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野球⚾️が好きな方に読んでもらいたい記事

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日本のプロ野球(NPB)、特に埼玉西武ライオンズに関する内容が中心です。野球に関する有益な内容・前向きな内容を意識して、記事にしています⚾️
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2023年4月の記事一覧

プロ野球の球団がファームの観戦環境に力を入れる理由

プロ野球の球団がファームの観戦環境に力を入れる理由

 かつてのプロ野球(NPB)は球場へ足を運んだ時、試合の観戦以外の楽しみがあまりなく、野球が好きな人以外が楽しめる環境ではありませんでした。応援するチームが優勝争いをしていれば、そのチームのファンは楽しめますが、優勝争いから脱落したチームの9月の観客動員は悲惨になるのが通例でした。阪神タイガースでさえも2001年までは9月の試合がライトスタンドの半分程度しか埋まらず、空席が目立つことも頻繁にありま

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ベイスターズが人気球団に生まれ変われた理由

ベイスターズが人気球団に生まれ変われた理由

 私は1999年から野球を観るようになりました。前年の1998年に横浜ベイスターズは38年振りのリーグ制覇と日本一を達成、1997年〜2001年まで5年連続でAクラスになった当時のベイスターズに対して、強いチームという印象がありました。実際、当時はライオンズファンになるか、ベイスターズファンになるかで迷うくらい、ベイスターズには魅力を感じていました。この時期は阪神タイガースが低迷期真っ只中だったこ

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何度でも甦る中村剛也選手の物語〜打てて良かったです〜

何度でも甦る中村剛也選手の物語〜打てて良かったです〜

※「」の中村選手の台詞は100%、私の想像です。

2007年シーズン終了後 当時24歳

「2005年にブレイクしたけど、あれがピークやったのかな。」

2008年

カキーン・バコーン・ドッカーン
46本塁打101打点で初の本塁打王を獲得。チームのリーグ制覇・日本一に大きく貢献。

2010年シーズン終了後 当時27歳

「今年はケガで85試合しか出れんかった。1年間フルで出るのはもう厳しいの

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埼玉西武ライオンズの本拠地が不便な場所にある理由

埼玉西武ライオンズの本拠地が不便な場所にある理由

 2023年4月18日(火)に埼玉西武ライオンズは東京ドームで主催試合を開催、41568名を動員して、5年振りの東京ドーム開催は大成功を収めることができました。一方で4月19日(水)にベルーナドームで開催した試合の観客動員数は12025名、4月11日(火)・12日(水)の試合は9201名・9009名と平日の観客動員に苦戦しています。4月13日(木)に収容人数が20500名の大宮公園野球場で開催した

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オリックスバファローズが強くなった理由

オリックスバファローズが強くなった理由

 オリックスバファローズは2004年のシーズン終了後にオリックスブルーウェーブが大阪近鉄バファローズを吸収合併(大阪近鉄バファローズの事実上の消滅)したことにより誕生しました。オリックスバファローズとして初めてのリーグ優勝は2021年、2022年にはリーグ2連覇と日本一を達成しました。オリックスブルーウェーブは1996年に日本一の栄冠を手にしたことがありますが、大阪近鉄バファローズはリーグ優勝こそ

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桑田真澄さんの伝説 ほぼ中学3年生でPL学園のエースとして全国制覇

桑田真澄さんの伝説 ほぼ中学3年生でPL学園のエースとして全国制覇

 「お前は一体何を言っているんだ?!」

 そう思われる方もいるでしょうが、これは事実です。

 桑田さんは高校時代、PL学園高校のエースとして、1年生の夏と3年生の夏に甲子園で全国制覇、2年の春夏に準優勝、3年の春にベスト4という素晴らしい成績を残して、同じくPL学園に在籍していた同級生の清原和博さんと共に甲子園のヒーローとなりました。

 さて本題に入ります。おそらく、私より年上の世代の方にと

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北海道日本ハムファイターズが5度のリーグ優勝・2度の日本一を達成できた理由

北海道日本ハムファイターズが5度のリーグ優勝・2度の日本一を達成できた理由

 2004年シーズンから本拠地を東京から北海道へ移転したファイターズはその後2016年までに5度のリーグ優勝、2度の日本一に輝きました。2006年に北海道へ移転後初となるリーグ優勝と日本一の栄冠を手にしましたが、東京時代の最後のリーグ優勝は1981年、日本一は1962年まで遡ります。リーグ優勝は四半世紀、日本一に至っては半世紀近く遠ざかっていたことを考えると、2006年〜2016年までの11年間は

