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【日経MJ第6488号】気になる記事紹介

企画アイデア立案の ”ヒント” ”気づき”に。
個人的ラブな新聞の日経MJ新聞約80〜100記事から気になる記事3〜5を備忘録兼ねて紹介。時間効率よく新たな企画&アイデアにご活用ください。
内容はフード/コンビニ/エコ環境/地方創生/新規事業/エンタメが多めです。(※日経MJは有料記事です)
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(1)パッと見「何だろ?」バズれ!駅広告 簡潔+笑い・泣き=シェア よく見て「意外」足止める

【まとめると】
・駅ナカ広告が改めて脚光を浴びている
・「駅発SNS行き」で効果を広げようと試みる広告展開のワザを探る
・広告主は広告単体だけで効果を求めず、その先にネットで「バズる」ことを期待する
・「ちょっと泣ける」広告で話題になったのがオイシックス・ラ・大地
・埼玉県の春日部駅に昨年8月末、アニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公・野原しんのすけを起用した広告が登場
・「かあちゃんの夏休みはいつなんだろう」「楽しい夏休みをありがとう」真顔のしんちゃんの横で大きなキャッチコピーが躍る
・ギャップがSNSで拡散されリツイートは10万
・広告を掲載はこの一駅1週間だけにもかかわらず「5千万人強にリーチしたのではないか」と分析
・駅ナカ広告は1~2週間で掲載が終わるが数秒とはいえ駅を通り目にする人はく、SNSでバズらせられれば広告効果は長く続きその駅を超えて広がる

アニメと交通広告の相性がいいということは確実。

アニメの世界観、キャラクター、アニメの持つ好感を、企業がコラボして、アニメに乗せて発信する。

交通広告は歩く人に必然的に目に入る。認知度の高いキャラクターを使うことで、瞬間的に印象に残る効果があるだろう。


2010年の漫画を映画化した作品で、まさにこれを狙った広告を新宿で行った。



キャストファン、原作ファンだけでなく、大きな交通広告のイケメンの前で写真を撮る人が多かった。とてもインパクトのある交通広告。尾鈴廊下のような新宿駅の地下歩道の長さ。Twitterが徐々に広がっていっく時期だったので、今だったらもっと拡散されていたと思う。

今後もメディアミックスをした宣伝展開が重要になってくる!


(2)ネスレ、再生可能包装材に2300億円 切り替え、25年までに

【まとめると】
・食品世界最大手ネスレ(スイス)、製品の包装材をリサイクル、再生可能素材に切り替え20億スイスフラン(約2300億円)を投じる
・環境関連のスタートアップ企業への投資も強化
・2025年まで全商品の包装材をリサイクル可能な素材にする目標を掲げる
・食品包装材は輸送中の損傷や病害虫から保護する安全性が求められ、プラスチックで食品用にリサイクルが難しい
・19年9月スイスに「パッケージング研究所」設立し、高機能紙やバイオ素材の研究を進める
・世界で年間約800万トン以上ものプラスチックごみが海に流れ込み深刻な海洋汚染を引き起こしている
・容器や包装にプラスチックが欠かせない食品業界へ批判は強く代替素材などを模索している
・日本でもネスレ日本(神戸市)、19年「キットカット」外装パッケージの一部をプラスチックから紙へ変更

企業のSDGsの取り組みが記事に増えてきた。今後もこのトレンドは加速するだろう。

未来に向けて、トレンドではなく当たり前になっていく。企業の製品から企業のマインドがわかるようなものに変わっていく消費者とのコミニュケーションツールとなっていく。


(3)大阪・豊中市、子育て支援でファミマと連携協定

【まとめると】
・大阪府豊中市、ファミリーマートと子育て支援に関する連携協定締結
・待機児童対策の一環で同社が持つ物件情報の提供を受け保育所整備に役立てる
・トラブルに巻き込まれた子どもが駆け込める「こども110番の家」に市内の全46店登録
・イートインスペースを活用した「ファミマこども食堂」実施など、子どもの居場所や子育て世代の交流スペースを提供

「あなたと、コンビに」というコピーを表しているような展開。

フランチャイズ加盟店と本部の体制を変えたり、時短営業をいち早く導入したり、コインランドリー、ジムなどを併設しているテストしたり、市と連携して子育て支援に乗り出す。

ファミマの全包囲網で取り組む姿勢が好感を持てる。

このままじゃダメ、改善必要、だから色々挑戦しよう、ということが伝わる。


(4)球場の横でお泊まり! 楽天ライフルステイ 観戦気分、ファン開拓

【まとめると】
・楽天ライフルステイと楽天野球団は球団本拠地「楽天生命パーク宮城」に隣接する宿泊施設を4月開業
・2階建て全4室、建物はスタジアムに面して歓声など試合の雰囲気を体感できる
・プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」ファンに新たな楽しみを提供
・スタジアムに面した野球観戦が可能な公園「スマイルグリコパーク」内に宿泊施設「Rakuten STAY×EAGLES」4月17日開業
・1階各部屋にバーベキューグリル付きの庭を付け、2階各部屋にもバーベキューグリル付きの屋上スペースを設けた
・宿泊料金は1室あたり最低で2万5000円

試合観戦を体験する、その1日を演出する施策はどんどん作るのに賛成。

衣=ユニフォーム、食=スタジアムグルメ、住=宿泊ホテル、移=電車バス、の世界観をより作り込み、その日を楽しんでもらう。どっぷり。居心地がいいと、ファンになっていく。この軸を色々と膨らますと面白いプロモーション施策ができそうですね。


(5)暗闇でボクシング♪

【まとめると】
・ストレスとレッスンを交換「clubboxerなんば店」は「暗闇」「音楽」「ボクシング」を組み合わせた格闘系フィットネスを提供
・来店客に独自の測定器でストレス値を測り、値に応じて1~3回分レッスンチケットを無料で2月6日まで配布
・暗闇と照明が交差するスタジオでJ-POPの音楽に合わせてサンドバッグをたたく爽快感を体験
・通常1レッスン税別5000円

ストレス発散ビジネスが増えていく中、エクササイズやジムの進化系もヒットしている印象がある。

マッチョになりたくてではなく、健康になりたくて、運動不足だからジムに行き始めた人はきっと、「ジムにいく→やってる感があって初めは楽しい→体が重くなり筋トレ・トレーニング辛くなってくる→ジムに行くのが面倒くさくなる」というアルアルの循環が生まれる。

「トレーニング=辛い」から、このエクササイズのように「トレーニング=楽しい」クラブ感覚的なノリというか、違う感覚で通えることで、楽しく続けられる要素なのかもしれないと思った。

楽しそうですよね!辛くても、楽しいという口コミの方が多くなると思う。

では、また次回お会いしましょう。


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