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#映画
映画『ガーンジー島の読書会の秘密』
これはもう、言うことなしで私の好みにぴったりの映画でした。冒頭20分で、物語の世界に心をガシッとつかまれてしまいました。そして、最後まで見終わった今、この映画が大好きだと、何度も何度も声に出したくなる、そのくらい、いい映画でした。
1940年冬、ナチスドイツの占領下にあったイギリス領ガーンジー島。ドイツ軍に家畜もラジオも奪われ、郵便も止められて人々は完全に孤立状態の中で寒さと飢えに震えて暮らして
映画「ノマドランド」
ノマドランドを観てきました。
内容はこんな感じです。
企業の破たんと共に、長年住み慣れたネバタ州の住居も失ったファーンは、キャンピングカーに亡き夫との思い出を詰め込んで、〈現代のノマド=遊牧民〉として、季節労働の現場を渡り歩く。その日、その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく──。
アマゾンの倉庫や、自然公園での季節労
映画『ガザの美容室』
女たちでにぎわう美容室。忙しく髪にブラシをあてて働く母親に少女が訴える。「外へ出たい」「少しだけ」 母親の美容師は厳しく答える。「ダメ、奥で宿題をしなさい。」何とも言えない閉塞感につつまれたシーンで映画ははじまった。
https://youtu.be/6TqBOSVLWww
外はいつ戦闘が始まってもおかしくない、というか、ここガザには日常的に戦闘がある。そんな中で暮らす女性達が髪を整えてもらう
映画『世界で一番ゴッホを描いた男』
何か残酷な結末が待っているのではないか、そんな予感があった。そうはあって欲しくないと祈るように最後まで見終わり、後味が悪くなかったことにほっとした。これが、ドキュメンタリーかと思うほど、人物に魅了された。
中国最大の油絵村、大芬(ダーフェン)20年もゴッホの複製画を描いてきたというシャオヨン。来る日も来る日も狭くて暑い工房でゴッホを描く。ヒマワリ、ジャガイモを食べる人々、ゴッホの自画像、…壁一面
考え続ける#Black lives matter 映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』
映画の最後、キング牧師の言葉が字幕に流れていく。
人種差別に暴力で闘うのは愚かなことである。暴力は破滅に至る。らせん状な下り階段で“目には目を”の思想はすべてを盲人に導く。暴力は敵の理解を求めず敵をはずかしめる。暴力は愛ではなく憎しみを糧とし、対話でなく独白しか存在しない社会を生む。そして暴力は自らを滅ぼし!生き残った者のこころには憎しみを暴力を振るった者には残虐性を植えつける。〈マーティン・ル
最近観た映画いろいろ#Black Lives Matter
アラバマ物語
1932年、南部のアラバマ州。弁護士フィンチは暴行事件で訴えられた黒人トムの弁護をするが、黒人差別が根強い町の人々は黒人側に付いたフィンチに冷たく当たる。アラバマ物語は多くの人が読むアメリカでスタンダードな小説であるということで、まずはこの古い映画を観た。アメリカの人種差別の歴史を知ることで、この問題の根深さがわかる。
ブラック・クランズマン
スパイク・リー監督、第71回カン