CFOのキャリア:CXOになれる思考法は会社の成長と時価総額にどれだけ寄与できる人材となれるのか
CXOの心構え
スタートアップでは、
転職後のポジションがCXOやCXO候補として
新しいステージが急におとずれることになります。
普段から勉強や多彩な経験をしていても、
経営サイドに関わることは全く違うものになります。
今までの常識とまた違った常識を捉えていかないと、
CEOや周りのCXOとの差が確実に広がっていきます。
CXOになれる思考法とは
CXOになる以前は、
日々の業務の正確性やスケジュール、
四半期での目標達成を念頭に、
業務を実施していることが多かったと思います。
CXOになると、
考えが、すべて会社の成長かバリュエーションの向上
にしか向いていません。
これ以外のことにも、もちろん思考は使われますが、
あくまで会社の成長かバリュエーションの向上に付随する
内容として思考しているにすぎないと認識しておいたほうが
理解が早いはずです。
CXOになる前に、
現職の会社で会社成長をするためには、何が必要なのか?
バリュエーションを上げるためには、何が必要なのか?
何、の部分を2つ3つでも設定できたら、
その何を使って、どのように伸ばしていくかを
考えてみるというのが良い練習になります。
CXOになると、すべてが実践になります。
実践でもちろん評価されるわけです。
何も策が思いつかなかった。
何も動けなかったでは話になりません。
CXOの存在意義とは
CXOとしては管掌する業務のことを
把握している、経験している、ということは
前提にしつつ、
自分なりの会社の伸ばし方を意見として
持っていなければなりません。
どのように会社を伸ばしていくのか、
中長期な展望は何があるのか、
現在から次の資金調達までに何をトラックにするのか、
一つ一つに答えられなくては、
エクイティストーリーも作れませんし、
日々刻々と変化する現場にも対応ができません。
他のCXOと意見が違っても構いません。
意見が違うことにCXOとしての存在意義があります。
全員で同じ道を進んでも効率が良くないからです。
誰かがもっと違う良い道を提案しなくてはいけないからです。
ただし、重要なことは、
なんとなく良いと思ったからみたいな意見は禁物です。
なぜこの意見なのかという合理的な内容が必要です。
エクイティストーリーということで、
主観で進めてしまうと合理性に欠き、
絵に書いた餅になる可能性が高くなってしまいます。
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