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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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#エッセイ

アラサーフィーバー

アラサーフィーバー

ー大谷翔平と井上尚弥30歳前後の日本人アスリートの活躍がすごい。大谷翔平、29歳。米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースに所属する"二刀流"。今季はヒジの手術で指名打者専門。ここに来て打棒が爆発し、5月7日を含めて直近3試合で本塁打4発と手が付けられない。井上尚弥、31歳。ボクシング、現2階級4団体統一王者。同6日に挑戦者、ルイス・ネリを破り、4団体統一スーパーバンタム級王座を初防衛。通称"モンスタ

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今年は別人格

今年は別人格

ーこいのぼりは忘却の彼方2024年のゴールデンウイーク(GW)も残すところわずか。今年こそは充実したGWを過ごしたいと意気込んで臨んだものの、果たしてその思いを叶えられたかはまだ判断できない。GW後、奥さんとじっくり話し合うことにしよう。5月5日の子どもの日は、たまたま通りががったJR目白駅(東京都豊島区)のそばで見かけたこいのぼりを、夫婦揃って眺めた。実はそのときまで、こいのぼりのことをすっかり

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まだ終わらんのだよ

まだ終わらんのだよ

ー塩船観音寺のツツジ街中で眺めるツツジ(躑躅)は、いよいよ見ごろを過ぎて次の季節への移ろいを感じさせる。そんな中、東京都青梅市にある塩船観音寺のツツジは、われわれはまだ終わらんのだよと言わんばかりに気を吐いている。本堂がある谷戸の斜面を遠目から眺めると、ツツジの濃い紫、薄い紫、青みが強い紫、赤みが強い紫がグラデーションになっていて美しい。ツツジ群に分け入り、ツツジ一株一株を間近で見ない限り、見ごろ

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空振りも悪くない

空振りも悪くない

ー緑に癒やし、吹上しょうぶ公園季節を先取りしようとして盛大に空振りー。ゴールデンウイーク(GW)初日の5月3日、初咲きのハナショウブ(花菖蒲)を狙って吹上しょうぶ公園(東京都青梅市)を訪れたところ、残念なことに見事に当てが外れた。公園内には、お目当ての薄紫色の花は一輪も咲いておらず。ただ不思議とショックはまったくなく、それどころか、青々と葉が生い茂る木々と休日の穏やかな時間の流れに癒やされた。奥さ

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時間稼ぎ

時間稼ぎ

ー奥さんの誕生日奥さんの誕生日はなかなか難しい。一緒に過ごす時間が長く、サプライズはたいていバレてしまうし、プレゼントについても、どうしてもバースデー当日に間に合わせなければという思いに甘えが出る。個人的に自分が気に入ったものを贈りたいという"こだわり"がある分、なおさらだ。

せめて食事は

プレゼントが遅れる代わりに、せめて食事は美味しい料理をー。そう考え、夫婦揃って気に入っている東京都内のお

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罪な男

罪な男

ーサッカー日本代表、韓国に惜敗パリ五輪アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表(23歳以下)は4月22日、韓国代表に惜敗。きっと23日の韓国メディアは好き放題に書き散らかすだろう。忌々しい。ただ不思議と、以前ほど悔しくない。というのは、もっと残念なことがあるから。23日は大谷翔平が所属する米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの試合がなく、大谷の姿を見られない。まるで気持ちの支えを取り上げられたよ

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気持ちの支え

気持ちの支え

ー順調、1日1万歩計画これまでのところ、1日1万歩計画の進捗は順調だ。この4月に始めたばかりだが、サボったのはわずか1日。そこそこ頑張っている。インターネットから得た情報によると、身体に何らかの効果が表れる時期は始めてから2カ月らしい。健康維持を左右する細胞の遺伝子にスイッチが入るのがその頃だとか。そこまでモチベーションを維持できるかが気がかりだが、いまの手応えからすれば、どうにか行ける気がする。

