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ゆるく・きがる・みがる・きろく

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#1日1エッセイ

半年しか住まなかった愛おしい家を紹介させてほしい

半年しか住まなかった愛おしい家を紹介させてほしい

写真を見返して「ああ、やっぱり好きだなあ」とセンチメンタルになったり、ふと思い出しては「大好きだったなあ」とじんわりしたり。そんな記憶を持っているひともいるだろう。

わたしは、かつて住んでいた団地に対してそんな感情がある。

たった半年間だけしか住めなかった家。金銭上の都合で、旅と天秤にかけるしかなかった家。今まで暮らした家の中で、一番愛おしかった家。

そんなかつて住んでいた家のことを、ちょっ

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20代のわたしへ。無茶しやがって…ありがとな…

20代のわたしへ。無茶しやがって…ありがとな…

今日で20代が終わる。

20歳の誕生日をどう過ごしたか、あんまり覚えていない。大学のときの誕生日は誰かしらに祝ってもらっていた気がするので、友達といたのだとおもう(とここまで書いて思い出したわ。塾の同期とネカフェにいたわ。そんで0時に祝ってもらったわ)。

せっかくだから、20代の10年を振り返ってみる。20代の自分に言葉をかけるなら、タイトルの通り「無茶しやがって、ありがとな」だ。

20代の

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鎌倉殿の13人のおかげで上総広常の墓までタクシーで行った

鎌倉殿の13人のおかげで上総広常の墓までタクシーで行った

こんにちは、こさです。ADDressという住居サブスクを利用していて、旅する暮らしをしています。いやあ、次の滞在先である一宮B邸の最寄駅が「上総一ノ宮駅」だったのが運の尽きでした。

待って、上総広常ゆかりの地じゃない? 関東圏に長くいるのは久しぶりだったので、数年ぶりに友人と会うことになった。その時は「もう30になるし、アフタンヌーンティーでも決め込んで2/3成人式しちゃう?!」「せっかくだし、

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一面の水田を見ると、なぜかほっとする/旅の風景

一面の水田を見ると、なぜかほっとする/旅の風景

千葉県の海辺にいる。海岸まで自転車を走らせていると、突然一面の田んぼに出会った。海まではあと10分も漕げばつくだろう、ラストスパート。一直線の道路の両側は、水を張った水田だった。こんな海辺でも稲が育つことをはじめて知った。

田んぼをみると、なんだかほっとする。視界いっぱいの田んぼなんて見たら、それは透き通った海や絨毯のような花畑を見つけたのと同じくらいの、感動に近い感情になる。

この自分の習性

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チセの旅#6 キムチランド再訪

チセの旅#6 キムチランド再訪

昨日は尼崎の友人宅でたこ焼きをつつきながら飲んでいた。終電で帰って家に着くと、時刻は0時を回っていて、その後艦これのイベントを進めるなどしていた。

なのでこの日起きたのは朝の10時ごろ。胃もたれがひどい。朝食は食べなかった。シャワーだけはなんとか浴びた。

シャワーの後はドミトリーのベッドに戻って毛布に包まり、編み物や読書をしながら艦これをしていた。(轟沈の可能性があるので、ながら艦これはおすす

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