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#短歌

[短歌]明日には笑えるやろか 明日には

[短歌]明日には笑えるやろか 明日には

明日には 笑えるやろか 明日には
東京の夜 月も見えない

この夜は あなたに出会えた 夜だから
いつもの道に 月が届くの。

第14回 井戸短歌会「写真で一首」にて。
字はおおのゆうや(https://note.com/langeech)。素晴らしい。
短歌会の様子はPodcastでUpしています。(こちらは第13回のもの)
第14回のものも後日Upされます。

元々、別々に作った短歌だけど、並

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(短歌)その手から

(短歌)その手から

その手から 解き放たれて 飛んでいき
     辿り着くのは 神のふところ

聖書全体を詠む
創世記から黙示録
創造から完成
それを一つの短歌にそっと詰めて。

『透明感』(絵)

『透明感』(絵)

ガラスより
緑に透ける
葉の方が
僕には透明を
感じさせる

この一枚、一枚が大きな木を、森を作っている不思議。
そして一つとして同じものはなく、全てが精巧に作られている不思議。
その知識で世界はさらに美しく。

推し漫画短歌 #推し短歌

推し漫画短歌 #推し短歌

アオアシ

アオアシの一場面です。半端ないです。アオアシ。
セリフの一つ一つが深すぎて、魂にビンビン響きます。
いつも想像を超えて、素晴らしい今日を与えてくれます。

もう一つ。大事なことなので。

モディリアーニにお願い

美大の若者たちの物語。泣ける。

鈴木先生

葛藤の末にたどり着く"答え"に、大きく影響されています。
特に大きかかったのは恵まれていることが辛いということ。
非行などに追わ

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出産連歌

出産連歌

出産連歌

出産のときの一連を短歌に

(前の日の晩、僕の実家でご飯を食べていた)
テレビ見る 妻と娘の 後ろから
名前はこれで いこうとささやく

「うん。明日は、絶対ないと思います!」
 そう言う妻は8時間後に、、、

まだ明けぬ 夜の内から その時は
一人静かに 始まっていた

僕の名を呼ぶ妻の声 飛び起きて
タクシー会社は 営業 終えて

母の名を呼ぶ僕の声 飛び起きて
車、飛ばし、道 間

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穏やかな暮らしの幸せの短歌(絵本?)

穏やかな暮らしの幸せの短歌(絵本?)

お題:
「特別に幸せでくてもいい、平凡でありきたりだけど穏やかな暮らしがしたいという気持ちを短歌にしてください。」

返答の短歌
「カチッシュボ コポコポコポコポ シュッシュッシュ
 トクトクトクトク ふー、くるくる」

このお題で短歌会をした。
お題は木下龍也さんの「あなたのための短歌集」より使わせていただきました。
とっても褒められて嬉しいので、載せたいと思った。
誰かが苦しい時、寂しい時にふ

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あいうえお短歌 た〜と

あいうえお短歌 た〜と

あ〜おはこちら!
か〜こはこちら!!
さ〜そはこちら!!!

『た』
たくさんの 人に囲まれて 笑ってる
エンターテイナー 我が娘なり

『ち』
「ちーちゃんの!」成長したなと 涙ぐむ
しかしそれは 父の眼鏡だ

『つ』
造られた 世界は全部 君のもの
好きに愛して 感動し尽くせ

『て』
「て!」と出す 君の右手は 冷たくて
僕の手で少し 温(ぬく)めてからゆけ

『と』
とれたての 特大しいた

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あいうえお短歌 さ〜そ

あいうえお短歌 さ〜そ

あ〜おはこちら!
か〜こはこちら!!

『さ』
さっきから 何かゴソゴソ してるよねぇ?
私の書斎に 散らかる書類

『し』
しゃーない、しゃーない そんな急に君が
近づいたら猫も びっくりするさ

『す』
すごいねと 言われて歌う 「こぞーりーて」
『もろびとこぞりて』 「こぞりて」部分

『せ』
世界中 どこをさがしても あなたほど
元気に絵本を 指差す子はなし
(「ど・れ・が・す・き?」「こ

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短歌28  心

短歌28 心



箴言4章後半から心を見つめることを短歌に
心を殺すな。誰かのも、自分のも。
心から湧いて溢れる喜びを待て。

わたしの子 わたしのことばを 聴きなさい
耳を傾けて見失うな

心の中 それを見出す 者のとり
いのちとなり癒やしとなるのだ

そのほかの 何よるあなたの 心を見張れ
いのちの泉 そこから湧いて

曲がる口 歪んだこと言う くちびるは
あなたからすぐ 遠ざけるがよい

目を前に まぶ

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曲短歌『3月9日』

曲短歌『3月9日』

改めて聴くと名曲すぎて、
短歌にしたくなりました。
じっくり味わうために。

卒業する皆さん、おめでとうございます。
これを聴くと自分の卒業式と、1リットルの涙を思い出します。

離れゆく あなたとの日々 忘れない
声を枯らして 3月9日

流れてく せわしく過ぎる 日々の中
私とあなた 夢を描いた

溢れ出す 光の粒が 少しずつ
3月の朝 暖めていく

新たな世界の入り口で気づいた ことは一人じ

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短歌27 2/6

短歌27 2/6

27

丁寧に 心を言葉に ひとつずつ
空に浮かべて 心に湧くを待つ
(静かな団地を歩いている。
何かを祈りたいけど、言葉が出てこない。
心に浮かんだ言葉を、ぽつり、ぽつりと、口にする。
そして心に湧いてくる「ことば」を待つのだ)

僕のため 神が造った この世界
隅から隅まで じっくり楽しむ

あなたが まぶたのうらに いることで
どれほど強く なれたでしょう

時にうまくいかないこともあるけれ

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