海部守

千葉県とある市で演出家をしていた劇作家兼役者兼マンガ家(笑) https://hari…

海部守

千葉県とある市で演出家をしていた劇作家兼役者兼マンガ家(笑) https://haritora.net/script.cgi?writer=4737 脚本は学生さんを中心に年に数本使われています。 https://www.amazon.co.jp/dp/B084T4MVPH

記事一覧

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春をおとぼけ2

海部守
3か月前
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春をおとぼけ

海部守
3か月前

大谷の財布の中身が気になる。

 日本人はアホである。昔から新しいものが好きだし、野次馬根性が半端ない。さらに心が狭く困っている人には冷たい。中国人は嫌いだが爆買いは大好きである。地球2個分の…

海部守
3か月前
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「一体いくつまで生きるつもりだ」

 ある政治家が自分も同じくらい年寄りなのに年寄りに向かって「一体いくつまで生きるつもりだ」なんて言っちゃう国に住んでいる。悪気があったのかなかったのかどうかは知…

海部守
3か月前
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「先輩は面倒くさい人ですね」

 昔、結構昔に一緒に舞台をやっていた後輩から言われたことがある。 「先輩は面倒くさい人ですね」  こう言われても別に怒ったりしなかったし、妙に納得してしまったので…

海部守
3か月前
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応援をお願いします。

汀~みぎわ~というホラー小説を書きました。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/987156719/159057594 現在開催中の第7回ホラー・ミステリー小説大賞参加中! でして、 …

海部守
4か月前

SONO-KOI!

★はじめに諸注意 脚本使用の際は必ず許可を取ること。無断使用に対しては厳しく対応します。 詳細はブログを参照のこと。 他の作品はブログや「はりこのトラの穴」で海部…

海部守
5か月前
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汀(みぎわ)完結しました。

「汀(みぎわ)」 田沼汀子を探してはいけない。 ホラー小説の完結 汀(みぎわ)が完結しました。 なかなか面白いものが書けたんじゃないかなと思います。 田沼汀子とい…

海部守
10か月前
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冬のあほうつかい。

0  亜法。  それは豊かな想像力を源にこの世界に起こり得ない様々な不可能を可能にすることができる魔法である。  その使用者は非常に限定的で恐れを知らず、苦しみを…

海部守
10か月前
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あらすじ

あらすじ  迷宮からの使者ナサインとシビトはその国の王を怒らせる。王は使者の要求を拒み使者ナサインを捕らえようとするがナサインの目の光に怯え動けなかった。ナサイ…

海部守
11か月前
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迷宮の主 第三話

3  石レンガの壁際に向かい合うように座っているナサインとシビトは分厚い木製テーブルの上に並べられた料理を奪い合うように食べていた。 「シビト、お前はそんなに食…

海部守
11か月前

迷宮の主 第二話

2  門を出るとまだ先に門がもう一つあった。石畳の道の両側には花畑が広がっている。 「どうだ?」  若者が大男を振り返る。大男は言葉の意味がわからずに眉を少しだけ…

海部守
11か月前

迷宮の主 第一話

1 「ふざけるな!」  王宮の主は王座より立ち上がり声を荒げた。振り上げたワンドを見下ろした二人組に向ける。  大理石の敷き詰められた謁見の間に控える二人の男。一…

海部守
11か月前

やらない人。

 チーム活動の中でやらない人やなかなか動き出さない人がいる。言われたらやるがベストを尽くしている様子がない。また、理由なく遅れてきたり自分の興味が及ばない練習は…

海部守
11か月前

政権批判を繰り返すことで民主主義は発展することと余剰金が世の中を発展させる。

 皆さんは政権批判をしていますか?  私はやってます。どんな政権でも批判をしています。自民でも民主でも政権を取ったら批判され続けるべきだと思っています。  その上…

海部守
1年前
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人魚奇譚三部作の更新。

CLARISSA・ISABELLA・SIRENAを加筆修正して公開いたしました。 新たに「人魚奇譚」として統一感を出しました。タイトルだけだと何の話だかイメージがしにくかったように思…

海部守
1年前
大谷の財布の中身が気になる。

大谷の財布の中身が気になる。

 日本人はアホである。昔から新しいものが好きだし、野次馬根性が半端ない。さらに心が狭く困っている人には冷たい。中国人は嫌いだが爆買いは大好きである。地球2個分の生活を捨てられずに世界がどうなろうが知ったこっちゃない。

 大谷の財布の中身が気になるやつは本当にどうしようもない。
「お前がそうやって大谷の財布の中身を気にしている間に国の金庫からはお金が盗まれている」
 そう言われても多分理解できない

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「一体いくつまで生きるつもりだ」

「一体いくつまで生きるつもりだ」

 ある政治家が自分も同じくらい年寄りなのに年寄りに向かって「一体いくつまで生きるつもりだ」なんて言っちゃう国に住んでいる。悪気があったのかなかったのかどうかは知らないけれどもう少し丁寧に言えば半分くらいは批判を消せそうなのにノンストップで口に出しちゃうということは脳のブレーキが壊れている証拠。明日は我が身。脳のブレーキが壊れていないか気をつけながら日々暮らしていきたい所。

 さて、年々歳を重ねる

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「先輩は面倒くさい人ですね」

「先輩は面倒くさい人ですね」

 昔、結構昔に一緒に舞台をやっていた後輩から言われたことがある。
「先輩は面倒くさい人ですね」
 こう言われても別に怒ったりしなかったし、妙に納得してしまったので全然面倒くさい人ではないと思うわけだが、本人としても実は自分が面倒くさい人間だという認識はあった。

 まぁ、昔はそんな良い後輩がいたわけですが、気がつけば周りには友人知人は居らなくなったわけである。人付き合いというものが得意でもマメでも

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応援をお願いします。

汀~みぎわ~というホラー小説を書きました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/987156719/159057594
現在開催中の第7回ホラー・ミステリー小説大賞参加中! でして、
そこそこ面白いものが書けていると思いますので一度読んでいただけると嬉しいです。
そして、面白かったよとか気に入ったよと思いましたらお手数ですが投票とお気に入りなどいただけると大変喜ば

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SONO-KOI!

