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他人に勧めたくなるような小説の特徴

他人に勧めたくなるような小説の特徴

こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。

今回は「他人に勧めたくなるような小説の特徴」についてご紹介します。

本題に入る前にお知らせです。

◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!

著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

ぜひ一度読んでみてください!!

◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されま

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私が見かけた上手くいかない作家志望者さんのタイプ

私が見かけた上手くいかない作家志望者さんのタイプ

作家志望者だったころは小説教室にもお世話になりましたし、自分でもちょっとした創作グループ的なものをやっていたことがあります。

それほど多くの作家志望者さんを見てきたわけではないのですが、「この方は上手くいかないかもなあ……」と感じるタイプがいたことも確かです。

偏見かもしれないので全面的に信じないでほしいのですが、今回は自分が出会った上手くいかない作家志望者さんのタイプをご紹介します。

上手

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創作が停滞しているときに試せること3つ

創作が停滞しているときに試せること3つ

長く書き続けていると、いつも同じような作品を書いてしまい、次第に停滞してくるものです。

今回は「なんだか停滞してるなあ……」と思ったときに試せるちょっとしたコツをご紹介します。

試せること3つ停滞したときに試せることはたくさんあるのですが、今回は3つほどご紹介します。

2倍の結果を出すと考える

ターゲットを変える

得意技を封じる

それぞれ簡単に見ていきましょう。

1.2倍の結果を出す

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作品をわかりやすくするには

作品をわかりやすくするには

引き続き、大学で創作の講義中です。

「ちゃんと設定を考えましょう」と言い過ぎたせいか、かなり難しい設定の話をちらほら見かけます。

今回は作品をわかりやすくしようという話です。

難しい話とは世界や登場人物の設定を考えていると、だんだん複雑になり、気がつくと、かなり難しい話になってしまうことがあります。

ごく単純に言って、読者は難しい話を好みません。

読むのに苦労するからです。

ところが、

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創作の授業でよく見かける上手くいかない作品例3つ

創作の授業でよく見かける上手くいかない作品例3つ

何年か創作の授業をしていると、「あ、これは途中で行き詰まるな」という作品が分かってきます。

そういった作品は途中で考え直さないと、ほとんどの場合は上手く着地できません。

今回は、生徒さんの作品でよく見かける上手くいかない例をご紹介します。

上手くいかない作品授業は日数が限られていますので、だいたいは最初の案で最後まで進める生徒さんが多いです。

ですから、最初の案の時点で、上手くいくかいかな

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長編がうまくいかない原因3つ

長編がうまくいかない原因3つ

8月の頭まで大学で創作の授業をしています。

そろそろ作品の形が見えてきましたが、かなり苦労している生徒さんも見受けられます。

今回はそういった生徒さんに共通する、物語がうまくいかない原因をご紹介します。

うまくいかない原因生徒さんが出してきた作品を見ると、「もうちょっとなんだけどなあ……」と思うことがよくあります。

最低限の話にはなっていても、今ひとつしっくり来ないのですね。

だいたいは

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