2023年 12月20日 水曜日 徒然日記 著書「きみはポラリス」(三浦しをん)と自分と恋愛と同性愛について…

皆さん、おはようございます。徒然日記のお時間です。今日もここから、つらつらと綴っていきたいと思います。最後までお付き合い下さると嬉しいです。

今日は昨日よりかは暖かくなるみたいですね、少しだけど過ごすのが楽そうです。

さて、今日も昨日読んだ本のご紹介と感想を書いていこうと思います。
タイトルは

「きみはポラリス」
三浦しをん

きみはポラリス

という本になります。
内容は恋愛ものの短編集です。中には色々な物語が描かれています。
同性愛、片思い、三角関係、信仰…恋愛経験の乏しい自分は共感できるものが少なく、ちょっと読むのに手こずりました…

因みに短編集でありながら、「きみはポラリス」というタイトルの物語は入っていません。ちょっと珍しいですね。

中でも飼い犬の主人に対する愛を描いた「春太の毎日」という物語は面白かったです。鈍い自分は最初は犬目線で書かれていると、気づきませんでした…

同性愛には昔、とても抵抗がありました。そんなのあり得ないとか、イケない事だとか…
でも、三島由紀夫の「女形」という歌舞伎を舞台にした物語で、女形の男性が監督に恋してしまうという話を読んだ時、とても美しく描かれていたので、そういう世界もあるんだなぁと、かなり寛容になりました。

恋愛経験の乏しい自分と言いましたが、こんな自分にも「モテ期」はありました。
調理の仕事をしていた時、研修でやってきた女の子が二人いて、先輩に「あの子たちお前に気があるんじゃないか?じっとお前の事見てるぞ」って言われたことがあります。
研修の最終日、ちょっと個人的に二人とも挨拶に来てくれたけど、何て声をかければいいのか分からず、結局実りませんでしたが…

あとは、同性愛にはちょっとした思い出があります。
昔、(まだモテ期だった頃)に、夜の歓楽街を一人プラプラと歩いていたら、オカマの人に一目惚れされてしまい、その人が経営しているお店まで、強引に連れていかれてしまいました。
うつが酷かった自分は半ば捨て鉢で、ひょいひょいとついて行ってしまいました。
でも、不思議と誰かに好意を寄せられるというのは、悪い気はしませんでした。相手はオカマでもむしろ少し嬉しかったです。「ホストのコかと思った」とか言われましたが(笑)

で、店で何されたわけではありませんが、ちょいと怪しい事をされて(具体的にはちょっと書けない…)、お酒を強引に飲まされました、「もっと男を上げなさ~い」って。
そこでカラオケもあり、サザンオールスターズの「 OH, GIRL(悲しい胸のスクリーン)」という曲を歌ったら、喉の調子も絶好調で「上手い!」ってウケが良かったです。オカマだから男性だけど「GIRL」ってのがミソです。

そして、結構お酒を飲まされて気づいたら寝てしまい、起きたら電車に乗ってました。そこまでの記憶は全くありませんが、5000円くらい取られました。でも、決して嫌な思い出ではありません…

まぁ、そんな事も思い出させてくれた本でした。
甘い恋物語に浸りたい人にはお勧めの一冊です。読んだら自分の中の小さな恋心に気付くかもしれません…何て事を思う今日この頃でした。

追伸
という訳で今日の一曲…
サザンオールスターズ OH, GIRL(悲しい胸のスクリーン)


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