hana

好きなもの:友人、舞台、アイドルが紡ぐ言葉、枕草子。

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記事一覧

前夜の魔物。

「大切な日の前日の夜」に、この文章を書いている。 正直、noteを書いている暇などない。早く明日の準備をして、ゆっくり寝た方がいいことは自分でも重々承知している。 た…

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3か月前
6

パセリ供養。

恋愛ドラマを、深夜にTVerで見てはいけない。 ある日、「ウソ婚」第4話を深夜2時からTVerで再生した私は、その後明け方4時まで眠れなくなった。おかげで翌日行った美容院…

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8か月前
8

本当じゃないあなたも好きよ。

自分がどんな人かが分からない。 分かる部分ももちろんある。例えば、好きなもの。言葉が好き、とか。嵐の二宮くんと、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんと、SnowManのラウー…

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9か月前
8

星逢に寄せて。

七夕と聞くと、無性に思い出す作品がある。 2015年、宝塚歌劇雪組公演、『星逢一夜』。 上田久美子氏の演出の下、早霧せいなさん、咲妃みゆさんのトップコンビで上演された…

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10か月前
4

はしりがき。

この先に書かれていることは、全て2022年11月5日を迎えたばかりの時点での私の思いです。そして、完全に私の思考整理用として書いているので、かなり支離滅裂。めちゃくち…

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1年前
8

#山田涼介誕生祭2022。

嵐の活動休止を境に、1ジャニオタである私はnoteから遠ざかってしまった。 大晦日のライブ含め、書きたいことはたくさんあり…でもあの時に感じたことを表すには、どうにも…

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2年前
6

#ありがとうVS嵐。

※この記事は、『VS嵐』のネタバレを多分に含みます。 最終回。 12月24日。相葉ちゃん、38歳の誕生日。  VS嵐が、最終回を迎えた。  毎週、欠かさず観ていた番組だっ…

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3年前
25

頑張れとは言わない。頑張れ。

 あと1か月弱で、2020年が終わるらしい。  ばたばた転がるように過ぎた1年を、自分なりに振り返ろう。  そもそも去年の今頃、私は何をしていたのだろう。  ・・・あ…

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3年前
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はいからさんが通る。

 先日、初めて東京宝塚劇場に足を踏み入れた。  花組公演、『はいからさんが通る』。  上京して3日目くらいに、初期設定を終えたばかりのパソコンで先着順方式に挑み…

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3年前
6

透き通っていて、鮮やか。

 安藤美保さんという歌人がいる。  私が彼女について初めて知ったのは、おそらく高校生のときだ。  古文の授業の冒頭、先生が紹介してくださった本が、美保さんの歌集…

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3年前
25
前夜の魔物。

前夜の魔物。

「大切な日の前日の夜」に、この文章を書いている。
正直、noteを書いている暇などない。早く明日の準備をして、ゆっくり寝た方がいいことは自分でも重々承知している。
ただ、何となく、「前夜」には魔物が居そうな気がする。

少し前まで卒業論文を書いていたときもそう。
提出日にソワソワが発生するかと思いきや、一番身を削られたのは、提出日前日の夜だった。準備は間に合うのか!?という、タイムレースみたいな不

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パセリ供養。

パセリ供養。


恋愛ドラマを、深夜にTVerで見てはいけない。
ある日、「ウソ婚」第4話を深夜2時からTVerで再生した私は、その後明け方4時まで眠れなくなった。おかげで翌日行った美容院では爆睡し、美容師の方に謝り倒して帰って来た。
このnoteは、「ウソ婚」進藤将暉に感情移入してしまった私が、どうにかこうにか進藤くんを昇華、いや、供養しようとして書いたものである。原作未読につき、色々と解釈の不足があるかもしれ

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本当じゃないあなたも好きよ。

本当じゃないあなたも好きよ。

自分がどんな人かが分からない。

分かる部分ももちろんある。例えば、好きなもの。言葉が好き、とか。嵐の二宮くんと、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんと、SnowManのラウールさんが好き、とか。宝塚だと花組が好き、とか。好きな色はピンクと白、とか。

