女性社員を女性として見ないことも重要
こんばんは、アドバイザーのこうたです。
今回は、女性の気持ちも理解しようぜ、でも男の気持ちも分かってね、という内容です。
どの職場でも、一定の割合で「○○社員には気を遣う」といった声が上がります。
いわゆるゆとり世代、昭和上司が代表的ですが、それらに並ぶのが女性社員です。
そして女性社員からすると、数の多い男性社員に気を遣う。
この原因は、お互いを異性として強く認識してしまっているからです。
1.女性社員の存在
「職場に美人がいることで男の作業効率(実績)は向上するのか?」という研究は昔から行われています。
研究結果がバラバラで、プラスだという結果もあればマイナスだと真逆の結果を出していることも。
私の経験で言えば、マイナスです。
モチベーションは上がるかもしれませんが、輪を乱す要因にもなり得ます。
男はカッコつける生き物です。
そしてカッコつけるとロクなことになりません。
脳内が、本来なら仕事で埋め尽くされるはずなのに、そこに女が入ります。
意識すればするほど、脳内の支配範囲は広がっていくことでしょう。
そして女性を理由にモチベーションが向上したとして、その女性が退職する、もしくは誰かと付き合ったなどが発生した場合。
一気にモチベーションが下がるのは目に見えていますよね。
私は幸か不幸か、行く先々の職場に女性がいません。
今でもヘルプで様々な現場へと赴きますけど、本当にいない。
たまにいても結婚しています。
私が全国一位になり、代表として結果を示せている理由の一つに、「女性がいなかった」というのが間違いなく入ることでしょう。
プレイベートにも存在しませんから、100%を会社に費やせます。
まあここまでいくとマイナスになるのですが…………
話が逸れました。
つまり言いたいのは、女性を意識すると思考や結果に変化が起きるということです。
良い変化はあっても、安定しないのが基本です。
2.女性は気を遣われたいと思っていない
たとえば部に自分1人しか女性がいなかったとします。
この状況になると、男性は必要以上に気を遣ってしまう傾向にあるのです。
同僚や先輩は大変な仕事を必要以上に受け持ったり、上司はやりすぎないように過度な調整をします。
でも、女性側もスキルアップを目指したり、自分の限界に挑戦したりと仕事に取り組む姿勢は男性と変わらないのです。
舐めたやつは舐めているし、真面目な人は真面目。
そこに性別の差はありません。
稀にチヤホヤを好む女性はいますけど、それは舐めた男性社員と同じ。
こちらも性別の違いではありません。
ここでもう一度、よく考えてみてください。
気を遣われて当然だと思う女性ってどう思いますか?
ムカつきません?
それなのになぜ気を遣うのか。
矛盾ですよね。
気を遣う理由として挙げられるのは、扱い方が分からないから。
この記事を今読んでくれている人が女性なら、考えてみてください。
たとえば女性ばかりの職場に、男性が1人。
あなたは適切に扱える自信がありますか?
男性多数の女性少数が目立つだけで、実際その逆も同じくらいツラいものです。
この時の男性も、決して気を遣われたいとは思いません。
むしろ少数派のほうが気を遣います。
女性は女性で、「やっぱり女だな」と思われたくなくて神経質になる。
男性なら、邪魔者扱いされないように必死になる。
このように、多数派が気を遣うこと自体が無意味かつ矛盾した行為なのです。
3.女性を恐れる男も少なくない
しかし一方で、『過剰なハラスメント認定』を恐れる男性もいます。
他にも、女性側が結託することで起こる社内の問題も少なからずあります。
この恐怖を作り出しているのは女性側です。
もちろん、本人が問題とは限りませんが、たまにチラつかせる人もいます。
女性が気を遣う必要があるとしたら、この点を覚えておきましょう。
自分は都合よく女を利用していないか。
これは無意識かつ友人などの環境が引き出させてしまうケースもあります。
正直、私もたまに察知することがあります。
業界で見ても、それを利用して退職に追い込んだ女性もたくさん見てきました。
結論、女性側も男性の心情を理解はしてあげましょう。
4.仕事で性別を意識することが間違っている
私は以前紹介したように、性別で人を決めることはしません。
脳を含めた能力で決めます。
能力が高いのに気を遣われて発揮できないのはもちろんのこと、まだ発展途上なのに気を遣われては、成長する機会を逃します。
将来有望な芽を潰してしまうことになるのです。
企業によって、見た目で女性の採用有無を決めるところがあります。
自分の会社ですから否定はしませんが、そういう性別的判断をする時点で、業務上でも平等であるわけがありません。
合理的じゃないですしね。
男女比は気にしても、男が能力や存在で気にするのはやめましょう。
無能な男性、多いです。
そして女性側は、もし後輩が女を利用していると知ったら、それを叱るぐらいのことはしないとなりません。
それが女性側のできる働きです。
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