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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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#りすの独り言

ネバーギブアップ

ネバーギブアップ

ーカフェの代わりに焼き鳥屋休日の出かけ先。ちょっと一息つきたいと思ったとき、ふらっと焼き鳥屋に立ち寄れるようになれば嬉しい。贅沢は言わない。生ビール一杯、ねぎま2、3本で良い。それだけで至高のリフレッシュになる。一般に、一息入れると言えば、カフェが定番中の定番。ご多分に漏れず、われわれ夫婦もそう。そして焼き鳥屋に行こうと提案すると、あまりいい顔をされない。「生ビール一杯で終わるはずがない。行くなら

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ヘトヘト女将

ヘトヘト女将

ーこぼした愚痴、客にダダ漏れ客のほとんどは日本人で中国が理解できないので、たとえ客の前で愚痴を行っても構わないー。きっとそんな油断があったのだろう。絶品・汁なし担々麺で知られ、いつ行ってもほとんど満席の「中国家庭料理・楊2号店」(東京都豊島区)。久しぶりに奥さんと訪れたところ、オーダーを取った女将が誰に憚ることなく、大きな声で「疲れて死にそうだわ」と愚痴。女将は知る由もない。奥さんが過去に中国・北

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驚きの感染力

驚きの感染力

ー気付けば「ビー・マイ・ベイべー♪」「ビー・マイ・ベイべー♪ビー・マイ・ベイべー♪ビー・マイ・ベイべー♪」ー。仲良しの同僚がご機嫌に口ずさんでいる。そういや、さっきすれ違った同僚もそうだったっけ。COMPLEXが歌う「BE MY BABY」の一節。その感染力がすごい。実は、その発生源は自分。東京ドーム(東京都文京区)で懐かしい人気バンド、COMPLEXの2日間限定ライブがあったなとLINEを通じて

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朝からサンボマスター

朝からサンボマスター

ーどうにも暑苦しい先週末の朝。隣の部屋から騒がしい音楽が流れてきて目が覚めた。頭がしっかりしてくると、その曲がサンボマスターが歌う『できっこないをやらなくちゃ』だということが分かった。懐かしい。すでに起きていた奥さんに、朝からサンボマスターとはどんな風の吹き回しかと尋ねると、「久しぶりに聴きたくなったから」とのこと。そこそこ好きなバンドなので、しばらく夫婦揃って黙って聴く。そして、あらためて思う:

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オーロラに太陽フレア

オーロラに太陽フレア

ーどこか似ている「バラに棘」オーロラを見たいー。日ごろからそう言っている奥さん。先日、北海道でオーロラが観測されたと知り、「北海道に行けばオーロラが見られる」と興奮気味に伝えてきた。オーロラと言えば、北欧圏や米アラスカなどを思い浮かべるが、北海道で見られるならば、グッと距離が縮まって身近になる。興奮するのは無理もない。ただ知っておきたいこともある。

ビロードのカーテン

インターネットによると、

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"至高のカフェ"

"至高のカフェ"

ー奥さん、大はしゃぎ奥さんが自身にとって"至高のカフェ"を見つけて大はしゃぎだ。東京都台東区にある「イリヤプラスカフェ・カスタム倉庫」。カジュアルな雰囲気の中にどこかレトロ感もあり、落ち着きがあって良い。パンケーキはこのカフェのイチオシかは知らないが、フカフカしていて美味い。カフェ好きでなくても普通にリピートしたくなる。うぅ、確かにリピートしたくなるにはなるのだが、足繁く通うには、都度、財布の中身

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"歩け歩け休日"

"歩け歩け休日"

ー平均歩数に比べて多い?少ない?みんな休日は何歩ぐらい歩いているのだろうか。あくまで個人的な感想の域を出ないが、われわれ夫婦は結構歩く方だと思う。先日のゴールデンウイーク(GW)を振り返ると、完全休養日として”巣ごもり”した5月4日以外はおおむね、3日1万5000歩、5日2万1000歩、6日1万2000歩といったところ。1日当たり1万歩は超え、満足感がある。これが20-30代平均に比べて多ければ嬉