でも、例えば好きな食べ物となると、話は別だ。表の回答と裏の回答がある。
私は、人から「好きな食べ物は?」と聞かれたら、「エクレアと苺」と答え

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星逢に寄せて。

星逢に寄せて。

七夕と聞くと、無性に思い出す作品がある。
2015年、宝塚歌劇雪組公演、『星逢一夜』。
上田久美子氏の演出の下、早霧せいなさん、咲妃みゆさんのトップコンビで上演された、宝塚の中では「日本物」に分類されるミュージカルだ。

作品紹介 | 雪組公演 『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ (hankyu.co.jp)

あらすじにつ

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はしりがき。

はしりがき。

この先に書かれていることは、全て2022年11月5日を迎えたばかりの時点での私の思いです。そして、完全に私の思考整理用として書いているので、かなり支離滅裂。めちゃくちゃだと分かった上で書いてしまっています。
そして、思いが強い分、読んでいて苦しくなったり、しんどくなってしまう方もいらっしゃるかなと思うので…その場合は、どうかこの記事を閉じていただければ幸いです。

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#山田涼介誕生祭2022。

#山田涼介誕生祭2022。

嵐の活動休止を境に、1ジャニオタである私はnoteから遠ざかってしまった。
大晦日のライブ含め、書きたいことはたくさんあり…でもあの時に感じたことを表すには、どうにも語彙が追いつかなかったのだ。
その時から今日までで1番大きな変化は…自担が増えたこと。
ということで、今日はその方のお話をさせてください。

山田涼介さん、29歳のお誕生日おめでとうございます。

ありふれた世界なら君はいない。

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#ありがとうVS嵐。

#ありがとうVS嵐。

※この記事は、『VS嵐』のネタバレを多分に含みます。

最終回。 12月24日。相葉ちゃん、38歳の誕生日。

 VS嵐が、最終回を迎えた。

 毎週、欠かさず観ていた番組だった。
 VS嵐があるから木曜日だった。おかげで笑顔でいられた。
 受験のときも、どうしても封印できなかった。

 今、どうにもしがたい喪失感を胸に、記事に向かっている。

ウチららしく。 最終戦、嵐は勝てなかった。
 いわゆ

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頑張れとは言わない。頑張れ。

頑張れとは言わない。頑張れ。

 あと1か月弱で、2020年が終わるらしい。

 ばたばた転がるように過ぎた1年を、自分なりに振り返ろう。

 そもそも去年の今頃、私は何をしていたのだろう。

 ・・・ああ、模試か。

 そう、1年前の今、私はまごうかたなき受験生だったのだ。

高3、冬の切実。 高3の冬は、精神的にかなり削られる時期である。

 センター試験(当時)の黒本は解けない、年末年始のテレビは封印。

 友達と話す時間

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はいからさんが通る。

はいからさんが通る。

 先日、初めて東京宝塚劇場に足を踏み入れた。

 花組公演、『はいからさんが通る』。

 上京して3日目くらいに、初期設定を終えたばかりのパソコンで先着順方式に挑み、初めてチケットを取ることが出来た。

新生花組! 明日海りおさんが大好きな私にとって、花組は特別な組だ。

 プロローグの幕が上がる瞬間の華やかさ、組子の皆さんのきらめきに、目を奪われる。

 柚香さんは、なぜあんなに発光しているのだ

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透き通っていて、鮮やか。

透き通っていて、鮮やか。

 安藤美保さんという歌人がいる。

 私が彼女について初めて知ったのは、おそらく高校生のときだ。

 古文の授業の冒頭、先生が紹介してくださった本が、美保さんの歌集『水の粒子』だった。

 表題作になった美保さんの歌を口にしたときの、先生の﨟長けたお声を、今でもはっきりと覚えている。

 ・・・美保さんは、どのような世界を見ていたのだろう?

 無性に気になり、脳裏から離れなくなったその歌集を求め

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