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2023年 埼玉西武ライオンズ野手が使用しているグラブのメーカーについて〜全野手まとめ〜

2023年 埼玉西武ライオンズ野手が使用しているグラブのメーカーについて〜全野手まとめ〜

 2023年の最新の情報を確認して掲載していますが、私の知らないところで違うメーカーに変更している選手もいるかもしれません。その際はご了承ください。

○野手
捕手
2岡田雅利 HATAKEYAMA
22古賀悠斗 ZETT
37柘植世那 ZETT
38野田海人 ZETT
64中熊大智 MIZUNO
65古市尊 ZETT
78齊藤誠人 MIZUNO
117牧野翔矢 MIZUNO
122是澤涼輔 ZE

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2023年 埼玉西武ライオンズ投手が使用しているグラブのメーカーについて〜全投手まとめ〜

2023年 埼玉西武ライオンズ投手が使用しているグラブのメーカーについて〜全投手まとめ〜

 2023年の最新の情報を確認して掲載していますが、私の知らないところで違うメーカーに変更している選手もいるかもしれません。その際はご了承ください。

○投手
12渡邉勇太朗 MIZUNO
13髙橋光成 SSK
14増田達至 WORLD PEGASUS(グラブアドバイザー)
15宮川哲 Rawlings
16隅田知一郎 MIZUNO
17松本航 SSK
19佐藤隼輔 MIZUNO
20浜屋将太 M

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2023年WBC日本代表選手が使用しているグラブのメーカーについて〜全選手まとめ〜

2023年WBC日本代表選手が使用しているグラブのメーカーについて〜全選手まとめ〜

 日本中に感動を与えてくれた侍JAPANの世界一。選手の活躍する姿は本当にかっこよかったですが、野球が好きな私からすると、選手の姿はもちろん、選手が使用する野球道具もかっこよく感じます。日本では様々なメーカーの野球道具が販売されていますが、選手はどのメーカーの野球道具を使用しているのか。今回は世界一に輝いた侍JAPANの選手達が使用しているグラブのメーカーについてまとめました。できるかぎり、202

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2023年シーズン開幕3連戦 埼玉西武ライオンズでいちばん人気がある選手は誰か

2023年シーズン開幕3連戦 埼玉西武ライオンズでいちばん人気がある選手は誰か

 プロ野球で応援するチームがある人なら、1度は考えたことがあるのではないでしょうか。

「自分が応援するチームでいちばん人気がある選手は誰なのか?」

 私は選手時代の松井稼頭央監督がきっかけでライオンズファンになりました。しかし、現在ライオンズに所属する選手で誰がいちばん人気があるのかは正直よく分かりません。これは調査して、疑問を解消しなければいけません。そこで今回は2023年のシーズン開幕3連

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なぜ阪神タイガースは大阪で愛されるのか

なぜ阪神タイガースは大阪で愛されるのか

 大阪で最も人気があるプロ野球チームは阪神タイガース、これに異論がある人はいないはずです。私は大阪で生まれ育ちましたが、昔も今もまわりにはたくさんのタイガースファンがいます。しかし、阪神タイガースは阪神甲子園球場を本拠地にする兵庫県のチームです。甲子園球場が兵庫県にあることは多くの人が知っていると思いますが、一方で阪神タイガース=大阪の象徴のように認識している人も多いのではないでしょうか。実際、タ

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野球に興味を持った人へ② 〜2023年 プロ野球(NPB)12球団の2軍(ファーム)の本拠地〜

野球に興味を持った人へ② 〜2023年 プロ野球(NPB)12球団の2軍(ファーム)の本拠地〜

 プロ野球(NPB)12球団には2軍(ファーム)があり、ファームの選手は1軍の試合での活躍へ向けて、日々、汗を流しています。各チームには1軍の本拠地とは別にファームの試合を開催するための球場があります。今回は各球団のファームの本拠地を紹介します。1軍とは違い、ファームはイースタン・リーグとウエスタン・リーグの2つのリーグに分かれています。

◯イースタン・リーグ①東北楽天ゴールデンイーグルス
本拠

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