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アラサーフィーバー

アラサーフィーバー

ー大谷翔平と井上尚弥30歳前後の日本人アスリートの活躍がすごい。大谷翔平、29歳。米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースに所属する"二刀流"。今季はヒジの手術で指名打者専門。ここに来て打棒が爆発し、5月7日を含めて直近3試合で本塁打4発と手が付けられない。井上尚弥、31歳。ボクシング、現2階級4団体統一王者。同6日に挑戦者、ルイス・ネリを破り、4団体統一スーパーバンタム級王座を初防衛。通称"モンスタ

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ご機嫌で苦にならない

ご機嫌で苦にならない

ーパーラー江古田と長蛇の列ゴールデンウイーク(GW)最終日の5月6日。奥さんたっての希望でカフェ風のイートイン・スペースがあるベーカリー「パーラー江古田」(東京都練馬区)に行く。奥さんによると、パン好きの界隈では美味しいと評判の店らしい。実際、オープンから30分過ぎた9時ごろに訪れたところ、家族、カップルら5組が入店待ちの列を成していた。普段であれば、今度にしようとあきらめるが、今朝はすこぶる機嫌

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今年は別人格

今年は別人格

ーこいのぼりは忘却の彼方2024年のゴールデンウイーク(GW)も残すところわずか。今年こそは充実したGWを過ごしたいと意気込んで臨んだものの、果たしてその思いを叶えられたかはまだ判断できない。GW後、奥さんとじっくり話し合うことにしよう。5月5日の子どもの日は、たまたま通りががったJR目白駅(東京都豊島区)のそばで見かけたこいのぼりを、夫婦揃って眺めた。実はそのときまで、こいのぼりのことをすっかり

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まだ終わらんのだよ

まだ終わらんのだよ

ー塩船観音寺のツツジ街中で眺めるツツジ(躑躅)は、いよいよ見ごろを過ぎて次の季節への移ろいを感じさせる。そんな中、東京都青梅市にある塩船観音寺のツツジは、われわれはまだ終わらんのだよと言わんばかりに気を吐いている。本堂がある谷戸の斜面を遠目から眺めると、ツツジの濃い紫、薄い紫、青みが強い紫、赤みが強い紫がグラデーションになっていて美しい。ツツジ群に分け入り、ツツジ一株一株を間近で見ない限り、見ごろ

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空振りも悪くない

空振りも悪くない

ー緑に癒やし、吹上しょうぶ公園季節を先取りしようとして盛大に空振りー。ゴールデンウイーク(GW)初日の5月3日、初咲きのハナショウブ(花菖蒲)を狙って吹上しょうぶ公園(東京都青梅市)を訪れたところ、残念なことに見事に当てが外れた。公園内には、お目当ての薄紫色の花は一輪も咲いておらず。ただ不思議とショックはまったくなく、それどころか、青々と葉が生い茂る木々と休日の穏やかな時間の流れに癒やされた。奥さ

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時間稼ぎ

時間稼ぎ

ー奥さんの誕生日奥さんの誕生日はなかなか難しい。一緒に過ごす時間が長く、サプライズはたいていバレてしまうし、プレゼントについても、どうしてもバースデー当日に間に合わせなければという思いに甘えが出る。個人的に自分が気に入ったものを贈りたいという"こだわり"がある分、なおさらだ。

せめて食事は

プレゼントが遅れる代わりに、せめて食事は美味しい料理をー。そう考え、夫婦揃って気に入っている東京都内のお

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罪な男

罪な男

ーサッカー日本代表、韓国に惜敗パリ五輪アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表(23歳以下)は4月22日、韓国代表に惜敗。きっと23日の韓国メディアは好き放題に書き散らかすだろう。忌々しい。ただ不思議と、以前ほど悔しくない。というのは、もっと残念なことがあるから。23日は大谷翔平が所属する米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの試合がなく、大谷の姿を見られない。まるで気持ちの支えを取り上げられたよ

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