先週に引き続き、僕が読んだオススメの本を紹介していきますね。
【前回のオススメの本はこちら!】
さて、今回ご紹介する本は、こちら2冊。
・20代で始める「夢設計図」 大和書房 (2005/4/20発売)
・人生は、20代で決まる 早川書房 (2014/7/24発売)
タイトルにもあるように、どちらの本も、特に20代の方に読んでほしい内容となっています。
僕も今年で27歳になりますが、本書を読み進めていけばいくほど、20代にとって“目から鱗”な情報ばかり書かれていて、とても勉強になりました。
それでは、各本の内容について、簡単に触れていきましょう。
20代で始める「夢設計図」 必ず“スピード成功”する5つの法則
まず紹介するのは、「20代で始める「夢設計図」」。
発売されたのが2005年と、かなり前の本ですが、現代でも十分に通用するほどに濃い内容の1冊です。
著者は、インターネット関連事業を行う一部上場企業「GMOインターネット株式会社」の代表取締役会長兼社長・グループ代表である熊谷正寿(まさとし)さん。
本書では、熊谷さんがインターネットで起業してから現在に至るまでの中で、20代のうちにやってきた“大切な5つの原則”が抽出されています。
5つの原則の中でも特に注目してほしいのが、「夢設計図」の作成です。
本書のタイトルにもある「夢設計図」とは、仕事・プライベート・お金など、人生に関わる様々な要素における“やりたいこと”と、それを達成するため必要な目標を設定した年表のようなもの。
熊谷さんも夢設計図で、“35歳までに会社を起こす”という目標を立てて、当時から逆算して目標を達成するためのプロセスを描いたことで、実際に目標を達成されています。
僕も本書を参考に、自分の“やりたいことリスト”を作成しましたが、実際に目標を紙に書いて可視化することで、頭にインプットされ、目標に沿った行動を日々の生活で実践することができるようになりました。
「やりたいことがわからない」
「人生の目標がない」
そう感じている人には、ぜひ手に取って頂きたいオススメの1冊です。
人生は、20代で決まる
次にオススメするのが、アメリカの心理学者・心理カウンセラーであるメグ・ジェイ博士の著書「人生は20代で決まる」。
本書は、「なぜ、人生において20代が大事な時期なのか」「20代とそれ以降で、何が大きく違うのか」について、20代の若者への心理カウンセリング経験を元に書かれていて、まさに“全ての20代に向けて書かれた1冊“といえます。
僕も含めて多くの20代の方は、「仕事もプライベートも、20代の経験が大きく影響する」と考えていると思います。
けれども、「なぜ20代が重要なのか」について上手く説明できる方は、決して多くはいないでしょう。
本書では、著者のカウンセリング経験以外にも、脳科学の研究結果からみた「なぜ、人生は20代で決まってしまうのか」についても書かれていますので、より20代という時期についての理解を深めることにもつながります。
今年で27歳になるので、残りあと3〜4年という短い間で自分が何をすればいいのか、日々考えて考えて、そして、行動に移していかなければなりません。
僕自身も、決して20代の時期を蔑ろにする気はありませんでしたが、それでも、本書を読んだことで人生により”期待“と”焦り“を感じています。
そんな中でも、限りある時間を少しでも有意義に、そして未来のために費やせていきたいと思います。
「なぜ、20代が大事なの?」
「30代から頑張ればいいや」
と思っている人は、ぜひ一度読んでいただきたい1冊です。
おわりに
今回は、”20代“の人に、非常に役立つ2冊をご紹介しました。
20代は、学生を卒業する時期でもあり、社会に飛び立つ時期でもあり、親元や親しい人たちから離れて、新たな環境に飛び込む時期でもあります。
本当にたくさんの期待と不安を抱くので、人生の楽しさを感じると同時に、人生に疲れてしまうことも少なくありません。
迷ったり、悩んだり、落ち込んだりするときも多くあります。
でもそれは決して悪いことではなくて、むしろ、新しい環境に何とか適応しようと”必死に抵抗している“んだと、僕は解釈しています。
そんな日常の中に、今回ご紹介した2冊のエッセンスを1つでも取り入れることは、人生の大きな変化につながります。
「やりたいことが見つからない」
「20代で何をしたらいいかわからない」
と、先の見えない未来に不安になってしまっている人は、ぜひ今回ご紹介した2冊を手に取ってみてください。
僕がこの2冊に助けられたように、きっと、あなたの人生にもお役に立てると思います。
それでは今日はこの辺で。
本日もお疲れ様でした。
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