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すっかり、しっかり

すっかり、しっかり

ー4月下旬の合言葉ゴールデンウィーク(GW)が近い。ことし(2024年)は最上級の連休にしたい。そんな気持ちとは裏腹に何ら予定は決まっておらず、すっかり後手を踏んでいる。しっかり巻き返していきたい。すっかり春だ。フジ(藤)にボタン(牡丹)、ツツジ(躑躅)が目に付く。きょう(4月21日)散歩がてらにフジ見物に行った。見頃にはまだ早い感がある。最盛期が楽しみになる。しっかりチェックし、好機を逃さないよ

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仲間、見っけ!

仲間、見っけ!

ーゆとりがない人たちサクラが散った余韻に浸る間もなく、早くもツツジが見頃を迎えている。残念なことに、季節が移ろうテンポが早くて付いていけていない。あまりにもったいない。そんなわけでツツジがよく咲いている公園に行って、その様子をスマートフォンでパチリ。両親に送ると、日々病院に通う父親から「早いですね。今年も花見にも行けませんでした」と返信。スケジュールに追われ、季節の移ろいを楽しむゆとりがない人がこ

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サクラ、万能の花

サクラ、万能の花

ー咲いて良し、散って良し、浮いて良し4月9日の通勤時、いつも通る橋の上から「花筏」が見えた。散ったサクラの花びらが川の水面の一角をびっしりと埋め尽くしている。薄桃色の絨毯を敷いたみたいで、とてもきれいだ。「桜見物」「桜吹雪」のほかに、こんなサクラの楽しみ方もあるんだなと初めて気付いた。明け方から降りだした雨を見て、ことし(2024年)のサクラはこれで終わりだと寂しく思ってところ、湿っぽい気分が吹き

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みんなニコニコ

みんなニコニコ

ー大谷、今季3号このホームランは大きいー。米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が4月9日のミネソタ・ツインズ戦で放った今季3号。ボールに逆らわず、流し打って左翼席に飛び込んだところに価値がある。飛距離こそ約115mと、大谷にしては飛んでいないものの、力みが抜けてバットがスムーズに出ている何よりの証左だ。いよいよ本塁打を量産できる体制が整ってきたようで嬉しい。大谷ファンの両親もニコニコだ。

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"胸熱"日本人対決

"胸熱"日本人対決

ーきょう大谷、今永、真剣勝負この先、米大リーグのロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスの戦いから目が離せない。何と言っても、計4人の日本人選手が出場するところが良い。ドジャースは大谷翔平と山本由伸、カブスは鈴木誠也、今永昇太が所属していて、それぞれ野手2人、投手2人と、切れ目なく日本人選手の活躍がシーズンを通じて見られる。今からワクワクが止まらない。

快刀乱麻の山本

きのう(4月7日)の試合

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ソメイヨシノと弁慶

ソメイヨシノと弁慶

ーサクラ定点観測サクラと弁慶の組み合わせは渋くてカッコイイー。そう思い、ここ数日、わずかな時間をつくっては、浜町川緑道(東京都中央区)にある「勧進帳と弁慶像」に足を運び、数日にわたってソメイヨシノと弁慶の"コラボレーション写真"を撮った。今回掲載する4点の写真を通じ、サクラが満開になる様子を伝えたい。浜町川緑道は明治座(同)から徒歩3分の距離。近隣に住む人や働く人の憩いの場になっている。

4月1

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ソメイヨシノの下で

ソメイヨシノの下で

ー下手くそセルフィー例年、サクラが見ごろになるところを見計らい、夫婦で写真を撮るようにしている。ことし(2024年)も、馴染みの散歩コースにあるソメイヨシノの下で自撮りしてきた。自撮り棒を使って二人並んで自撮りするのだが、セルフィーを使う機会がほとんどないためか、これがなかなか難しい。前年、前々年に比べても一向に上手くならん。齢を重ねて被写体が劣化するまでに、どうにか最高の一枚を撮りたいものだが、

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