★はじめに諸注意
脚本使用の際は必ず許可を取ること。無断使用に対しては厳しく対応します。
詳細はブログを参照のこと。
他の作品はブログや「はりこのトラの穴」で海部守を検索してください。

SONO-KOI! (そのこい!)
海部守

時:現代

所:日本。主に事務所内。雰囲気としては寂れたビルの中にある小さな一室といった感じ。

□登場人物

一太郎 :辰巳一太郎(たつみいちたろう)。お金持ちには

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汀(みぎわ)完結しました。

汀(みぎわ)完結しました。

「汀(みぎわ)」
田沼汀子を探してはいけない。

ホラー小説の完結

汀(みぎわ)が完結しました。
なかなか面白いものが書けたんじゃないかなと思います。

田沼汀子という怨霊がいました。
昨今の心霊ブームでの需要の高まりと共に、新しい悪霊や怨霊の存在が求められました。そんな中で田村汀子は現れたのでした。しかし、田沼汀子を探した者はそのほとんどが事故や事件に巻き込まれて死んでしまうと言います。
田沼

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冬のあほうつかい。

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 亜法。
 それは豊かな想像力を源にこの世界に起こり得ない様々な不可能を可能にすることができる魔法である。
 その使用者は非常に限定的で恐れを知らず、苦しみを知らず、飽きることも知らず多くの幸福感を持つことを要求される。
 故におよそ全ての亜法使いは子供であり、亜法使いは大人になることで亜法を失う。



「シュミラさまー、まってよー」
 青空の下、積もる雪の上をかける青い髪の子供がいた。

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あらすじ

あらすじ
 迷宮からの使者ナサインとシビトはその国の王を怒らせる。王は使者の要求を拒み使者ナサインを捕らえようとするがナサインの目の光に怯え動けなかった。ナサインは街中で体調を崩し迷宮の主が変わったことを知る。そして、自らが迷宮の主になるべくシビトと共に冒険者を集め迷宮の攻略に挑むのだった。腐りかけの骸骨や半魚人、大蛙、丸虫との戦闘、巨像とドラゴンのプロレス有り、ごろんごろん転がり続ける展開、時々

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迷宮の主 第三話



 石レンガの壁際に向かい合うように座っているナサインとシビトは分厚い木製テーブルの上に並べられた料理を奪い合うように食べていた。
「シビト、お前はそんなに食う必要ないんだけどな?」
 ナサインはシビトのフォークが突き刺した肉を自らのフォークで押さえる。震えるナサインの手と顔にシビトは余裕の笑みを浮かべる。
「フフ」
 薄気味悪く笑ってみせると、勢い良く肉をひねる。ナサインのフォークが外れ宙を

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迷宮の主 第二話



 門を出るとまだ先に門がもう一つあった。石畳の道の両側には花畑が広がっている。
「どうだ?」
 若者が大男を振り返る。大男は言葉の意味がわからずに眉を少しだけ動かす。
「何がだ?」
「懐かしくないか、シビト」
 シビトと呼ばれた大男は鼻で笑う。
「覚えてないな」
 二人は石畳の上を歩いていく。
「ナサイン」
 ナサインと呼ばれた若者はシビトを見上げる。
「腹が減った。何か食わせろ」
 ナサイ

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迷宮の主 第一話



「ふざけるな!」
 王宮の主は王座より立ち上がり声を荒げた。振り上げたワンドを見下ろした二人組に向ける。
 大理石の敷き詰められた謁見の間に控える二人の男。一人は大男だったがバランスの取れた体躯をしている。白いシャツに包まれ下は黒で統一されていた。もう一人は若者で大男より頭一つ半ほど低いがそれでも一般的な男性よりも大きいことには間違いはなさそうだった。大柄の男とほぼ同じような姿だったが、彼よ

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やらない人。

 チーム活動の中でやらない人やなかなか動き出さない人がいる。言われたらやるがベストを尽くしている様子がない。また、理由なく遅れてきたり自分の興味が及ばない練習はサボる。こういう人間は信用ができない。

 また、やらない人は理由付けと文句が多い。理想だけが高く小さなことをコツコツと出来ない。やりたいこととやれることを区別してやれることを一生懸命やろうとしない。

 そして、いざ自分に主導権が回ってく

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政権批判を繰り返すことで民主主義は発展することと余剰金が世の中を発展させる。

 皆さんは政権批判をしていますか?
 私はやってます。どんな政権でも批判をしています。自民でも民主でも政権を取ったら批判され続けるべきだと思っています。
 その上で、どちらがより国民に対して真摯に向き合ってきたのかを比較することも大事だと思うのです。
 いつまでもうだうだと大臣職にしがみつくのではなく、すぐに大臣を辞職したりするのは国民に向き合っている証拠だと思うわけです。
 また、ダメな法案もす

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人魚奇譚三部作の更新。

人魚奇譚三部作の更新。

CLARISSA・ISABELLA・SIRENAを加筆修正して公開いたしました。
新たに「人魚奇譚」として統一感を出しました。タイトルだけだと何の話だかイメージがしにくかったように思えたので。

アルファポリスかはりこのトラの穴さんで見られます。

・人魚奇譚三部作CLARISSA・ISABELLA・SIRENA3部まとめ※アルファポリス。https://www.alphapolis.co.jp/

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