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文化編

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【青森の祭り前編】青森三大ねぶた

【青森の祭り前編】青森三大ねぶた

 8月上旬、東北地方は祭りが一斉に始まります。梅雨が明けて暑さに負けないほど七夕で東北地方の祭りを取り上げましたので、下に掲載したリンクからお読みください。

 今回は、記事では書ききれなかったねぶたの魅力について語ります。青森県西部の津軽地方では8月上旬に各地でねぶた祭りが行われており、その中でも、青森市、弘前市、五所川原市で行われているねぶたが、「三大ねぶた」と言われています。三大ねぶたには、

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弘前は、なぜフランス料理店が多いのか?

弘前は、なぜフランス料理店が多いのか?

 青森県西部にある津軽半島。中心都市の弘前市のシンボルが弘前城。1882年、旧弘前藩士の菊池楯衛が城内に1000本もの桜の木を植えたことが始まり。1918年以降、毎年お花見が開催されています。例年、ゴールデンウィークになると桜を求めて全国から200万人もの観光客が集まります。2023年は4月7日に開花宣言が出てました。平年より15日早い開花宣言は観測史上1位の早さです。4月13日に満開になり、現在

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青森の郷土料理を食す旅

青森の郷土料理を食す旅

 西は日本海、東は太平洋、北は津軽海峡の三方向を囲む海。中央部の奥羽山脈を境に西と東で異なる気候。西側は豪雪地帯、東部は乾燥していて晴天が多い冬と、親潮という寒流から北東方向へ吹く冷たい風「やませ」の影響で低温高湿な夏の気候。こうした環境から、豊富な食材を確保でき、さまざまな郷土料理が存在します。
 今回は、貝焼き味噌、けの汁、せんべい汁、いがめんち、十和田バラ焼きの5品を食べました。

貝焼き味

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なぜ弘前でリンゴの生産が盛んなのか?

なぜ弘前でリンゴの生産が盛んなのか?

まとめ リンゴの生産量日本一を誇る弘前市。冷涼で寒暖差の大きい気候から、明治時代以降リンゴの栽培が盛ん。アップルパイ、シールドなどリンゴを使ったお土産もオススメ。

 年中スーパーで見かけるりんごのほとんどが青森県産。青函連絡船が往復していた時代には、青森市の商店街でお土産として海鮮物とともにりんごが多く売られており、青森県の名物はりんごである歴史が長く続いています。
 生産量は青森県が46.3万

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岩木山周辺はパワースポットの宝庫

津軽半島のシンボル、岩木山。地元の方々の信仰も深く、岩木山神社では、毎年お山参詣が行われています。

岩木山 弘前駅からバスで40分。岩木山神社へ向かうバスの途中には、「津軽富士」と呼ばれるほど美しい円錐状の形をした山体が眺められます。雪が積もった山体は、まるで富士山。標高は1625mで青森県で最も高い山。8合目までは、津軽岩木山スカイラインという有料道路(普通自動車往復1830円、軽自動車152

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