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睡眠障害とアシュタンガヨガ

睡眠障害の人にヨガは効果的なのか、レッスン中に質問した。

アシュタンガヨガは、胸式(ウジャーイ)呼吸なので、交感神経を刺激する。

だから、朝練習すると、午前中にやる気モードで集中ができる。

一見、睡眠障害と関係がなさそうだけど、日中に活発に動いていると、睡眠が深くなる。(アシュタンガヨガは運動強度が高い。)

だから、アシュタンガヨガをやると眠りが深くなるそうだ。


私は、眠れないことを、【(思考が)グルグルする。】

と言っている。

ヨーガスートラの第一条、サンスクリット語では、

「チッタ・ブリッティ・ニローダハ」(心の動きを止滅する)

という。

グルグルとは、チッタがすごく活発な状態。

そう、チッタだらけ。


ヨーコ先生によると、眠る時に、チッタ(思考)がグルグルしている人は、


招かざる客に、お茶を出して、話を聞いてあげて、夕食も出してあげて、お泊りさせてあげる状態。

これが、眠れずに朝を迎えてしまったということ。


ヨーコ先生の夜眠れない人の表現がとてもかわいらしいので私はすっかり気に入ってしまった。

なるほど~、すごく分かりやすいって感心した。


でも、門前払いしたらチッタはまた来る。しかも強烈に。集団で。

だから、チッタは一度家に入れてあげる。


『そうだね~チッタっているんだね~』

『私の家(心)を訪ねて来たんだね~。』

といって、じゃさようならとバイバイする。


挨拶だけして、すぐにさよならする。


眠れない人は、チッタ(思考)にやさしいんだね。

それが、どんなにネガティブであっても聞いてあげちゃう。

だいだい、ネガティブなんだよね。

眠れない時って。


そういえば、SNSやYouTube、LINEメッセージは、チッタとも似ているよね。

あの、赤いお知らせ(新着)マークはチッタに見えてくる。

『夜遅くなのに、訪ねてきたよ~。』

うっかり、心を許して話こんじゃったら、あっという間に朝になる。

それが、睡眠障害の原因になりえる。


もう寝る時間にチッタが訪ねてきたら、

「こんばんは、さようなら、おやすみなさい。」

が睡眠を守るコツだと思った。

そうそう、これは、瞑想時の集中する時の心の動きにも応用ができる。

一見冷たいようだけど、穏やかな心・体の状態を維持するためには、自分のペースを守ることが大事だと学んだ。

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   愛だけがある。

 全ての存在の根本に愛がある。

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