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【Earthな知恵】アンガーマネジメント

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「共に生きる」をつくる共生コーチが<人と自然と地球>というテーマでつづる【Earthな知恵】のアンガーマネジメント編です。
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記事一覧

「自分の力が及ばない事は手放す」【Earthな知恵 20】

「自分の力が及ばない事は手放す」【Earthな知恵 20】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「自分の力が及ばない事は手放す」

世の中の流れや、世界の動向など、自分の力が及ばない事にイライラするのはやめましょう。
もちろん自分ができる範囲で行動するのはとても良い事ですが、その行動が対象のものになかなか影響しなかったとしても、自分が行動している事にフォーカスして、それ以上の事は一度手放してもいいかもしれません。
対人関係においても、相手に投げか

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「怒りたいから怒っている」【Earthな知恵 19】

「怒りたいから怒っている」【Earthな知恵 19】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「怒りたいから怒っている」

アドラー心理学では感情には目的があると考えるので、“怒り” についても、目的達成のために怒りたいから怒っていると考えます。
怒ることで従わせたい。怒ることで黙らせたい。怒ることで発散したい等、必ず目的があるのですが、その目的が叶っても嬉しそうにする人は少ない気がします。
それは何故でしょうか?
普通は目的が達成したら嬉しい

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「怒らなくてもいいことを伝えていく」【Earthな知恵 18】

「怒らなくてもいいことを伝えていく」【Earthな知恵 18】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「怒らなくてもいいことを伝えていく」

身近な人が怒っていたら、怒らなくても願いが叶う体験を一緒に作っていきましょう。
感情は体験など感覚的なものから起きてくるので、頭を使う言葉ではなく、行動から起きる体験を通して伝えていくことです。
①怒っている目的を推察する(何か得たいものがあるはず)
②怒っている時にはなるべく①の目的に応えない
③怒っていない冷

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「怒りやすい人の傾向」【Earthな知恵 17】

「怒りやすい人の傾向」【Earthな知恵 17】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「怒りやすい人の傾向」

これはあくまで “傾向” なので、全員に当てはまるわけではありませんが、この様な傾向があると言われています。
・細かなことや過去の出来事を気にする
・自己肯定感が低くプライドが高い
・○○すべき、○○したい等の強い願望を持っている
・思ったことを吐き出さずにストレスを溜め込む
この中に当てはまる項目があれば、一つずつ減らしてい

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「セルフマネジメントのきっかけ」【Earthな知恵 16】

「セルフマネジメントのきっかけ」【Earthな知恵 16】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「セルフマネジメントのきっかけ」

"怒り" も含めた "感情" や "思考"、"行動" を自分でコントロールできるようになるきっかけとして、一番悪影響が目に見えやすい "怒り" にフォーカスして取り組むのが「アンガーマネジメント」だとしたら、そのままセルフマネジメントも探求できたらいいですね。
自分の "想い" や "願い" と態度や言動、行動が伴っ

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「後手にならないように」【Earthな知恵 15】

「後手にならないように」【Earthな知恵 15】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「後手にならないように」

自分の望みが叶わず、その願いの行き場がなくなった時に "怒り" が生じるのだとすれば、行き場がなくなる前にアクションすることです。
自分自身がその願いを叶えるために行動し、関係する人に○○したいなどの願いを先に伝えておくと、願いが実現する方に事実が動きやすくなり、行き場のない "怒り" は生まれにくくなります。
逆に後手にな

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「仕方ないと思う」【Earthな知恵 14】

「仕方ないと思う」【Earthな知恵 14】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「仕方ないと思う」

アンガーマネジメントという言葉をよく聞くということはそれだけ怒る人が多いということなので、現代社会は怒りが起こりやすい環境なのかもしれません。
なので怒りやすいのは仕方ない部分もあります。
また、過去の出来事についても後から変えることはできないので「仕方ない」と片付けた方がいいかもしれません。
過去に固執すると行き場のない "怒り

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「望みと現実のギャップを埋める」【Earthな知恵 13】

「望みと現実のギャップを埋める」【Earthな知恵 13】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「望みと現実のギャップを埋める」

湧いた "怒り" をコントロールすることと同時に "怒り" が起こりにくい状態をつくることも大切です。
"怒り" は自分が望む状態と現実とのギャップを感じた時に出てくるので、現実を望む状態に近づけていくことが最も良い解決方法です。
人間関係であれば、本当はどんな関係を望んでいるのか?
仕事の内容や成果についてであれば

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「正義を手放す」【Earthな知恵 12】

「正義を手放す」【Earthな知恵 12】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「正義を手放す」

"正義" とは正しさの計り方だと思うのですが、そのモノサシは人によって違うのでしばしば争いを生んでしまいます。
正義の味方には必ず "悪" がいるように、"正義" を握りしめていると、無意識的に "悪" を探してしまったりします。
そして "悪" を見つけると怒りが湧いてきます。
極端に言い換えると "正義" を握りしめている人は

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「怒りの奥には強い望みがある」【Earthな知恵 11】

「怒りの奥には強い望みがある」【Earthな知恵 11】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「怒りの奥には強い望みがある」

本当は自分はこうしたかった、本当は相手にこうしてほしかった等の強い望みがあるから "怒り" という強い感情が出てきます。
なので、その望みに気付いて、別の方法で叶えていくことができれば "怒り" という感情を使う必要がありません。
とはいえ、感情的になっている時に自分の奥にある望みには気付けないので、"怒り" を感じた

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「怒らないことではない」【Earthな知恵 10】

「怒らないことではない」【Earthな知恵 10】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「怒らないことではない」

"怒り" をコントロールすることと "怒らない" ことは違います。
怒らない、怒ってはいけないと自分の気持ちを抑制し始めると、ストレスの行き場がなくなり溜め込んでしまい、どこかで噴火してしまう可能性があります。
"怒り" の根源に気付くことももちろん大切なのですが、出てきた "怒り" を和らげる自分なりの方法を持っておくとよ

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「怒りの感情が悪いわけではない」【Earthな知恵 9】

「怒りの感情が悪いわけではない」【Earthな知恵 9】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「怒りの感情が悪いわけではない」

日頃の何らかの不安やストレスがたまると "怒り" という感情が表れます。
ここで大切なことは "怒り" の奥にある不安やストレスに気付くことです。
その原因を解決しない限り "怒り" はいつまでも表れてきて、怒ることに疲れたり、怒る自分に嫌悪感を持ったりしてしまいます。
"怒り" は高いストレスを吐き出す行為でもある

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「叱る必要もない」【Earthな知恵 8】

「叱る必要もない」【Earthな知恵 8】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「叱る必要もない」

"怒る" と "叱る" は違うという話をよく見かけますが、この違いを見分けるのはとても難しいです。
相手の非をとがめ、厳しく注意することを "叱る" といいますが、そもそも叱る時は正解が分かっている前提になります。
全員が納得する正解を出し続けられる人はいないので、結局主観的なものになってしまい、叱られている方は怒られているのと見

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「怒りはコントロールできるものだと理解する」【Earthな知恵 7】

「怒りはコントロールできるものだと理解する」【Earthな知恵 7】

今日も素晴らしい一日が始まりましたね🌏️

「怒りはコントロールできるものだと理解する」

怒ると、とても疲れます。
沢山のエネルギーを使ったうえに、自分や周りの人に負の影響を与えるため、そのリカバリーにも多くの時間やエネルギーを使ってしまい、本当の望みを叶えるための時間やエネルギーを失ってしまうことになります。
そうならないための第一歩は "怒り" というものはコントロールできるものだと理解す

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